ハイスラー レストア日誌(2)

*写真をクリックすると大きく見えます。

    

2009/05/21

分解洗浄
 上回りのボディー、車輪、モーターなどを除いて、ネジ止めの部分は全部外し、黒い塗装を剥がすためにシンナーに3日間浸けました。
 ほとんどプラオマーなどの下地処理はされてなかったようで、ブラシで軽く擦るだけでほとんど塗装は取れてしまいました。

2009/05/22



ブレーキシリンダー、黒染め準備
 ドロップ製と思われる棒台枠の突起にブレーキシリンダーがハンダ付けされていますが、その取り付け角度がどうも変に思えました。シリンダーに付いているテコが地面に対して垂直になるように付いていて、その先端はレールに触れそうでした。ネットでハイスラーの写真を探し、ブレーキシリンダーの様子を見ると、テコは地面に対して45度ないしはもっと水平に近い角度で付いていました。そこで、ハンダごてを取り出し、シリンダーを角度を変えて付け直しました。
 黒染め液を切らして、どうしたものかと考えていたのですが、ある掲示板にそのことを書き込んでいたところ、Nさんからご好意でおすそ分けしていただけました。なんだか、このごろ皆さんのご好意に甘えきっております。
 そんなわけで、さっそく黒染めをしたいと思います。筆塗りで部分染めをするつもりですが、駆動部の軸受け部やギヤに液がかかって回転が渋くなるのがいやなので、液が付かないように木工ボンドをそのような箇所に塗りました。乾くのを待って黒染めします。

2009/05/23

黒染め
 いただいた黒染め液でギヤボックス、シリンダー、台車関係、前後エンドビーム、ネジ類を黒染めしました。
 「マイティック1793」という商品のようです。
 液体の見た目や使用感は、以前使っていたマッハの黒染め液と変わらないような気がします。従って、迷うことなく以下の要領で染めの作業をしました。
 ギヤボックスや台車内台枠などは軸受けやギヤに液が付かないように注意して筆で液を塗りました。回数を重ねるうちに黒くなりました。染め終えた後、水にしばらく浸けておくとマスキングしていた木工ボンドが溶けてくるので、竹串で取り除きました。なお、木工ボンドは水溶性なので、マスキングの能力はあまり高くありません。
 筆で部分染めをしたパーツ及びモーターについては、やはり筆で黒を塗るために、下地処理としてプライマーを筆塗りしておきました。
 その他のパーツは液に浸して染めました。これも数回浸けては洗いを繰り返し、黒く仕上げました。多少のむらは上から黒のラッカーを塗るので平気です。

2009/05/24

塗装(1)筆塗り
 昨日筆で黒染めをしたパーツ及びモーターを筆で油性アクリル半つや消しの黒を塗りました。
 写真の手前の3つが筆塗りしたものです。写真の後ろに並んでいるものはエアブラシで吹く予定のものです。磨いて串刺しにしておきました。
 なお、上回りのボディーも錆止めのクリヤラッカーが塗られているようなので、剥がすために筆洗い用のシンナーに浸けておきました。

2009/05/25

ボディー洗浄
 シンナーに浸けていたボディーを引き上げ、塗幕をブラシできれいに洗いました。
 また、すでに塗装を剥がし終えた床板+台枠もブレーキシリンダーのハンダ付けなどで汚れたので、ボディーと一緒に、もう一度クレンザーで磨きました。
 床板+台枠に、前後のエンドビームをネジ止めし、ボディーとともに塗装台に取り付けました。

2009/05/26

プライマー
 久留米のマックスモデルの店長さんがお勧めのプライマーを使いました。
 写真のようなもので、左と中の液を使用前に混ぜて使う二液性です。粘性が高いのでエアブラシで吹くためには薄める必要がありますが、その専用のシンナーが右の容器です。
 吹き付けた使用感は、今まで使っていたマッハのプライマーとさほど違いはありませんでした。強いて言えば、マッハよりも少し黄色が薄い気がします。
接着力などの効果のほどはまだ分かりません。何か感じるところがあればまたレポートします。

2009/05/27



台枠、煙室サドル修正
  プライマーを塗った後にすることではないのですが、上回りが前下がりになっていることへの対策を忘れているのに気が付き、あわてて対応しました。
 棒台枠が、ブレーキシリンダーが付いているあたりで上向きに曲がっています。ここを伸ばせば床板が水平になりました。
 ところが、そうすると台枠前部のデッキと煙室サドル下面との間に2ミリほどの間隔が空いてしまいます。この2ミリの隙間を埋めるか、あるいは元に戻して上回り全体を傾け、火室下端を2ミリ下げるかのいずれかを選択するより他には方法がありません。
 登山鉄道の機関車じゃあるまいし、ボイラーの傾いた機関車は気持ちが悪いので、サドルの下に1ミリの真鍮板二枚を重ねてハンダ付けすることにしました。これで、キャブ・水槽の下辺と煙室サドルの下辺とが同一平面上に揃いました。