亀の子改造日誌(4)

*写真をクリックすると大きく見えます。

    

2005/03/19





エンドビーム、組み立て、試運転、車両重量
 前後のエンドビームを付けました。0.5ミリの真鍮板をハンダ付けし、その左右の裏側に1.0ミリの真鍮板をハンダ付けして、厚みを表現しました。リベットは、0.5ミリの真鍮線を植え込み、表現しました。
 組み立てて、九重本線で試運転をしました。よく走ります。調整は必要ありませんでした。ただし、バックの際に音が大きいのが気になります。
 桶上線での電池6Vでの走行も、全く問題ありません。むしろ、スピードが出すぎて、目が回りそうです。
 フレームを金属化したことによって、どれだけ重量が増えたのか、台所の秤に乗せてみました。

(単位 グラム)

フレーム(シリンダーブロックを含む)

4

11

モーター(アダプターを含む)

10

12

その他(上回り、車輪等)の合計

35

合  計

49

58

 もっと増えるかと思っていましたが、フレームで7g、モーターで2g増えただけでした。それでも、もともと、合計49gしかなかったので、それが58gになったのは大きいかもしれません。
 ちなみに、HOの豊後鉄道の軽い部類にはいる502号機(シングルドライバー)でも220gもあるので、いかに軽いかがわかりますね。

2005/03/20

黒染め、プライマー
 フレームと動輪押さえ板を黒染めしました。フレームは後で塗装をしますが、黒染めをしておいたほうが塗装が剥がれた時に目立たないのと、プライマーの食いつきがよくなるように思えます。
 シンナーで油分の洗浄をしたあと、マッハの黒染め液を使い、浸けては洗いを5回ほど繰り返しました。しかし、少しやり過ぎたとみえて、黒染めの一部が剥がれてしまいました。上から塗装をするので、このままでいいことにします。
 黒染めしたフレームと洗浄済みのシリンダーブロック、コールバンカー、モーターにプライマーを塗りました。塗装が痛んだコールバンカーも塗り直すことにし、昨晩からシンナーに浸けていました。
 MR.HOBBYのビン入り金属用プライマーをシンナーで3倍程度に薄め、エアブラシで吹きました。

2005/03/22



塗装・黒
 昨日は、プライマーの乾燥のため、一日おきました。
 フレームとシリンダーブロックのメンバー部分、コールバンカーの床部分およびモーターを黒で塗りました。
 Mr.COLORの黒とつや消し黒とを同量混ぜ、シンナーで3倍程度に薄め、エアブラシで吹きました。実は、3月5日に使った調合済みの半つや消し黒がかなり残っていたので、それを使いました。とりあえずは大丈夫のようです。
 2回重ねて吹いています。
 集電シュー押さえ板は、シューのマスキングが難しいので、筆塗りします。
 塗装作業時の写真は面白くもなんともないですね。before-afterの写真を撮りましたが、ぱっとしませんね。勘弁してください。

2005/03/23

塗装・下地用白
 シリンダーとバルブ室、コールバンカーに下地用白(3/2、3/3の日誌参照)を塗りました。なお、シリンダーの前後蓋は真鍮色の磨き出しにすることにし、マスキングしました。
 シンナーで3倍程度に薄め、エアブラシで吹きました。3回重ねて吹いています。
 こんな小面積を塗るのでも、その手間はほとんど変わらず、1日仕事です。
 写真の背景の黒い墓石みたいなのはキーボードです。

2005/03/24

塗装・赤
 天気は悪かったのですが、強引に塗りました。なんとか大丈夫だったようです。
 シリンダーとバルブ室、コールバンカーをマルーンで塗りました。
 Mr.COLORのマルーンをシンナーで3倍程度に薄め、エアブラシで吹きました。 3回重ねて吹いています。(コピー&ペーストで手抜きしています。)
 下地の白が見えてしまった部分は、筆塗りで補修しました。マスキングテープに付いた下地の白が乾燥する時に、テープを引っ張るようですね。

2005/03/25





組み立て調整、完成!
 フレームの軸受けなどを磨いたうえ、全体を組みました。
 シリンダーの前後蓋を磨き出しにして正解でした。
 組んでみると、コールバンカーの乗せていたウエイトは必要がないようなので撤去しました。
 塗装前同様、よく走ります。電池2本(3V)でゆっくり走らせるのが似合います。スローも利くし、安定しています。
 これで安心して、桶上線レイアウトに、レールバスと共に亀の子を走らせることが出来るようになりました。
 元に戻すかもしれないと思い、とっておいたプラ製のフレームもゴミ箱へ行きました。
 これにて、亀の子の工作は本当におしまいです。

集電シューについての雑感
 集電シューは車輪の内側をピンで擦る方式のようにメンテナンスを必要としない構造であれば一番いいのですが、タイヤ面をシューで擦るタイプでは、簡単に掃除やバネの調整などのメンテナンスが出来る構造でないといけません。
 その点亀の子は、シューがむき出しで見かけは悪いのですが、そのままでシューの掃除が出来るし、おまけに簡単に動輪が着脱できるので、勝手がいいです。
 Back Woodsのファウラーやダージリンパシフィックはその部分に難点があり、好ましい形態を持ちながら、レイアウト上からは姿を消してしまっています。
 実車も整備のしにくい車両は早く姿を消すようですが、模型も同じですね。