新ガーラット製作日誌(11)

*写真をクリックすると大きく見えます。

    

2009/03/25

ブレーキシュー(2)
 シューとシュー吊り一体のパーツにシューのみのパーツを重ね、0.6ミリの洋白線のピンを通してハンダ付けし、整形しました。ピンを刺さないと、後工程のハンダ付けのときに重ねたシューが動いてしまう心配があるので、ピンを通しておくことにしました。見た目もこの方がいいようです。

2009/03/26

ブレーキシュー(3)
 ブレーキシューは動輪押さえ板に取り付けますが、直接取り付けると位置の調整が難しくなるので、0.5ミリの洋白板で取り付け板を作りました。取り付け板を動輪押さえ板にネジ止めし、位置の微調整が出来るようにしました。
 取り付け板に0.6ミリの洋白線の梁をハンダ付けしました。

2009/03/27



ブレーキシュー(4)
 動輪押さえ板を台枠にセットした状態でブレーキ梁の先端にブレーキシューを刺し、位置を確認してハンダ付けしました。
 ところが、ブレーキシュー1セット分(8個)のサイズが大きすぎて安全に動輪の間に収まらないことが分かったので、一旦梁から取り外してヤスリ掛けして小さくし、付け直しました。
 どうやら収まりましたが、まだ走行テストは出来ていないので、ショートしないで走るかどうかまだ分かりません。
 動輪の間からチラリと見えるかと思い、ブレーキロッドを表現する0.4ミリの洋白線をブレーキ梁にハンダ付けしました。
 ガーラットのブレーキの構成はよく分かりませんので、ここでは、シリンダーブロックの中央にブレーキシリンダーを置き、そこから台枠の一番後部までのロッドを引き、テコで力の方向を変えて今付けたブレーキロッドを後ろから引き、ブレーキ梁を引っ張るようになっている、ということにしておきます。
 まだ走行テストや調整を残していますが、ま、とりあえずこれで走行ユニットの下回りは完成です。

2009/03/28

走行ユニット上回り(1)図面、ケガキ
 走行ユニットの上回りに移ります。
 走行ユニットの上回りについては、図面はおろかスケッチも出来ていない状態で、まずは図面引きから始めました。
 キャブからの視野を出来るだけ広くするために、タンクの幅はボイラーと同じ幅にとどめ、両サイドにランボードを設けました。細長い弁当箱の印象になるはずです。
 続いてケガキですが、リベットを打つときには今までは0.3ミリの板を使っていたのですが、掴んでも側板がたわまない程度の強度が欲しくて、0.4ミリの真鍮板でリベットを試してみました。思いのほかきれいにリベットが出てくれたので、今回は0.4ミリ板を使ってテンダーボディーや水槽を作ることにしました。
 図面やケガキの入った真鍮板の写真では、面白くも何ともないので写真はありません。

2009/03/29

走行ユニット上回り(2)側板、前後妻板
 使っている手製のリベット打ち機は、ガイドに真鍮板を当てて滑らせながら打っていく手法なので、前妻、後妻、側板をそれぞれまとめて糸鋸で切り出し、四辺を整形した後、リベットを打ちました。
 水漏れを止める部分のリベットは1ミリ間隔に、それ以外は2ミリ間隔に打ちました。板の送りはケガキの目印を頼りに手でずらすだけなので、機械送りのようには等間隔になりません。しかし、一直線にさえ並んでおれば、あまりその辺は気にならないものなので、まあいいかと適当にやっております。
 リベットのあと、ハンドレールなどの穴を開け、前後妻のコーナーのカーブを曲げました。
 バイスに板を挟み、アルミ角パイプで板を押し曲げました。0.4ミリの真鍮板の曲げ加工は初めてですが、0.3ミリ板とは大違いで、思っていたよりも緩いカーブでしか曲げられませんでした。その結果、前妻、後妻とも予定寸法より大きくなってしまったので、リベットぎりぎりまで削らなければなりません。

2009/03/30

走行ユニット上回り(3)前妻板
 前板、後ろ板、側板のつなぎ目を削り、ボディーの寸法を正しく出しました。
 前板の開口部にドアを付けました。これは、砂箱をボディーの前端上部に設置したので、その砂撒き器などの点検のためのドアをつけたものです。同じ0.4ミリの真鍮板です。ヒンジとノブを真鍮線で表現しておきました。裏に0.2ミリの真鍮板を当てています。

2009/03/31

走行ユニット上回り(4)石炭取り出し口
 テンダーのキャブに面する妻板に石炭取り出し口を付けました。
 石炭取り出し口は0.3ミリの真鍮板で作り、足を妻板に開けたスリットに差し込んでハンダ付けしました。
 取り出し口戸は0.2ミリ真鍮板、持ち手は0.4ミリの真鍮線です。
 取り出し口戸レールは0.3ミリ真鍮板を帯に切ってハンダ付けしました。

2009/04/01

走行ユニット上回り(5)側板組み立て
 前後妻板と側板とを裏に補強板(0.3ミリ真鍮板)をあてがってハンダ付けしました。
 組み立てたボディーの四隅に床板を止めるネジ穴を切った0.5ミリの真鍮板をハンダ付けしました。後のネジ2本は床下に頭を出したくないので皿ネジにします。1.4ミリや1.7ミリの適当な皿ネジがないので、2ミリネジにしました。
 床板の2ミリの穴は現物あわせでマークして開けました。皿ネジは位置の融通が利かないので気を使います。
 写真手前の二つは床板とボディーを裏返しにしたものです。一番奥はボディーを床板にネジ止めした状態です。

2009/04/02

走行ユニット上回り(6)上板
 上板は0.3ミリの真鍮板を使いました。0.4ミリに比べるとリベットも楽です。
 側板の上辺から1.5ミリ下げてハンダ付けするために、厚紙を1.5ミリ厚に重ねて下に敷いて内側からハンダ付けしました。
 後部テンダーも炭庫部分を下げず、平面の上板を張りました。こうなると、石炭は山盛りに積まねばなりません。

2009/04/03

走行ユニット上回り(7)炭庫補助板
 後部テンダーの上板の上に炭庫補助板を付けました。
 縁取りをしない代わりに0.4ミリ板を使って厚みを出しました。
 補助板を付ける前に、キャブ側上端、立ち上がりの1.5ミリ分を斜めにカットしました。これはカーブでキャブの屋根と干渉するかもしれないという心配があったためです。