ダージリン・パシ組立日誌(5)

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ダージリンパシ(4)に

2003/07/15







テンダー・仕切り板、ブレーキロッド、ウエイト(3)
 上部の仕切り板は、付ける当初から、その取り付け角度に迷っていましたが、パーツの形状から、後ろへ倒したほうが納まりがいいので、そのように付けていました。
 ところが、その後に皆さんからいただいた情報で、垂直に付けるのが正しいことがわかりました。
 元のパーツでは形状が合わないので、新しく作りなおして付けました。
 また、配色を検討していて、なんか、テンダーの床下が寂しい気がしたので、ブレーキロッドのつもりで、0.5ミリの真鍮線をフレームの下に付け足しました。
 こういう修正は、塗装後には出来ないので、塗装前にじっくり見ておくことが大事ですね。
 この改造ロコは、ウエイトが不十分なので、二軸客車3両を牽くと、3%の勾配をスリップします。
 ウエイトを積みたいのですが、後部に積む場所がありません。
 フレームの中はギヤや従台車の邪魔になります。残されたのはキャブの中だけですが、せっかく作ったバックプレートを壊したくないし。
 そこで考えた苦肉の策はキャブの屋根裏です。後ろから見ると見えてしまいますが、客車3両を牽くことの代償として、まっいいか、にしました。
 最後部にこれだけ積めると、バランス的にボイラー内にももっと積めます。切り残していたウエイトをさらに切り取り、ボイラー内に追加しました。
 これだけ積むと、元々キットに入っていたウエイトとほとんど同じ重さのウエイトを積んだことになります。客車3両を牽いて3%勾配を登るようになりました。当鉄道としては、これで十分です。

2003/07/16



調整
 今日はこまごまとした調整に終始しました。

ドレンコック
 カーブで先台車に当たるドレンコックは、やはり脱線の原因になるので、1ミリほど外側にずらして付けなおしました。
 これで、R180も、なんとかクリアできました。
 動輪のホイルベースがそれほど長くないので、E型ロコなどに比べると、楽にカーブを通過します。先台車も従台車も、うまくフレームの下をくぐっています。
 急カーブを通過する形状を見ていると、もし、テンダーモーターのままであれば、ユニバーサルジョイントあたりに無理が来て、うまく走れなかったかも知れないと思います。

先台車のセンターピン
 先台車の脱線が止まりません。急カーブでもないところで脱線します。フレームやシリンダー、ドレンコックなどに当たっていないのに、どうして?という感じでした。
 やっと、原因がわかりました。先台車は2軸とも外枠に固定されています。さらに台車ボルスターから固定された腕(心向棒?)が伸びていて、その先にセンターピンが付いていてフレームに付けられています。
 しかも、そのセンターピンが普通の1.4ミリビスのため、台車の腕(心向棒?)がビスの溝にひっかかり、軽く上下できません。そのため、後輪が持ち上がると、テコの原理で(?)前輪も4倍になって一緒に持ち上がってしまいます。これが脱線の原因でした。
 段ビスがあればいいのですが、ちょうど良いサイズのものがなかったので、ワッシャと真鍮パイプで作ったブッシュを1.4ミリビスにはめ、台車のセンターピン穴を大きくして止めました。台車の腕はブッシュの長さ分、軽く上下できるようになりました。
 これで、脱線は治まりました。
 このキットは、従台車やテンダーの台車のセンターピン、ドローバーの両シャフトも全て普通の1.4ミリビスを使っており、どうかと思います。

テンダーの集電
 キットに付いていたテンダーの集電シューは固くてだめなので、直接レールをこするシューを台車に付けていました。しかし、まだ、時折ガクッとしゃくることがあるので、次の2点を改良しました。
 一つは、両絶縁になっていた車輪を片絶縁にしました。6ミリの片絶縁の車輪を持っていなかったので、両絶縁車輪を片絶縁車輪に作り変えました。プラの絶縁部分に、薄い燐青銅板を丸く切ってはめ込み、タイヤと車軸を電気的につなぎました。
 もう一つは、台車が、前後とも左右にイコライジングできない構造で、ひねられると片側がレールから浮いてしまいます。これを避けるため、後ろの台車の車体と台車のボルスターのセンターピンにワッシャを入れ、左右にスイングできるようにしました。
 この結果、現在、安定した走りをしております。
 しかしまだ、走行音がうるさいなどの問題もあるので、もうしばらく慣らし運転をしながら、調整を続けたいと思います。

<後日記>
 エンジン側も、固定軸の動輪からだけの集電で、完成後、時々集電不良を起こすようになりました。それで、結局、先輪からも集電することとし、テンダーと同様、車輪を片絶縁に改造しました。

