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2003/10/03
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塗装下準備
前進、後進、低速、高速、中速による連続運転のいずれも問題ないので、塗装にはいることにしました。
クレンザーとハブラシで磨いたあと、メガネ用高周波洗浄器で洗いました。クレンザーのカスが固まりになっている所では、高周波洗浄器といえども取れていませんでした。また、グリースのこってりついている所もとれていません。やはり、強い汚れは予め洗っておく必要がありそうです。
上回りは割り箸に、下回りは竹串に刺して、塗る準備をしましたが、この状態で、もう一度洗浄器で洗いました。手の脂が付いていたのか、モヤッと汚れが出ました。
下回りの可動部と石炭にマスキングテープを貼り、缶スプレー式の金属用プライマーを吹きました。スコップ、火かき棒、メーカーズプレートも忘れずに吹きました。
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2003/10/04

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塗装(1)
塗色を迷っていましたが、黒とダークグリーンのツートンカラーにすることにしました。
まず、黒を塗りました。エンジンの上回りは二色に塗り分けるために、グリーン部分をマスキングテープでぐるぐる巻きにしました。煙室部分と屋根とキャブ下のふちどり、ステップが黒です。
油性アクリルのMr.COLORの黒とつや消し黒とを同量づつ混ぜ、シンナーで3倍程度に薄め、エアブラシで吹き付けました。
塗ってみると、煙突や煙室扉の表面がきれいでないのがよく見えます。もっと丁寧に仕上げておけばよかったと後悔しています。
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2003/10/05
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塗装(2)
エンジン上回りは、黒の部分にマスキングテープをまいた後、ダークグリーンを塗りました。テンダーの上回りとテンダーの蓋の前部もダークグリーンです。
油性アクリルのMr.COLORのグリーンに半つや消しの黒(昨日塗った色)を4:1程度の割合で混ぜ、シンナーで3倍程度に薄めて吹き付けました。思っていたより、少し黒が多過ぎたようです。
恐る恐るマスキングテープをはがしましたが、屋根の極一部を除いて、黒は剥がれませんでした。剥がれたところは、筆でタッチアップしました。塗料(&プライマー)は、ホワイトメタルにはよく食いつくみたいですね。
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2003/10/06


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仕上げ、連結板の手直し、完成!
ペッドランプのレンズ、キャブ内のハンドル類、フライクランク、ロッド、クロスヘッドなどをシルバーに筆塗りしました。Mr.メタルカラーのクロームシルバーを使いました。
メーカーズプレートは黒で塗った後、よく乾いてから、ペーパー(1000番)で磨きだしました。これは、キャブの側板に合成ゴム系接着剤で付けました。
シャベルと火かき棒も、サドルタンクの上にゴム系接着剤で付けました。
全体を組み上げ、塗装の塗れていないところや剥がれた所を筆塗りで補修しました。
注油をし、レールに乗せ、つまみを回すと、ちゃんと動きました。しかし、塗装前と同じようには走りません。登り坂でスリップします。エンジン側が、テンダーの連結用板の上に乗り、第2動輪が浮き気味のようです。塗装前よりかなり重症です。悪化の原因はわかりません。いずれにしても小手先の修正では直らないので、テンダーの連結板を外し、0.8ミリ下げてハンダ付けし直しました。
また、エンジンとテンダーをつなぐ連結ピンが普通の形状のビスのため、そのネジ山にテンダーの連結板がひっかかり、自由に上下できず、エンジンがテンダーに乗ってしまう現象もわかりました。これへの対応として、ビスの連結板に当たる部分のネジ山を削り取りました。
これで、エンジン側がテンダーに乗ることはなくなり、スリップもしなくなりました。
スローも利くしほとんど問題はないのですが、少し、走行音が高いのだけが気になります。このまましばらく走らせて、様子を見たいと思います。当たりが出て静かになってくれるといいのですが…。
レイアウトをちょこちょこ走る姿は、実にかわいいです。つい、目じりが下がります。
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2003/10/07







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記念写真
ベランダで、新車の記念撮影をしました。
室内の蛍光灯の下だと、ダークグリーンもほとんど黒にしか写らないので困りましたが、屋外の明るい自然光で写すと、いい色が出ました。
やはり、真横から見ると、ユニバーサルジョイントが目立ちますね。
エンジン側からテンダーへの配線用のビニールコードは、うまい具合に垂れ下がり、エアホースに見えて結果オーライです。
なお、昨日まで悩まされていた走行音が静かになりました。原因はギヤボックスにありました。
ギヤボックス
充分過ぎるほど注油しているのに、オイル切れのような音がするので、上回りを外してみると、ギヤボックスのウォームの軸受けの板が、側板に直角に付いていなければなりませんが、角度が狂っていることに気が付きました。(日誌 09/12 参照)
ギヤボックスを組み立てる際に、ハンダで補強しなかったのが間違いでした。ウォームギヤを抜くのは容易ではないので、そのままの状態でハンダを流して補強しました。
これで走らせてみると、キリキリという音はしなくなり、速度のムラも無くなったようです。これで本当に完成です。
今回は、少し塗装を焦り過ぎたようです。塗装後にいろいろ調整しなければならないことが出てきて、塗装済みのファウラーを何回もスポンジの上にひっくり返しました。反省!
あとがき
余りに小さいデンダー機なので、ほとんど手を加える余地もなく、キットの設計通りに組みました。強いて言えば、集電用のシューを自作したくらいです。
テンダーモーター・ユニバーサルジョイントによる動輪のドライブや、小さい動輪をギヤではなくサイドロッドで連動させる構造(フライクランクの位相合わせを自分でしなければならない!)や、エンジンとテンダーが、ドローバーを使わず一点でビスで止めるやりかたなど、常に不安を持ちながらの組み立てでした。
しかし、思いのほか、問題なく仕上がりました。九重高原鉄道のR180mmも通過します。
同じバックウッズのダージリン・パシフィックの走行音の高さには参りましたが、このファウラーは静かに走ります。ギヤボックスが独立しているのと、ホワイトメタル製パーツの多用が功を奏しているのでしょう。ホワイトメタルパーツは、前部が軽くなるのを防ぐのにも役立っています。
メーカーの設計力と、パーツの精度の高さがいい結果を産んでいると思います。
しかし、小型軽量で、力はありません。3%勾配を単機でかろうじてスリップしないで登る程度です。当鉄道ではトレーラーは牽けません。
集電シューが固すぎる点やボイラーの長さが設計より短いことなどは要改善です。これからこのキットを組まれる方は、念頭に置いて組まれたほうがよいでしょう。
なお、ウォームギヤがパーツ不足でした。販売店のメディカル・アート社さんには、メーカー(バックウッズ)からの取り寄せをしていただき、お手数をかけましたが、気持ちのよい対応をしてもらいました。
ファウラーの組立日誌はこれにて終わりです。最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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