4-4-0タンク製作日誌(7)

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2004/05/11

ボイラーバンド
 100円の、0.1ミリの真鍮板の端の真っ直ぐなところを、ハサミで切って作りました。かなり長めに切って、いいところを使いました。
 帯の幅は一番前が1.2ミリ、一番後ろが0.8ミリ、中の3本が1ミリです。
 長めに作っておいて、引っ張りながらのハンダ付けです。あとのハンダ付けの作業で外れる心配があるので、ハンダは点付けではなく全体に流しました。帯板はハンダ付けすると縁が反り上がってくるので、あとでヤスリがけをし、平らにしました。

2004/05/12

安全弁
 安全弁の台座は、1ミリの真鍮板の上に0.5ミリの真鍮板を重ね、ハンダ付けしたものをボイラーのカーブに合わせてヤスリで削りました。
 安全弁2本は、2ミリの真鍮線をドリルレースで削って整形しました。台座に穴を開けて差し、ハンダ付けしてあります。
 真中のコイルスプリングは、ピアノ線の本物のコイルスプリングを使いました。パーツケースの中に転がっているのを見つけました。
 コイルスプリングの下の取り付けは、0.5ミリの真鍮線で、前後の安全弁に0.5ミリの穴を開けて差し込んであります。直径1.6ミリの円筒形に0.5ミリの穴を開けるのは難しかったです。なかなかドリルの刃先が定まりませんでした。
 上のテコ(?)は0.5ミリの真鍮板で作りました。安全弁の頭にハンダ付けしてあります。スプリングは付いていますが、もちろんダミーです。それに、本物の構造は少し違うようです。これは平尾式安全弁ということにしておきます。テコの端はキャブに刺さりますが、ちょっと長めに作ってあります。
 台座はボイラーにハンダ付けをすると、熱で安全弁が取れたりする心配があるので、1.4ミリのネジ穴を切って、ビス止めすることにしました。
 ボイラーにきちんと合うことを確認した後、壊れやすいので外しておきました。

2004/05/13

ドーム(1)
 旋盤を持っていないので、1ミリの真鍮板10枚を円に切って積み重ね、ハンダ付けしたものを、ヤスリで削って整形し、ドリルレースで仕上げます。
 円の直径は6ミリ1枚、7ミリ1枚、8ミリ5枚、12ミリ3枚です。
 ドームの最上部を除いて、真中に1.4ミリのネジ穴を切りました。ドリルレースの時にはダイスでネジを切った1.4ミリの真鍮棒を差し、また、ボイラーに取り付けるときはビス穴になります。
 なお、9枚をハンダ付けする際には、上下の板のネジ溝がずれてはいけないので、写真のように、1.4ミリビスを通しておいて付けました。この鉄製の黒いビスはハンダが付く心配はありません。
 塗装の際はドームは真鍮の磨き出しにしますが、シングルドライバーの経験で、真鍮をくっ付けているハンダの色は、ほとんど見えないことが分かっているので、このままで大丈夫と判断しています。

2004/05/14



ドーム(2)
 すその部分は丸ヤスリで根気良く削りました。ボイラーに当たるカーブを削るのは重労働でした。すその複雑なRを削りだすのに、バイスでの固定も難しく、指で挟んでヤスリがけすることになりましたが、おかげで、またまた指先がキズだらけです。途中で気が付いて、ねじ込んだ1.4ミリ真鍮線をピンバイスにくわえてヤスリがけしました。
 なお、直径12ミリの3枚は大きすぎました。径11ミリで十分でした。
 ドリルレースでは、裾の広がる所から下は整形出来ませんので、ヤスリで整形のあと、綿棒に巻いたサンドペーパーで撫で回し、ヤスリの目を取りました。
 上の写真は、ルーターを横に保持し、ドームにねじ込んだ1.4ミリの真鍮棒をチャックにくわえたところです。下は完成してボイラーに付けたところです。少し、すそが大きかったかもしれません。

