4-2-0製作日誌(1)

*写真をクリックすると大きく見えます。

    

2004/11/23



スケッチ
 2E2の超大型機も完成し、走りも安定し手を掛けるところもなくなりました。
 また、このホームページを作っているデスクトップパソコンと、かみさんが使っているノートブックパソコンの2台を、一度に買い替えましたが、ソフトや周辺機器も含めて、こちらもどうやら落ち着きました。
 こうなると暇を持て余すことになるので、次の機関車を作りたくなってきます。とは言え、2E2でちょいとくたびれたので、今度は軽いものをと考えました。
 車輪の在庫を見ると、2E2に使った残りの16.5ミリのギヤ付き動輪(1850用)がひとつと、スポーク車輪がいくつかありました。8.5ミリの内台枠用を2軸と9.5ミリの外台枠用を2軸使います。幸い、マシマの小さいモーターも見つかりました。
 動輪が1個しかないのであれば、シングルドライバーということになりますが、以前に、動輪まで自作した英国風のものではなく、西部劇風、ボールドウィン風の4-2-0を作ることにしました。
 そうすると、あと、ギヤケースが欲しくなるので、A8用のギヤケースを岡山模型店に注文しました。
 方眼紙に、1/1のスケッチを描いてみました。こんなイメージで作りたいと思います。

2004/11/24

フレーム(1)
 まずはフレームからです。1ミリの真鍮板から切り出しました。
 いつもは、フレームの外幅は12ミリにするのですが、今回は動輪は可動させないので、あそびをなくして12.5ミリの幅にしました。
 切り出したパーツを並べてみましたが、これだけだと強度不足になりそうなので、梁(兼ドローバー取り付け板兼集電ブラシ取り付け板)を付けることにします。以前作った英国風シングルドライバーで、左側も動輪から採ってやらないと不十分だった経験から、今回もブラシで集電します。非駆動輪は、どうしても汚れが溜まりやすいですね。

2004/11/25

フレーム(2)
 昨日切り出した左右のフレームをハンダで仮付けし、ヤスリで整形した後バラして写真のように組み、ハンダ付けしました。アルミ角パイプを冶具に使って、直角を出しました。
 前板の取り付けが狂い、水平にならず前下がりに付いてしまったので、力技でエイヤッと前板を根っこから曲げてごまかしました。
 ドローバーおよび集電ブラシ取り付け板は0.8ミリの真鍮板をL形に曲げてあります。

2004/11/26



ギヤケース支え、モーター取り付け用アダプター
 ギヤケースが岡山模型店から届いたので、フレームに合わせてみると、私の勘違いでフレームの中に入らないことがわかり、フレーム前板を一部削り取りました。
 動輪押さえ板は省略します。フレームの軸箱守の遊びをなくし、軸受けをキュッと押し込んだら、押さえ板がなくても大丈夫そうなので、とりあえず省略します。
 ギヤケースは底板を止めるネジに溝付きの特殊ネジを使い、そこに0.2ミリの燐青銅板で作った支えをはめ、その支えをフレーム前板にネジ止めして回転運動を制御しました。溝付きの特殊ネジは、以前に動輪固定のキットのロコを可動式にした際余ったものです。置いておくものですね。ネジの溝に支えに板がフォーク状に入っているので、多少の遊びがあります。
 動輪が固定とはいえ、ギヤケースやモーターを完全に固定すると、その振動がボディーに伝わって、走行音が高くなるので、上記のように軽く止めました。
 モーターはギヤケースに直接付けますが、そのままだと、モーターが横長の位置で取り付くようになるので、1ミリ真鍮板でアダプターを作り、モーターを縦長に付くようにしました。こうしないと、モーターがボイラーの下から入りません。タンク車だと、この点は楽なのですが…。

2004/11/27

集電シュー
 左側(公式側)はテンダーから集電しますが、どうしてもそれだけだと不足なので、動輪からも集電します。
 左絶縁側の動輪タイヤの内側から集電するシューをフレームに付けました。
 シューは0.1ミリの燐青銅板で作り、0.5ミリの真鍮板にハンダ付けし、その真鍮板には1.4ミリのネジ穴を2個と、フレームに止める時にドライバーを通す1.4ミリの穴を2個開けています。
 フレームのシュー取り付け板とシューの間に1ミリのプラ板を挟み絶縁します。
 プラ板に4つの1.4ミリの穴を開け、表と裏から2個づつ穴を皿もみしています。
 1.4ミリの皿ネジでシューをプラ板側から止め、それを同じく1.4ミリネジでフレームの取り付け板に止めています。フレームの取り付け板にも1.4ミリのネジ穴2個が開けてあります。
 皿ネジの頭は、1ミリのプラ板の厚みの中に、充分納まっています。テストしましたがショートはしていません。

2004/11/28

先台車(1)
 シューを付けたら、とりあえず走らせてみたくなったので、先に先台車を作りました。
 先台車のセンターが3点支持の1点になります。しかも横動の必要がないので、単純にセンターピンで止めるだけです。
 先台車自体は、前軸の中央と、後軸の左右で3点支持にしました。
 左右のフレームとボルスターは0.8ミリ、前軸中央押さえ板は0.5ミリ、スプラッシャーは0.2ミリの真鍮板で作ります。側控えは0.5ミリの洋白板にしました。
 左右のフレームは重ねてバイスにはさんでヤスリがけ整形をしました。
 今日は、パーツの切り出しと曲げて整形までです。スプラッシャーカバーと側控えがまだ出来ていませんが、明日にまわします。

2004/11/29



先台車(2)
 スプラッシャーカバーと側控えを切り出した後、アルミ角パイプの冶具を使ってハンダ付けしました。フレームとボルスターと前軸支えとが全て上面が面一にしてあるので、ハンダ付けの位置決めは楽にできました。
 スプラッシャーは前のみとし、後ろは省略しました。後ろは付けても余り見えないうえに、トラブルの原因になる心配があるので。
 車輪は両絶縁のタイプなので、集電させるために、片方のタイヤと輪心との絶縁部に0.5ミリの真鍮線を差し込んでショートさせました。
 センターピンはフレームと上回りを止めるネジを兼用しますが、長い2ミリネジにナットと真鍮パイプとワッシャをはめて作りました。ナットを回すだけでフレームの高さが調節できて便利です。簡単にフレームの水平が出せます。
 フレームに取り付けてみたところ、カーブで、スプラッシャーカバーと後輪のフランジがフレームに当たりそうです。スプラッシャーカバーの部分は2ミリ、後輪部分は1ミリ、それぞれ削って幅を狭くしました。
 さっそく、モーターに配線をし、レールに乗せ走らせてみました。一発で走りました。シングルドライバーは位相合わせの必要がなくて楽でいいですね。
 右側極の配線はギヤケースからではなく、フレーム(ドローバー取り付け板)に1.4ミリのネジを切り、そこに付けたラグ板からとりました。ギヤケースからの集電は不安定になる心配があります。