4-2-0製作日誌(8)

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2005/01/23



フロントデッキ(1)
 下回りに戻ります。
 フレームに直にフロントデッキを付けると、先輪のスプラッシャーカバーがデッキの裏に当たるので、間に1ミリの真鍮板を挟みました。
 できるだけ車両の長さを詰めたいので、フレームの先端を1.5ミリ短くしました。
 デッキは0.8ミリ板で作りました。エンドビームは0.5ミリ板です。カウキャッチャーを付けるので、カップラーは取り付けません。
 デッキと上回りとの整合性を確認するために上回りを止めようとしたところ、先台車センターピン兼上回り・下回り結合用のネジ(市販の2ミリネジで長さが15ミリ)の長さが僅かに足りないことがわかりました。これ以上長い2ミリネジは持たないので、2ミリの洋白線をダイスでネジ切りし、20ミリのネジを作りました。捻じ切ってしまわないように、こまめに行きつ戻りつしながら、油を差しながら、気長に切りました。

2005/01/24



フロントデッキ(2)カウキャッチャー
 弁慶号改4-4-0の改造の時に作ったカウキャッチャーが気に入っているので、同じように作りました。斜めの材は、本当は角棒ですが、丸線のほうが工作し良いのと、すっきり仕上がるので、このようにしました。
 枠は0.8ミリ板、斜めの棒は1ミリの真鍮線で作りました。
枠は真鍮線が入る穴を普通に開けて真鍮板から切り出し、折り曲げる箇所にヤスリで溝を切って曲げ、その後、穴をドリルの刃で揉んで斜めにしました。上部の真鍮線を受ける部分も、細い丸ヤスリで削っておき、真鍮線を通してハンダ付けしました。
 一度経験済みなので、一気に出来てしまいました。

2005/01/25

モーションプレート、弁装置
 0.5ミリ真鍮板でモーションプレートを作りました。フレームに1.4ミリネジで止めました。
 バルブ棒は、0.5ミリの洋白線をバルブ室に開けた穴に差し込むだけの構造を考えていましたが、このあたりは人の目が行きやすいところなので、バルブ棒の関節までは1.4ミリの真鍮線をドリルレースして、それらしく作りました。洋白線を使いたかったのですが、適当な太さのがなく、真鍮線になりました。塗装時に、メタリックカラーを塗ってやりましょう。
 次にバルブ棒とクランクを付けました。クランクは0.5ミリの洋白板、クランクシャフトは0.8ミリの洋白線で作り、ハンダ付けしました。モーションプレートのネジ頭を避けて曲げましたが、ランボードの陰でほとんど見えないはずです。バルブ棒をクランクに付けるピンは省略し、バルブ棒を曲げてクランクに差し込みました。本当は作りたかったのですが、1ミリ線の横に0.5ミリの穴を開けるという細かい工作にをやるには腕がともないませんでした。
 洋白線のバルブ棒の前端は、シリンダーブロックの付けたバルブ棒前半の関節部に差し込んであるだけです。ここで外れます。

2005/01/26

ブレーキシュー
 さて、問題のブレーキシューです。
 どうやってフレームに取り付けるか思案しましたが、左右の釣腕を結ぶ1ミリの真鍮線で作ったシャフトを0.3ミリ真鍮板で作った押さえ板で押さえることにしました。押さえ板は1.4ミリネジ2本でフレームに止めました。
 動輪を着脱するときにはシャフトを軸に回るので、邪魔にはなりません。また、動輪との隙間の調整も簡単です。しかも、かなりしっかり止まっているので、走行中に動く心配もなさそうです。シャフトの両端には、1.4ミリ真鍮パイプをはめ、太く見せてあります。
 シューは釣腕と一体で1ミリの真鍮板から作り、ヤスリと糸鋸で整形しました。少し大きすぎたかもしれません。
 ブレーキ梁は0.8ミリの洋白線で作り、両端を細くして釣腕の下端の穴にはめています。ハンダ付けをするとフレームから抜けなくなるので、はめてあるだけです。

2005/01/27





スプラッシャーカバー(動輪)、フロントデッキ(3)ランプ掛け
 構造上、動輪のスプラッシャーカバーはランボードの裏に付けるしかありません。
 0.3ミリの薄板で作りたいし、ランボードに接する部分は、フランジとの接触を避けるために欠き取らなければならず、強度上の心配がありました。そこで、欠き取り部分の板を切り取らずに折り曲げて、ランボードにハンダ付けをする補強材としました。また、真鍮より硬い洋白板を使いました。
 壊れやすいので後回しにしていた煙室とデッキ先端を結ぶ支え(?)を付けました。1ミリの真鍮線で、煙室側の先端は、たたいて平らに加工しました。普通、この支えは煙室側に付けるようですが、煙室にしっかり付ける自信がないので、デッキに穴を開けて付けました。
 左右のランプ掛けは2ミリの真鍮線をドリルレースで削って作りました。
 全部組上げ、集電シューとスプラッシャーカバーの接触によるショートなどを修正し、若干手を入れると、よく走るようになりました。
 これでカマ側は、ドレンコックなどの一部を残し一応完成です。