新ガーラット製作日誌(14)

*写真をクリックすると大きく見えます。

    

2009/04/19



前蒸気管
 背景が明るいところを走るとシルエットが強調されますが、前ユニットの台枠とボイラー部桁との隙間が気になり出しました。(中の写真)
 実物では蒸気管が通るところですが、下手に付けるとショートしそうでひかえていました。なんとかならんかと考えていたところ、蒸気管をボイラー部に付けるものと思っていた考えをやめて、走行台枠の側に付ければどうだろうかと気が付きました。ボイラー部の桁の間の空間は結構広いので、蒸気管がカーブで首を振っても当たらないでいけそうです。
 3ミリ径の真鍮パイプを0.5ミリの真鍮板で作ったコの字形の取り付け板に1.4ミリのネジで止め、コの字形の取り付け板を補助台枠の内側にハンダ付けしました。
 パイプを取り付け板にネジ止めしたのは、ハンダ付けだと取り付け板を台枠にハンダ付けする時に取れてしまいそうだからです。ただし、ネジ止めだけでも緩みそうなので、ハンダ付けで補強しています。
 取り付け後組み立てて、同じアングルで見たものが下の写真ですが、いい具合に隙間は目立たなくなりました。

2009/04/20

分解、洗浄
 シルキーランとまではいきませんが、低速から高速までそこそこ静粛に滑らかに走るようになったし、外形的にもこんなところかと思う状態にはなったので、このへんで塗装の準備にかかります。
 塗装も黒染めもしないものを除いて、ネジ止めの部分はほぼ分解しました。
 台所用クレンザーとハブラシを使って、シコシコと磨きました。あと、石鹸カスなどをよく洗い流して、一晩乾燥します。写真は乾燥中の各ブロックです。
 ベランダのシンクで洗うと細かいパーツをなくしそうなので、カミさんの目を気にしながら洗面所のシンクで洗いました。この洗浄と黒染めの作業は汚れを撒き散らすので気を使います。

2009/04/21

黒染め
 下回りを中心に塗装の剥がれやすいところを黒染めしました。動輪押さえ板、ブレーキシュー、先台車、ギヤケース底カバーです。フロントデッキの前回り、シリンダーブロックのドレンコック、灰箱の底は部分染めをしました。
 前ユニット分と後ユニット分が入れ替わるとまずいので、2回に分けて染めました。
 いつものことですが、数回染めては洗いを根気よく繰り返していくと、そのうちきれいに染まります。

2009/04/22

プライマー
 黒染めをしたものも含めてプライマーを塗りました。
 マッハのプライマーをシンナーで2倍に薄めてエアブラシで吹きました。今回は少し厚めに塗ったので、かなり黄色く見えます。
 モーションプレートだけは、外せないリンク類にプライマーが付いて動かなくなっては面倒なので、筆塗りにしました。

2009/04/23

ウエイト補充
 プライマーがよく乾くのを待つ間に、ウエイトを補充することにしました。
 ボイラーの中央に空間があるので、既存の円筒形のウエイトを継ぎ足して長くしました。
 写真の右半分が元のウエイトで、左半分が継ぎ足した部分です。
 既存のウエイトに紙を巻いて筒を作り、ミニバイスに挟んで立てておいて紙の筒に鉛を流し込みました。しっかりくっついて離れません。
 これで約70グラム増えました。走行ユニットの動輪荷重バランスも崩れていないことを祈ります。

2009/04/27



塗装・黒
 プライマーもしっかり乾いたし、やっと天気もよくなったので本塗装をしました。
 塗装は黒と赤のツートンカラーにします。しかし、派手々々の赤はいやなので、黒地の上に赤を塗ることにします。したがって、まず全部に黒を塗ります。
 黒は油性アクリルMr.COLORの黒とつや消し黒を同量混ぜ、シンナーで3倍に薄めてエアブラシで吹きました。
 水槽とテンダーのボディーは、エアブラシを離し過ぎの状態で吹いたために塗装面がざらついてしまいました。半乾きの状態のときに気が付いたので、塗料のシンナーを多めにして、エアブラシを塗面に近づけて吹きなおしました。どうやら滑らかな塗装になったようです。
 モーションプレートだけはリンク類に塗料が回るのがいやで筆塗りにしましたが、ムラが強くてうまくいきません。しかたなく、その上からエアブラシで吹きました。その結果きれいな塗装ができましたが、案の定、そこいらじゅう真っ黒けになり、細いドライバーやキサゲブラシでリンクやシャフトに付いてしまった塗幕をシコシコ剥がす羽目になりました。さいわい、プライマーは手塗りで限定的に塗っていたので、余分の塗膜を剥がすのは、それほど大変でもありませんでした。
 台枠の軸受け守やボルスター上面など、塗幕があるとうまくない部分の塗装を剥がしました。
 いつの間にかMr.COLORの容器の蓋の形と価格が変わっていました。塗料の量は変わらず、価格は上がっていました。店員に聞くと、塗料の品質に変更はないとのことだったので、手持ちの旧のつや消し黒と買ってきた新の黒を混ぜて使うことにしました。問題はないようです。
 (下の写真の左が新商品、右が旧商品です。)

2009/04/29

マスキング
 次に赤を塗るのですが、その前に、煙室部分や屋根、キャブの内部、水槽やテンダーの上部、シリンダーブロックの前後などの黒色のまま残す部分にマスキングテープを貼りました。
 形状が複雑なものが多いので大変手間取ったうえに、途中でマスキングテープが足りなくなって近所のプラモデル店まで買いに行きました。なんだかんだと手間取り、結局、赤の塗装は明日になりました。
 テープ貼りの作業だけで3時間ほどかかりました。明日の塗装本番は、多分30分もあれば終わるでしょうにね。

2009/04/30

塗装・赤
 赤はMr.COLORのサンダーバーズカラーのレッド(327)を使ってみました。少し彩度の低いレッドですが、やはり透明色なので塗幕の厚さによって色合いが違ってきます。
 シリンダーブロックや水槽、テンダーはちょうどいい色合いになったと思いますが、ボイラーは少し派手過ぎるように思います。同じように塗っていますが、形状や大きさの違いによる見え方の差です。塗りあがったら、軽くウエザリングをしたほうがよさそうですね。
 マスキングテープをはがすと、所々色がはみ出たり、塗装が剥がれたりしています。ほとんどのところは筆で補修を済ませましたが、キャブの屋根は大きく剥がれたので、明日、もう一度上から黒を塗ることにしました。塗装の剥がれた部分に筆で薄くプライマーを塗っておきました。