ガーラット製作日誌(16)

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2008/09/17

全体を組み立て、テストラン
 ほぼ生地完成に近づいたので、ここで一度全体を組み、整合性やショートの有無などを確認しました。
 レールにも乗せてみましたが、思いのほか問題は生じず、一発で順調に走りました。ただし、下回りのみでテストランをしたときのギヤの鳴りは相変わらずで、これが最後まで問題になりそうです。
 まだしばらく、細かい手入れが続きます。

2008/09/18

ウエイト(1)
 ギヤ鳴りはひとまず置いて、ウエイトの作成をします。
 床下の灰箱、ボイラー、火室の中に鉛のウエイトを積みます。
 厚紙で鉛を流し込む型を作りました。鉛の重さで壊れてはいけないので、木の角棒で補強しました。接着剤は「パワーボンド速乾クリア」という、ナガウラさんにもらったものを使いました。
 ボイラー用は、2ミリネジ、ナットを型に取り付けています。エアータンクと一緒に床板にネジ止めする狙いです。
 接着剤の完全乾燥を期して、明日、鉛の流し込みをします。

2008/09/19



ウエイト(2)
 台所のガスコンロで鉛を溶かし、昨日作った型に流し込みました。
 出来上がったウエイトを仮に積載し、重量配分の具合やテストランの走行状態を見ました。
 まだ重量が不十分に思えたので、煙室部分に釣り用の薄い板鉛を巻いて入れました。
 前後の水槽とテンダー部分はウエイトは考えていなかったのですが、ボイラー部分の重量が増すと、相対的に第1、第2動輪への荷重の比率が減り、左右の傾きを踏ん張るイコライザーの支点にかかる重量に不足を感じたので、水槽とテンダーの空き部分に手持ちのウエイトを補充しました。
 ついでにギヤのビビリ止めの効果を期待して、モーターの頭を軽く押さえるように、スポンジを付けておきました。
 この時点での車両重量は
 ボイラー部・・・175g+ウエイト345g
 前部水槽部・・・155g+ウエイト55g
 後部テンダー部・・・160g+ウエイト55g
 合計 945gとなりました。
 以前作成したドイツ型マレータンク(フリー)の重量が800gですから、これを抜いて豊後鉄道で最も重い機関車になります。

2008/09/20

総組み立て
 ウエイトを全てセットし、ビビリ止めのスポンジも付けたところで最終組み立て、走行テストを行いました。
 概ね良好で、走行音もかなり改善されました。しかしまだゲッコゲッコとギヤが鳴いています。
 しかし、問題を先送りにしてきた部分が気になりだしました。ボイラー部の床の高さが、前のみワッシャー1枚分、0.5ミリ高いのです。
 気になりだすと直すしかなく、ワッシャーを外してみました。案の定、レールの状態によって第3動輪のフランジが前部ボイラー部床ボルスターを付けている基板に当たります。基板をいったん外して、フランジの当たりそうな部分を0.5ミリほど、ルーターで削りました。
 修理後走らせてみると、フランジの当たりはなくなり、音以外はかなり気持ちよく走るようになりました。
 カップラーは前後ともケーディーの6番を付けました。しかし、走らせたところカーブで先輪の内側がカップラーの側面の突起に当たることが分かったので、カップラー本体、ケースとも突起をカットしました。

2008/09/21

ディテール(1)パイプ止め板
 塗装に入る前の慣らし運転が続いていますが、眺めているうちに気になるところがぼちぼち出てきます。
 今日はボイラー部の梁の側面に付けたパイピングが実感に乏しいので、パイプ止め板を付けました。
 ボイラーバンドに使った残りの0.1ミリの真鍮帯板が捨てずに置いてあったので、これを使いました。薄いのでパイプに添ってよく曲がります。パイプにあてがって曲げたものをハンダ付けしました。
 どうやら、尤もらしく見えるようになりました。

2008/09/22



ディテール(2)ストーカー手直し、ステップ補強
 ストーカーを利用して配線を通していますが、ボイラー側とテンダー側を実際につなぐのは模型の場合なにかと無理があり、このガーラットもつないでいません。テンダーの板の間にボイラー側の管が来るようにしてあるだけです。
 ところが、後での手直しの結果、設計よりボイラー部の床板が低くなりして、ボイラー床板とデンダー側板との間に2.5ミリもの隙間が開いてしまいました。これではストーカーがつながっているようには見えません。
 そこで、テンダーの側板に0.3ミリの真鍮板を継ぎ足して、2ミリほど隙間を少なくしました。
 ボイラーとテンダーの連結部分は上下にはほぼ固定されているので、0.5ミリのクリアランスがあれば接触することはないと思います。
 もう一つ。ボイラー部のステップは0.3ミリの洋白板で作りましたが、調整のために思い車体を転がすたびにステップが内側に押されて曲がってしまいます。
 そこで、0.5ミリの洋白線を補強財兼テスリとしてステップに写真のように付けました。洋白線の端を床板とステップ下端の裏側にハンダ付けし、中の2段のステップにもハンダ付けしました。
 ステップを内側に曲げようとすると、ちょうどトラス棒のように洋白線に引っ張る力が働き、びくともしなくなりました。
 同時に、ステップを登ろうとする人から、手で掴むところがないとの苦情が出そうだったのですが、これで解決しました。