2003/07/17









ドローバー(2)
 R180を通過するために、長いドローバーを自作して付けていましたが、レールが直線の時、かまとテンダーの間が6.5ミリも空いてしまうという問題をかかえていましたが、昴さんから、Nの伸縮カップラーを使ってはどうかとのヒントをいただきました。
 模型店で聞いてみると、カップラー単体で出ているということなので、TOMIXのJC62という蜜自連TNカップラーを2個買い求めてきました。
 ステップ等の周りの装飾をすべてカットし、スプリングもかえって邪魔なので取り去り、0.5ミリのプラ板にゴム系接着剤でしっかり固定し、それを1.4ミリビス2本でキャブ床板に止めました。従台車にも当たりません。
 テンダー側は、台車からのオーバーハングが小さく、テンダー側から見れば、カーブでもドローバーはほとんど首を振らないため、カップラー本体のみ使用し、エンジン側のドローバーに接着しました。
 この結果、連結面の間隔を5.5ミリに詰めることができました。ここの1ミリは大きいです。ずいぶん見栄えが違います。
 なお、電気的には、モーターからのビニール線を伸ばし、L形に曲げた0.5ミリの真鍮線にハンダ付けし、真鍮線をテンダーのエンドビームに開けた0.6ミリの穴に差し込んでいます。エンドビームの裏には燐青銅板を付け、真鍮線を押さえるようにしました。
<後日記>
 エンジン側から伸ばしたビニール線の先を剥いてハンダで固めたものを、テンダーにハンダ付けした手製のバネ板で押さえていましたが、どうも抜き差しが難しく、要改善でした。
 で、電気パーツ屋で探してきた最も小さいコネクターを壊して金属部分のみを取り出し、メスをテンダーのフレームにハンダ付けし、オスをエンジン側からのビニール線にハンダ付けしました。
 これで、抜き差しも易しくなり、通電も確実になったようです。

2003/07/18

塗装下処理
 走行音が高いものの、ほぼ調整も終わったので、いよいよ塗装にかかります。
 今日は洗浄と、塗装台への固定をしました。
 洗浄は、いつもと同じく、台所用クレンザーと歯ブラシでよく磨いた後、台所用液体洗剤溶液で洗いました。
 洗った各ブロックを汚さないうちに吹き付け塗装のための台に固定しました。
 このキットは、組むと、車輪やギヤが外せない設計なので、プライマーを吹く前に、ギヤ回りをマスキングテープで覆いました。

2003/07/19

悪天候
 今日は、一日中風雨が強く、塗装はあきらめました。梅雨だものね。

2003/07/20



塗装・黒
 天気が回復したので、塗装を始めました。ただし、風はあるので、風と相談をしながらの塗装です。
 朝一番にプライマー(金属下地用)を缶スプレーで吹きました。
 塗り分けをするブロックは、まず黒から塗ることにしました。ブルーの部分をマスキングテープでマスクしました。
 午後からエアブラシで油性アクリルを吹きました。黒とつや消し黒を1:1の割合で混ぜ、それをシンナーで3倍に薄めて使いました。
 塗り終わって1時間後にマスキングテープをとりました。ちょうど良いタイミングだったようです。塗装は痛みませんでした。
 テンダーの車輪にはめた燐青銅板は、プライマーのあと筆塗りで済ませました。

2003/07/22



塗装・ブルー
 昨日も風雨が強くて、塗装はできませんでした。なかなかはかどりません。
 今日は、まだ湿度が高かったですが、なんとかブルーを塗ってしまいました。
 やはり色物は難しいですね。色作りを失敗しました。
 昨日塗った黒の部分をマスキンテープで覆い、ブルーを塗りました。
 MR.COLORの青と白をほぼ同量混ぜてみたところ、彩度が低すぎるように思え、インデアンブルーを少量加えましたが、これが間違いでした。派手過ぎました。(実物は、写真よりもっと青いです。)まるで、トーマスくんの世界です。
 塗料を混ぜた竹串で色を見ていましたが、金属に塗った色は、まるで違いました。真鍮片で、試し塗りすべきでした。
 もう一つ失敗しました。黒の上に貼ったマスキングテープを剥がしたら、一部、黒も一緒に取れてしまいました。下地処理が不十分だったのだと思います。
 シンナーのプールでの行水も考えましたが、接着剤で付いているパーツが多いのと、車輪やギヤが外せないことからあきらめ、補修塗装でごまかすことにしました。
 水砥ペーパーで、はげた周辺の塗装を削って段差を無くした上でもう一度黒を吹きました。しかし、やはり補修した部分は光沢が違い、見るとわかります。参りました。
 ま、しかたがない、の方向で収拾予定です。