コンソリレストア日誌(3)

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2007/04/06



テンダーの設計、台車(1)
 タイミングよく、KKCのSさんからご好意でお送りいただいた設計図が届いたので、テンダーに移りたいと思います。
 テンダーは、等倍(1/87)の縮尺図を測ってみると、長さが約105ミリあります。1/80のキュウロクが約70ミリ、C62でも約95ミリですから、やはり大きいですね。
 大きさこそ違いますが、台車やボディーの形状は前作のE600と類似のところが多く、その経験が生かせそうです。
 ボディーは上面と前面の図面がなく、製図するのにももう少し検討が必要なので、とりあえず問題のない台車から始めます。
 E600の時にどうしたんだったか、済んでしまうとすぐ忘れるので、自分のホームページを参考にするという馬鹿なことをしながら、作っています。
 E600では側板のベースを0.5ミリの真鍮板で作りましたが、今回は0.8ミリの板を使ってみることにしました。
 ホイルベースを正確に出したいので、今回初めてマイクロクロステーブルの機能を使って穴あけをしました。
 台枠を並べてケガキ、クロステーブルのハンドルを1回転させると1ミリ送られるという便利な機能を使い、一度に4つの台枠に正確に12個の穴あけをしようというわけです。やってみると、ケガキ線から少しずれてしまいましたが、調べてみると、ケガキ線のほうが狂っていたことがわかりました。(笑)  いい加減な腕の私には便利な道具ですね。
 車軸が1.5ミリ径なので、軸穴はあそびを入れて1.6ミリにしました。真ん中にボルスターを止める2ミリのネジ穴を開けました。(ここいらは、後日、自分で日誌を見ることを予測して記述しています。)
 一つだけ糸鋸で台枠の中を抜きましたが、続けるのがいやになってやめました。あーとはまたあした。

2007/04/07

台車(2)
 昨日に続いて、糸鋸で台枠を切り出しました。
 左側の二つは未完成です。右の二つは上下のボルトの表現をヤスリで削りだし、完成した状態です。
 けっこう手間が掛かるので、またまた中途半端な状態で、根気が続かず作業中止です。

2007/04/08

台車(3)
 昨日に続いて残りの台枠を削りだし、仕上げました。
 さらに0.5ミリの真鍮板で、イコライザー(ダミー)と軸箱が一体となったものを作りました。これもE600では0.3ミリの板を使いましたが、立体感に乏しく、失敗でした。
 イコライザーには後でバネ吊りのボルトを表現する1ミリの真鍮線を植えるために穴をあけておきました。

2007/04/09

台車(4)
 1ミリの真鍮板で軸箱を8個作りました。2枚重ねになるので16個です。
 一枚には軸穴が通り、もう一枚は一番外側の軸箱蓋になって軸穴は通りません。
 蓋はヤスリで削って形を作るので面倒でした。
 こんな細かいパーツでも、一つ一つ面取りをしてきれいにしておかないと、後のハンダ付けで歪んでくるので、我慢してやっています。

2007/04/10

台車(5)
 軸箱蓋以外の作ったパーツを重ねてハンダ付けし、1.6ミリの軸穴を通しました。最後に軸箱蓋をハンダ付けしました。
 イコライザーに開けておいた穴に1ミリの真鍮線を植えてバネ吊りを止めるボルトを表現しました。

2007/04/11

台車(6)
 台車ボルスターを0.8ミリの真鍮板で作りました。
 左右台枠間の距離を正確に22ミリとし、ボルスター上面からネジ穴までを5ミリにしなければなりませんが、そのために、先に22ミリ幅にコ形に板を曲げておいてから、4ミリを測ってネジ穴を開けました。
 台車ボルスターと左右の台枠は2ミリネジで止めますが、イコライジングさせるために、遊びを設けています。2ミリネジは頭の大きめの鉄ネジです。
 後部の台車は、上下ボルスターの間にワッシャを入れ1点支持とし、左右に傾けるようにする予定です。写真の左の台車が後部用ですが、裏向きに置いています。
 やっと台車が完成しました。
 E600の時より厚板を使ったので、より立体感が出ました。車体の幅が広いので、ちょうどよかったと思います。また、構成部材を太めに作ったので、頑丈な印象になり、このデブコンによく似合うようになったかなと思います。

2007/04/12

図面、床板
 先達から送っていただいた図面には上面と前面(連結面)とがありません。いつも、まともに図面を引かず、いきなり真鍮板にケガキを入れることが多いのですが、さすがに今回は慣れないアメリカ型ということもあり、カマとの整合性を確認する必要もあるので、一応、簡単に図面を引きました。
 簡単にとはいえ他のアメリカ型のロコの図面から似たようなものを探して参考にし、あれこれ考えて、何とかこんなものかというところまででっちあげました。
 石炭槽は、どうせ石炭を積んで隠れるので、手抜きで、天板は一枚もので平らに作るズボラ設計です。
 床板を0.8ミリの真鍮板で作りました。
 ドローバーシャフトの2ミリのネジ穴とボディーを止める2ミリの穴4個と、カップラーを止めるネジを逃げる2.2ミリの穴、それにカップラー開放テコ受け用の0.6ミリの穴4個を開けました。

2007/04/13

横梁
 0.2ミリの真鍮板で横梁を作りました。
 ほとんど見えなくなるのですが、やはり、リベットは打っておきました。0.5ミリ径の大きいリベットです。
 コの字形のチャンネルに曲げますが、ちょうど2.4ミリ厚の柄のヤスリがあるので、これを冶具にして折り曲げました。バイスに挟んで金槌で叩きましたが、そのために板の面がきたなくなってしまいました。

2007/04/14

エンドビーム、床ボルスター、カップラー台
 前後のエンドビームを0.3ミリの真鍮板で作りました。前のビームは手抜きをして、リベットは省略しました。
 前の台車は2点支持なので、ボルスターは平らなものを作りましたが、後ろの台車はセンターでの1点支持なので、台形のものを作りました。いずれも0.8ミリ板です。
 レール面から床下面までの高さを12.5ミリになるように、現物あわせで寸法を決めました。
 カップラー取り付け台を1ミリの真鍮板で作りました。ケーディーの6番が付くように、ネジ穴を開けています。

2007/04/15





ドローバーシャフト、中梁
 2ミリの洋白線を切って、ドローバーシャフトを作りました。真鍮線でもよいのですが、ダイスでのネジ切りは洋白のほうがサクくて加工し易いです。
 床板にはドローバーシャフト用のネジ穴を切っていますが、念のために補強として上面に2ミリナットをハンダ付けしておきました。
 中梁は横梁に比べて0.7ミリほど低く下の出ています。ほとんど見えない位置なのですが、前後ボルスターの間だけ、付けました。ただし、コ形のチャンネルは作りにくいのでL形にしました。板も0.2ミリの薄板にしました。
 あと、ハシゴや開放テコやブレーキシリンダーなどがありますが、上回りを作る時の現物合わせの作業の邪魔になるので、付けるのは後回しにします。
 台車を付けてみましたが、床の高さもちょうどいいようです。また、カマとの間隔もいいようです。
 さっそくカマにつないで走らせてみました。ウエイト代わりにハンダゴテのコテ先を乗せています。借りていたE600のテンダーは本来の持ち主に返しました。