マレータンク製作日誌(17)

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2005/10/18

ドレンコック(1)
 シリンダーブロックにドレンコックと、上部のぽっち(?)をつけます。
 ドレンコックは1ミリの洋白線、ぽっちは1.2ミリの真鍮線をドリルレースで作ります。
 ドレンコックは、ドリルレースのあと、コックの引き棒がはいる溝を糸鋸で切りました。#3/0の刃で、0.2ミリの幅の溝になりました。
 いずれにしても、数が要るので大変です。

2005/10/19

ドレンコック(2)
 0.2ミリの洋白板でドレンコック引き棒を作りました。
 ドレンコック、ポッチをシリンダーブロックに付けました。
 このロコのドレンコックはシリンダーの真下ではなく少し外側に付けています。前シリンダーの径が太く、地上高が低いので、少しでも逃げたかったこともあります。
 面倒でも、シリンダーブロックをフレームから外してのハンダ付け作業です。
 左が前シリンダーブロック、右が後シリンダーブロックです。
 スクラッチの場合、何度も組んだり外したりせざるを得ないですね。キットを組む時のように一直線には進めません。

2005/10/20

ブレーキシュー(1)
 今までのスクラッチロコでは、ブレーキシューとシュー吊りを1ミリの真鍮板から一体で削り出していましたが、どうもすっきりした出来上がりになっていないので、今回はシューとシュー吊りを別パーツにしました。シューは1ミリ、吊りは0.5ミリの真鍮板で作ります。
 動輪の真横にシューが来るのが理想ですが、スペース的に無理なので、少し下がったところに角度を付けて付けます。
 シューは裏面にシュー吊りが入る部分を0.5ミリ削らなければなりません。そのヤスリがけ作業のために、掴みしろを付けて真鍮板から切り出していますが、整形が済んだ段階で切り取ります。
 全部で12個づつ作らなければならず大変。今日は写真の状態まで出来ました。

2005/10/21

ブレーキシュー(2)
 昨日に引き続き、ブレーキシューとシュー吊りの整形をしました。やれやれ。
 シュー吊りの上端に付くダミーのヒンジは、0.8ミリの真鍮線と外径1.4ミリの真鍮パイプを組み合わせて作りますが、そのパイプを2ミリの長さにカットしました。糸鋸では難しいので、カッターナイフで転がして切りました。
 これでパーツは全部揃いました。

2005/10/22

ブレーキシュー(3)
 ブレーキシューとシュー吊りを0.5ミリの真鍮線を挿してハンダ付けしました。面倒なようでも、真鍮線1本を挿すことによって、後のハンダ付けがうんと易しくなります。また、シュー吊りの上端にダミーのヒンジをハンダ付けしました。
 シリンダーブロック直後のシューはスペースが狭いので、少し細めに作りました。
 シューとシュー吊りを分けて作ってみましたが、一枚板から削り出した従来のものと比べ、かなりシャープに仕上がりました。正解でした。
 それにしても、数があるので手間が掛かります。いつまでもブレーキシューでスミマセン。

2005/10/23



ブレーキシュー(4)
 ブレーキシュー取り付け板を0.3ミリの洋白板で作り、それにシューをハンダ付けし、取り付け板を動輪押さえ板にハンダ付けしました。
 シュー取り付け板の形状はE形に切り出した板の3つの先端を直角に曲げただけのものです。
 動輪に当たらないように位置決めして、押さえ板にハンダ付けしました。
 取り付け板は多少曲がるので、シュー位置の微調整はある程度出来ます。特に絶縁側のシューは気をつけないとロコが走らなくなるので神経を使います。余談ですが、その点アダチのキットのはプラ製のシューで、ショートの心配がなくていいですね。
 シュー吊りの下端の穴に0.5ミリの真鍮線の形ばかりの梁を通してハンダ付けし、その梁に0.4ミリの真鍮線で作ったブレーキ引き棒を付けておきました。ほとんど見えませんが、シルエット対策です。それに、これでブレーキシューも補強され、しっかりしてきました。
 写真を撮るために、ブレーキシューを付け上回りを乗せてみたところ、後シリンダーブロックが垂直に付いていないことに気が付きました。直ちに修正しました。人間の目は水平垂直にはうるさいですね。

2005/10/24

ヘッドランプレンズ
 2ミリのアクリル板を丸く削って作りました。前後2個づつ、計4個です。
 糸鋸とヤスリで円筒形に作った後、ピンバイスにくわえて、凸レンズ状にヤスリで削り、表面をコンパウンドで磨いて仕上げました。
 塗装が済んでからランプ本体にはめ込みます。

2005/10/25

ウエイト(1)
 いままでのスクラッチ製作のロコは、ウエイトに釣用の鉛の薄板を折り曲げて重ね、接着剤でボイラー内などに付けていましたが、このロコはボディーの形状が下開きなので、いいかげんな取り付け方では外れてきそうです。
 そこで今回は、鉛を石膏の型に流し、しっかりしたものを作ることにしました。煙室・ボイラー部分とコールバンカー部分の2つに分かれます。
 まず、ボイラー内のウエイトの分から作ります。鉛の型は木の丸棒を切って形を作り、それを厚紙で包むようにして、厚紙製の原型を作りました。木の丸棒のままだと、石膏から取り出せなくなりそうな気がしました。

2005/10/26



ウエイト(2)
 厚紙の原型を割り箸に接着し、それを細い缶(カミさんの化粧スプレーの空き缶を切ったものです)の中に吊るして、隙間に水で溶いた石膏を流し込みました。
 石膏が固まってから、厚紙の原型を壊して取り除きました。
 コールバンカーに入れるウエイトは単なる立方体なので、簡単に厚紙で原型を作りました。
こちらも同様にして、石膏の型を作りました。容器はヨーグルトのプラ容器です。
 レイアウトを作るときにホームセンターで買った石膏の粉末がまだ袋にいっぱい残っているので、久しぶりに出してきて使いました。ホームセンターで買ったものは、みんな大きいです。石膏は密閉していると変質しないようですね。
 型に流し込んで、固まったあと、厚紙の原型と容器を壊して石膏を取り出しました。
 石膏に水分が残っていると、溶けた鉛がはねたりする心配があるので、鉛の流し込みは明日にします。