2004/05/15

煙突(1)
 実車の煙突は上がわずかに細くなっていますが、適当な素材がなかったので、真っ直ぐな筒にしました。
 ドームと同じく、煙突のすそと先端部は1ミリ厚の真鍮の円板を重ねてハンダ付けして削って作ります。中間は真鍮パイプです。
 写真右から、すそになる径8ミリ穴1.4ミリが2枚、径3.5ミリ穴1.4ミリが1枚、中間が外径4ミリ長さ10.5ミリのパイプが1、その外側に外径5ミリ長さ3ミリのパイプを圧入、先端部が径3.5ミリ穴2ミリが1枚、径5ミリ穴2ミリが1枚、径7ミリ穴2ミリが2枚です。
 上下にある棒は、ドリルレース用に真鍮線で作ったものです。ネジを切ったところにはめたナットで円板を固定して回します。上が2ミリ、下が1.4ミリです。1.4ミリの棒は、ドームを作るときに作ったものの使いまわしです。

2004/05/16

煙突(2)
 外径3.5ミリの円板を、4ミリのパイプの内側(3.2ミリ)にちょうど収まる大きさにドリルレースで削ったうえで、先端部の4枚をハンダ付けし、また、すそからパイプまでを同じくハンダつけしました。ドリルレース用の真鍮線や黒い鉄ビスを使って、センターを合わせるようにしました。先端部は真鍮色の磨きだしにするために、パイプにハンダ付けしません。
 ここまで来て気が付いたのですが、円板の穴は単なる穴ではなく、ドームのようにネジ穴にしておけば、固定しやすかったです。ナットでの固定は緩みがちです。
 すその煙室に当たる部分のカーブを削って出したうえで、ドリルレースで削り、ドリルレースの出来ないすそはヤスリで削りました。
 最後に、先端部の内側の穴を一杯に大きくして出来上がりです。
 なお、煙室の煙突を止める1.4ミリの穴は、間違えてネジを切っていませんでしたので、煙突からのビスはナットで止めています。

2004/05/17



煙室(3)扉
 煙突は一旦はずし、煙室の側板に、ハンドレールと給油コックを取り付ける穴をボイラー側の穴の位置に合わせて開けました。ヘッドランプ掛けを通す穴も忘れずに開けました。
 煙室の前部は、外から、扉(1ミリ)、前板(0.3ミリ)、位置決め用の内板(0.5ミリ)を重ねます。
 扉は、ハンドルを付ける穴に1.4ミリのネジを切り、真鍮線を差して、ドリルレースで削りました。
 ハンドルの軸は2ミリの真鍮線からドリルレースで削り出しました。だいぶ、ドリルレースの要領がわかってきました。
 ハンドル2本は0.7ミリの真鍮線の端を叩いて潰し、0.5ミリの穴をあけました。
 扉にハンドルをハンダ付けしましたが、煙室前板をハンダ付けするときに、動いてしまうかもしれません。後で付けたほうがよかったかも。
 蝶番は前板を付けてから付けます。

2004/05/18

煙室(4)前板
 煙室内板は、現物あわせで、真鍮板に煙室側板をあててケガキました。
 煙室前板は真円でもないので、少し大きめに切り、内板をハンダ付けしたあと、側板やフレームに合わせて削りました。
 扉の蝶番は0.2ミリの燐青銅板を切って作りました。極細の糸鋸の刃で切りました。0.4ミリの真鍮線を軸として、これに巻いてハンダ付けしてあります。
 ハンドレールノブの穴は、側板にハンダ付けする前に開けました。ヘッドランプ掛けの穴はハンダ付けした後開けました。ランプ掛けは0.3ミリの板です。
 前板のリベットは、細かくきれいに出す自信がないので、省略しました。
 煙室とボイラーはハンダ付けしないので、安心して、煙室前板を煙室側板にハンダ付けしてしまいました。