シェイ組立日誌(5)

*写真をクリックすると大きく見えます。

    

2008/01/03

カップラー
 前部のカップラーは後部のカップラーと同じものですが、組もうとしてパーツを確認したところ、カップラー本体が収まる「日」形のパーツが見当たりません。私がなくしたのか元からなかったのか定かではありませんが、ないものは作るのが私の趣味みたいなものですから、さっそく製作にかかりました。
 全て0.5ミリの真鍮板から切り出し、ハンダ付けしました。写真の右が今回作成したものです。
 左のテンダーに付いている正規のパーツに比べると、板が少し厚すぎたのとナットが大きすぎたようですが、まあこんなところかと満足しています。
 ナットの表現は板に開けた穴に0.6ミリの真鍮線を刺し、そこに外径0.9ミリの真鍮パイプをはめてハンダ付けしています。
 出来上がったものは動力床板にネジ止めですが、床板に開けられた穴は少し前過ぎ、しかもネジが切ってありませんでした。開いている穴の2ミリほど後ろに1.4ミリのネジ穴を開けなおしました。

2008/01/04



床下、フロントビームのディテール
 床下に左右のステップ、空気分配器、小エアータンクを付けました。
 トラス棒は後の工作の邪魔になるので後回しです。
 フロントビームにエアホース、解放テコ、テスリを付けました。テンダーのエンドビームと同じ要領です。
 余白を利用して余談ですが、このホームページの更新作業をした後、翌日の工作の手順を考えながら大まかな工程を日誌に書き込んでいます。
 これからのパイピングなども、順序を間違えるとやり直しをしなければならなくなったりするので、結構役に立ちます。
 翌日実際に工作をやると、当然予定通りにはいかないので、日誌の内容を書き変えたり書き足したりしてホームページの更新をしています。

2008/01/05





パイピング(1)
 給水ポンプを付けようとしたら先に給水管を済ませておいたほうがよさそうに思え、後回しにすることにしました。
 ボイラーに近い順序でパイピングします。
 (1)砂撒き管…0.4ミリ・真鍮 (ついでにハンドレールのナップもハンダ付けしておきました。)
 (2)送水管(右)…0.6ミリ・洋白 (ステーを自作してエンジンカバーの上に付けました。)
 (3)エアーコンプレッサーの空気管(左)、エアータンクの空気管(右)…0.5ミリ・真鍮
 (4)コンプへの蒸気管(調圧器)…0.6ミリ・洋白
 (5)コンプ裏からキャブへの空気管…0.5ミリ・真鍮
 上記の蒸気管(0.6ミリ洋白線)に付けた調圧器はこのキットに入っていたものであるにもかかわらず、もともとこのキット用に作ったものではなくて、線に付ける形状にはなっていませんでした。ボディーに付けるための足などを削り取り、1.2ミリ厚のパーツに0.6ミリの穴を開けました。われながらよくぞ上手くいったと思いました。この調圧器の穴あけ作業なんぞは、昨日考えていた手順の予定外のものでした。
 エアーコンプレッサーへのハンダ付けは、ハンダごてをコンプに大きく接触できず、なかなか温度が上がらずハンダがきれいに流れません。そこで、近所のバイクモデラーから戴いた取って置きの低融点ハンダを使い付けました。電子部品のハンダ付けなどに使うそうですが、隣接の他の部分のハンダ付けが取れる心配もなくしっかり付けられます。

2008/01/06





パイピング(2)、給水ポンプ
 昨日の続きのパイピングです。
 インジェクターを付けようとして、昨日付けたばかりの調圧器とコンプレッサーを結ぶ0.5ミリの蒸気管がインジェクターからチェックバルブへ行く送水管に当たることがわかりました。やれやれ。仕方がないのでコンプへの蒸気管を取り去り、曲げを大きくしたものに取り替えました。
 (6)インジェクター、インジェクターからチェックバルブへの送水管…0.6ミリ・洋白
このロスト製のインジェクターにパイプがつながる箇所の穴が開いていません。イモ付けではすぐに取れるので、頑張ってドリルで穴を開けました。
 (7)ランボードの下を通ってテンダーからインジェクターへ来る送水管…0.6ミリ・洋白
 (8)インジェクターへの2本の細管…0.4ミリ・真鍮
この細管は、インジェクターにつながる部分が穴を開ける太さもないので、真鍮線をU字形に曲げてキャブの中から二本突き出した形でキャブにハンダ付けし、インジェクターに接したところで真鍮線をカットしてハンダ付けしました。真鍮線とインジェクターはイモ付けです。
 (9)インジェクターからの排水管…0.5ミリ・洋白
 これで給水ポンプを付けられる状況になったので、ランボードに給水ポンプを付けました。
 給水ポンプは、ランボードの上に横に寝かせた形で置いてありますが、このパーツがいけません。ロスト製ですが、まるで真鍮の湯が行き渡っておらず、上部のディテールは全く出来ておらず、のっぺらぼうです。また、ピストン棒・テコ(?)のパーツが収まるべき部分がなく、取り付けができません。
 上部のディテールは真鍮版を切った四角いものと、ネジの頭を整形した丸いものとをそれらしく付けておきました。ビストン棒がないのはまずいので、前後左右の4つのシリンダーに0.5ミリの穴を開け、0.5ミリ真鍮線を2本通しておきました。
 蒸気管や給水管をつなぐ0.6ミリの穴も開けておきました。
 ロスト製のテコはそのままではピストン棒に付けられないので、ステー(?)に0.5ミリの穴を開け、そこに真鍮線を差し込んでハンダ付けし、その真鍮線をコンプの台座に開けた穴に刺してハンダつけして固定し、そのうえで2本のテコの先をそれぞれピストン棒にハンダ付けしました。
 出来上がった給水ポンプはランボードにハンダ付けですが、これも台座に1ミリの穴を開け、真鍮線を通してハンダ付けして足を作り、足をランボードの穴に刺して裏からもハンダ付けしました。ランボードの上側でもハンダ付けしています。
 (10)給水ポンプ−キャブの蒸気管…0.5ミリ・真鍮
 (11)ランボードの下を通ってポンプまでくる給水管…0.6ミリ・洋白
この給水管は一本で作るのは難しかったので、ランボードの上と下は別々の線で作り、ランボードの穴の中で接しています。