|
2006/07/20

 |
シリンダーブロック(1)
シリンダーブロックは16番の泣き所となります。全体のプロポーションを考えると、車幅は出来るだけスケールに近いものに仕上げたいですが、シリンダーブロックを無理に狭くするとロッド類がうまく動きません。
結局、前作の6760よりは広く、サンゴの9600よりは狭い寸法に落ち着きました。そして、ランボードの幅より少しシリンダーブロックのほうがはみ出す格好で仕上げたいと考えています。
なお、幅をかせぐために、シリンダー棒とバルブ棒は0.5ミリずつ外側に偏心させています。こうして見ると変ですが、組んで横から見る分にはほとんど気がつきません。これはバックウッズのキットで学びました。
今日は図面引きと前後妻板のケガキと穴あけだけで終わりました。0.5ミリの真鍮板です。
下の写真は、やり残していた台枠の後板(後妻)を付けたところです。
後板は0.8ミリの洋白板で作り、1.4ミリのネジ穴2個を開けてあります。上回りを止めるネジ穴です。
|
|
2006/07/21
 |
シリンダーブロック(2)
シリンダーブロック前後妻を切り出し、整形しました。
梁兼煙室サドル側板を0.5ミリ真鍮板で作りました。台枠とシリンダーブロックを止める1.4ミリのネジ穴2つと下回りと上回りを止める2ミリの穴を開け、切り出した後コ形に曲げました。
シリンダー室とバルブ室の前後の蓋を1ミリの真鍮板で作りました。側板から大きく出っ張っている形状を表現するために、1ミリ板を2枚重ねます。今日は穴開け、ネジ切り、糸鋸での切り出しまでやりましたが、ヤスリでの整形は明日に持ち越しました。
糸鋸で切る相手が洋白板から真鍮板に代わりましたが、真鍮板のよく切れること。真鍮はありがたいです。
|
|
2006/07/22
 |
シリンダーブロック(3)
シリンダー室とバルブ室の前後の蓋をヤスリで整形しました。
ピストン棒パッキン部を3ミリの銅パイプで作りました。作ったと言っても、切っただけです。銅パイプはたまたま持っていただけで、ドウと言うことはありません。(^_^;)
尻棒は3ミリの真鍮丸棒をドリルレースで削り出しました。着脱できるように、端は2ミリのネジを切っています。
バルブ棒パッキン部は2.1ミリの真鍮パイプを切って作りました。これも切っただけです。
バルブ棒案内は、実物はバルブ棒のクロスヘッドがよく見える構造ですが、模型化は難しいので簡略化し、4ミリの真鍮パイプを整形してそれらしく作りました。
バルブ室前パッキン部は1.7ミリの真鍮線で作りました。
|
|
2006/07/23
 |
シリンダーブロック(4)
スライドバーを0.8ミリの洋白板で作りました。ロッド、リンク類の動きの邪魔にならないように、薄めの板を使いました。
シリンダーブロック後妻にパーツをハンダ付けして作りました。パイプやスライドバーを穴に差して位置決めするので、ハンダ付けで組むのは易しいです。スライドバーは軸の角度だけ気をつけて付け、あとはハンダ付けしてからヤットコで曲げて直角を出しました。
|
|
2006/07/24
 |
シリンダーブロック(5)
前妻にパーツをハンダ付けしました。尻棒はハンダ付けしてしまうといけないので、代わりに2ミリの黒い鉄ネジを冶具に使いハンダ付けしました。
|
|
2006/07/25
 |
シリンダーブロック(6)
出来あがった前後妻と梁兼煙室サドル側板をハンダ付けし、シリンダーブロックを組み上げました。狂いが出ないように、前後妻を台枠にはめ、梁兼サドルも台枠にネジ止めして位置決めし、ハンダで仮付けしました。
煙室サドル上板を0.5ミリ真鍮板で作り、サドルの上にハンダ付けしました。2ミリネジで固定をしておいて、やさしくハンダ付けできました。
サドル上板のリベットは蒸気管やランボードに隠れて余り見えないのと、0.5ミリ板を使ったので工作が面倒なのであっさり省略しました。
シリンダーブロック側板は、煙室から出てくる蒸気管との接合の問題があるので、取りつけは後回しにします。
|
|
2006/07/26
 |
クロスヘッド(1)
クロスヘッドの表板は0.3ミリ、裏板は0.2ミリの洋白板にしました。裏板はスライドバーの溝を作るために折り曲げなければならず、薄いほうが加工しやすいので0.2ミリにしました。
裏板の形状はいろいろ考え、試してみましたが、結局写真のような平凡なものに落ち着きました。
完成形に切ってから曲げるときれいに曲がらないので、長方形に切った状態で凸形に折り曲げ、その後で糸鋸とヤスリで整形しました。
|
|
2006/07/27
 |
クロスヘッド(2)
裏板は、凸形に曲げた後、メインロッドの来る部分を欠き取り、表板とハンダ付けし、表板に合わせてピストン棒を支える部分を糸鋸で切り出して折り曲げました。また、上下の余分な部分も表板に合わせて切り取りました。初め手順を間違え、表板にハンダ付けする前にピストン棒取り付け部分を作っていたところ、上下に二つに切れてしまいました。こうなるとハンダ付けが大変難しくなるので使うのを諦め、もう一つ裏板を作り直しました。
ピストン棒は1.0ミリの洋白線です。裏板の折り曲げた部分に端を入れてハンダ付けしているので、強度の問題はありません。見栄えを考え、繋ぎ目に帯板を巻いたので、なおしっかりしました。
写真を見ると、このロコのユニオンリンクはクロスヘッドの中央のメインロッドのピンの位置に付いるようです。そのような構造のロコを今まで見たことがないので不審に思い、ユニオンリンクの見えそうな写真をほかにも当たってみましたが、やはりその様な構造のように見えます。
メインロッドのピン穴に1ミリのネジ穴を切り、表板の穴を通したピンをネジ穴に止めるつもりですが、さらにそのピンにユニオンリンクも付けることになります。うまく動くか少々心配ですが、とりあえずその方向でやってみます。
|
|
2006/07/28
 |
メインロッド(1)
1ミリの洋白板でメインロッドを作りました。
メインロッドの長さ(ピン穴からピン穴まで)はスライドバーのクロスヘッドを支える部分の中心から主動輪の中心までの距離とし、38ミリとしました。
ピンの穴は板から切り出す前に開けますが、クロスヘッド側は0.8ミリの穴を開け、それに1ミリのネジ穴を切る必要があります。1ミリタップは虎の子の一本しか持っていないので、折ると大変です。慎重に行きつ戻りつ、ネジ切りをしました。
穴あけの後、糸鋸で切り出しました。今日はここまでです。
|
|
2006/07/29

 |
メインロッド(2)
切り出したロッドをヤスリで整形した後、溝掘りをやりました。面倒ですが、このロコのメインロッドは目立つので、手を抜くわけにはいきません。
両端をきつく曲げ、中間をゆるいカーブに曲げてバイスに挟み、糸鋸とヤスリで削りました。ヤスリは溝切り用の薄くて弾力のあるヤスリを使いましたが、両端面の刃が鋭くて、よく削れました。いずれにしても根気の要る作業でした。
それに手道具での工作で、しかも腕が悪いので、溝の底が平らにならず、波打ってしまいました。
ロッドを曲げたり延ばしたりしたので少し長くなるかなと心配でしたが、測ってみるとほとんど変化はありませんでした。メインロッドはサイドロッドみたいに0.1ミリの精度が要求されるわけでもないので、まったくOKです。
|