マレータンク製作日誌(18)

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2005/10/27



ウエイト(3)
 100円ショップで買ってきたプリンカップとかいうものに鉛を入れて台所のガスコンロで溶かし、石膏の型に流し込みました。鉛は釣り道具店で買った、大きい丸いオモリです。
 鉛がよく冷めてから石膏を割って取り出し、ドリルとタップでネジ穴を開けたり、ヤスリで形を整えたりしました。
 ボイラー内のウエイトは、ネジ止めのエンドプレートを一旦外し、キャブ側からネジ止めです。初め、2ミリネジで止めるつもりでしたが、鉛のネジ穴がバカになってしまったので、木ネジで止めました。
 コールバンカー内のウエイトは、取り付け板を0.3ミリ真鍮板で作り、キャブの床板にネジ止めしました。こちらは2ミリネジです。
 ウエイトの重量は計450グラム、車両総重量は800グラムになりました。

2005/10/28



走行調整、テスリの追加など
 ウエイトを積み、上回りと下回りを組み走らせてみて、不具合を調整しました。
 排障器が長すぎたのを少し短くしました。なにぶん凸凹レールなので、十分なクリアランスが要求されます。
 また、カーブで従輪が工具箱に接触するので、工具箱を1ミリほど薄くしました。
 先輪と従輪が、カーブで瞬間的にフレームに接触するようなので、イコライザーを少し曲げ、クリアランスを大きくしました。
 走らせていて、コールバンカー妻板のハシゴの上にテスリが無いのに気が付き、0.4ミリの真鍮線で付けました。
 コールバンカー後ろのハシゴが下に延びていますが、幅1ミリもないような極細に仕上げたのと、洋白にすればいいものを真鍮板で作ったため、強度不足で怖い思いをしていました。それで、エンドビームから支えを付けてやることにしました。0.5ミリの真鍮角線をU字形に曲げてハンダ付けしただけですが、うんと丈夫になりました。
 なおまだ少し、低速走行中に引っ掛かりを感じる部分がありますが、原因がわかりません。しばらく様子を見ることにします。

2005/10/29

走行調整(2)
 走行中にカチャカチャ音がします。車輪が浮いて再びレールに接する時に出る音のように聞こえます。
 下回りだけで走らせていた時から、前部台枠の第2、第3動輪への荷重が少なすぎる(先輪と第1動輪への荷重が大きすぎる)ということには気が付いていました。前部台枠の第3動輪がカーブで浮き上がるようです。台枠の前方に重いシリンダーブロックやフロントデッキがあるために生じたアンバランスです。しかし、ウエイトを積んだ重い上回りを乗せれば解消するのではないかと楽観していました。その希望的予測ははずれ、そうはうまくいかなかったようです。
 この荷重の前方への偏りを修正するために、台枠の後部を上から押さえることを検討しましたが、スペース的に行き詰まりました。そこで、台枠の前部をスプリングで引き上げてやることにしました。
 上ボルスターにハンダ付けした真鍮線と台枠のモーションプレートを止めるネジとの間を市販のピアノ線のコイルスプリングで結んでやりました。これで、ロコを空中に持ち上げてやると、従来前下がりになった台枠が後ろ下がりになりました。
 さらに、前台枠の第1動輪の絶縁側のタイヤが振れているのに気が付きました。購入した時点では、こんなことはなかったと思います。輪心から振れているのか、タイヤだけ振れているのかわかりませんが、とりあえずタイヤだけ、ヤットコで挟んでずらして修正しました。振れはなくなりましたが、また狂う心配は残りました。気は心で、絶縁部分のロックタイトを付けておきました。
 さて、以上の2点の調整をしてレールに乗せ走らせてみましたが、どうやらカチャカチャという音はしなくなりました。
 また、このマレーの走行のネックになっていたレイアウトの緩和曲線部分のカントを線路工事で修正し、そこそこ安定した低速走行が可能になりました。

2005/10/30





カップラー
 ケーディーカップラーを付けました。テンダーロコだと、前は見た目重視でダミーのカップラーを付けるのですが、これはタンクロコでバック牽引も多かろうと、前もケーディーを付けました。
 前は8番を付けています。取り付けたところ、カーップラー全体がずいぶん前に出っ張ります。どこで勘違いしたのか思い出せませんが、カップラー取り付け板(1ミリの真鍮板)を作りなおし、1.5ミリ後ろへ下げました。写真のとおり、カップラーポケットがフロントビームの面と面一になるようにしました。それでもまだカップラー本体が出すぎの感がありますが、これはもうメーカーの問題ということにしたいと思います。
 後ろはカップラー本体は#8のものを使い、カップラーポケットは最も短い#16のものを使いました。カップラーの首だけエンドビームから突き出している構造です。写真はR1000のカーブを通過中ですが、まだ充分に余裕があります。エンドビームの欠き取りはもっと小さくてもよかったようです。また、本来のケーディーの設計よりカップラーの首の出かたが少ないと思いますが、トレーラーをつないで走らせてみても、問題はなさそうです。