古典客車(HO)

 *「鉄道日誌」のページに掲載していた記事ですが、別途置いておけとのご要望がありましたので、こちらにまとめました。
 *写真をクリックすると大きくなります。

2007/05/26

キット購入
 コンソリのレストアも終わったので、在庫の古典客車のキットを引っ張り出してきて組もうと思います。
 古典ロコが何台かあるのに、それに見合ったトレーラーが一台もないので、web上で見つけたものを通販で買いました。アルモデルのキットです。
 二つ買ったので、一緒に作ります。豊後鉄道では、折り返し運転の都合上、2両しか繋げません。
 0.5ミリの真鍮板をエッチング製で、きれいに線が出ているようです。

2007/05/27

側板
 両面エッチングで周囲や窓などは抜き落としてあるし、断面もきれいなので極めて気分よく工作が進みます。
 側板とドアを折り曲げて形にし、1.4ミリネジで止めました。組み立て説明書では側板とドア部分を4本のネジで止めて終わりですが、折り曲げ部分がちぎれそうだし、フニャフニャして直角が保てないので、汚くならない程度に、できるだけハンダを流して補強しました。
 窓枠も同じ色を塗るつもりなので、屋根をつける前にハンダ付けしました。
 窓枠をつけ、四隅にハンダを流すと、見違えるようにがっしりして、エッチングキットでないみたいです。

2007/05/28



屋根
 屋根をつけました。屋根は内側にスジが入れてありますが、0.5ミリ板なので曲げるのは楽ではありません。説明書のとおり、電話帳の上で丸棒でごろごろと押さえながら転がし曲げました。ロコのボイラーを丸めるときの冶具に使った一番太い木の丸棒を使いました。
 曲げると、内側にエッチングしてあった溝の影が見えてくるので、仕上げ用極細ヤスリで削った後、ゴム砥石で磨きました。このキットの一番しんどいところでしょう。
 側板に屋根を乗せ、ハンダ付けしました。ここも、説明書では、妻板の爪が屋根に刺さっている部分のみをハンダ付けするような記載ですが、四隅と側板中央もハンダ付けしました。
 床板も手すり、エンドビーム、ステップを一枚板で折り曲げて作り、外梁は床板に開けた穴に爪を差し込んで固定します。説明書では、エンドビームの折り重ねた部分のみハンダ付けの指示がありますが、そこらじゅうにハンダを流して丈夫にしました。
 ワールド工芸やバックウッズのキットを組むときに、つい掴んでいる指に力が入って思わぬところを曲げてしまうということを経験しているので、つい、頑丈にしたくなりました。
 ハンダ付けでしっかり止めたので、不要になった1.4ミリネジ2両分の16本を外して回収しました。
 床下にホワイトメタルの軸受けとカップラー(ケーディー#5)をネジ止めし、さらに上回りもネジ止めして生地完成です。
 なお、カップラーは説明書ではワッシャで1ミリ下げるようになっていますが、9.5ミリ径の車輪を履いた関係で、ワッシャなしでちょうどいいようです。

2007/05/29

洗浄、黒染め
 生地完成したので、塗装の準備にはいります。
 ネジ止めのところは全部バラして、歯ブラシに石鹸をつけて洗い、あと、超音波メガネ洗浄器でも洗いました。
 車輪と軸受けを黒染めしました。ピボット車軸の先端は、念のため、ゴム系接着剤を付けて保護しましたが、車軸はステンレス製らしく、黒染め液にはほとんど反応せず、不要な処置だったようですね。

2007/05/30

プライマー
 車輪とカップラー以外は全部プライマーを塗りました。
 面倒でも、コンプレッサーをベランダへ持ち出して、エアブラシで丁寧に吹きました。
 串一本で刺していると、エアブラシで吹くときにくるくる回ってしまうので、二本の串で刺しました。
 プライマーもマッハです。

2007/05/31

塗装・室内
 室内を塗りました。窓から真鍮色が見えるのもどうか、といった程度の理由で塗りました。
 油性アクリルのウッドブラウン(半つや消し)をシンナーで2倍に薄め、エアブラシで吹きました。塗装そのものより、マスキングテープ貼りが大変でした。
 上回りは手持ちで、下回りは串を持って塗りました。

2007/06/01

塗装・屋根、下回り
 屋根のグレーと下回りの黒を塗りました。
 屋根のグレーは油性アクリルのつや消し黒とつや消し白を1:3くらいの割合で混ぜました。
 したまわりの黒は半つや消しで、つや消しの黒とつやありの黒を同量混ぜました。いずれもシンナーで3倍程度に薄めて吹きました。
 下回りは、とりあえず完成です。

2007/06/02

塗装・側板(1)
 側板の窓部分を黄色に塗りました。屋根と室内には色が着かないようにマスキングしました。腰板や妻板にもマスキングをしましたが、必要なかったかもしれません。
 油性アクリルのイエローにフラットベースをちょと(5%くらい?)混ぜ半つや消しにしました。

2007/06/03

塗装・側板(2)
 屋根と窓部分(シル、ヘッダーを含む)をマスクし、それ以外をグリーンで塗りました。
 油性アクリルのグリーンにフラットベースをちょっと混ぜ、半つや消しにしました。
 マスキングテープを剥がしてみると、色がはみ出していたりしていて、ちょこちょこ筆塗りで補修しました。どうも塗装はうまくなりません。

2007/06/04

ウェザリング、デカール、完成!
 Yさんから軸受けのメタル(真鍮製の挽物)をいただいたので、それをホワイトメタル製の軸受けに装着しました。
 ホワイトメタルは柔らかく、長距離走行をすると、車軸のピボットで削れて、軸穴がずれてくる可能性があるそうです。
 あまりにピカピカの古典客車というのも落ち着かないので、タミヤのウェザリングパウダーの茶と白を使って少し汚しました。
 腰板に丸豊マークと車番のデカールを貼りました。以前、小倉工場さんに作ってもらった残り物の中から探して使いました。
 最後にクリアのプラ板を内側から窓に貼って完成です。
 同じグリーンのA7ロコに牽かれてご機嫌です。


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