C62(改)の組立日誌(4)

*写真をクリックすると大きく見えます。

   

2003/03/21

テンダー(1)
 船底形なので、側板と床板が一枚もので曲げて作ってあります。
 側板、床板のカーブを妻板のカーブに合わせて修正した後、それらをハンダ付けして箱をまず作りました。
 この後、上板受けや前面の小物をハンダ付けしました。このあたりの手順は、アダチの説明書では小物を先に付けるように書いていますが、私はどうも下手くそで、小物を後から付けないとうまくいきません。

2003/03/22

テンダー(2)
 後妻の小物と床下の小物をハンダ付けしました。

2003/03/23



テンダー(3)
 後ステップ、中梁をハンダ付けし、ソフトメタル製の前後梁はボルスターでネジ止め、同じくソフトメタル製のブレーキシリンダー、テコ、カップラー受けは接着剤で付けました。接着剤は岡山模型店からいただいた「セメダインSUPERXクリア」という商品で、強力でかつ粘性があり、扱いやすいです。
 前後の梁にある側受けの張り出しは、かえって台車の回転を阻害するので、削り取りました。ボルスターのみで充分安定します。
 センターピンにはめて、台車を下から押さえているコイルスプリングは、後の台車に、交換したボイラーの先台車用の弱いコイルスプリングをはめました。従って、ボディーは、強いスプリングをはめてある前台車の傾きに従います。
 台車を組んでボディーに付けた後、上板を組みました。ブレーキ回りが壊れるのを防ぐために、あえて台車を先に取り付けました。
 上板仕切り板、斜板はハンダ付けです。組み終えた上板は、前の凸部を石炭出し口に差込み、後を水口蓋でネジ止めするようになっています。
 最後に、壊れやすいので後回しにしていたハンドブレーキの丸ハンドルをハンダ付けし、カップラーとドローバーのピンを付けて完成です。カップラーはケーディーの16番を付けました。少し首が長すぎる感じですが、ほかの番手だと短すぎるようです。
 これで塗装を除き、一応完成です。

2003/03/24



テストラン・調整(1)
 借りていたD51のテンダーをD51に返し、完成したテンダーをボイラーにつなぎテストランをしています。
 カテーテルのおかげで、よい走りをしています。マックスモデルの店長さんが知り合いのお医者さんからカテーテルを分けてもらったそうですが、そのお医者さん、「ちゃんと洗ってあるからきれいです。」と言われたとか。そんなことを聞くと、かえって気になったりします。^_^ ;
 塗装前に問題点を出し尽くしたいので、しばらくテストランを続けたいと思います。
 ぼんやり眺めていると、今まで気が付かなかった不具合が見つかったりします。
 どうですか?C62改、フリーのハドソンの雄姿、なかなかのものでしょう?

2003/03/25

テストラン・調整(2)
 今日もテストランが続いています。7メートルの豊後鉄道の線路を何回も往復しています。
 走らせているうちに、給水ポンプが少し傾いていることに気が付いたので、垂直に直しました。太いパイプがつながっていますが、ヤットコで強引に直しました。案の定、パイプは歪み、ハンダが取れてしまったので、付け直しました。
 テンダーのカップラーの高さが1ミリ弱低いので、これも直しました。
ボルスターと台車との間に0.4ミリ厚のワッシャを入れボディーを少し持ち上げたのと、ナックルが前下がりになっていたので、ポケットの遊びを少なくして水平にしました。これでカップラーは正しい高さになっています。
 おっと、このホームページ用の写真を処理していて、洗缶剤箱の下のランボードの下の火室に、ランボード取り付け用の穴が開いたままなのに気が付きました。こうやって低いアングルで見るとわかりますね。明日、ハンダで埋めることにしましょう。

2003/03/26

写真なし

テストラン・調整(3)
 昨日出た、火室の穴をハンダで埋めました。
 走りも軽くなり、問題点も出尽くしたかなと思うので、明日もう一日走らせた後、問題がなければ、塗装前処理のクレンザー磨きをやりたいと思います。

2003/03/27

塗装前処理
 ハブラシにクレンザーを付けて磨きました。エッチングで赤くなった真鍮が、本来の真鍮色を取り戻しました。クレンザーの石鹸かすが隅っこに残るので、竹串の先でほじくりながら、台所用液体洗剤で洗いました。
 よく乾かしたあと、各ブロックを塗装用の台に乗せ、ブライマーを缶スプレーで吹きました。前回のC57では、糸くずが付いて失敗したので、プライマーを吹くときはセーターを脱いで作業しました。いろいろと大変です。

2003/03/28

塗装
 朝からいい天気で、さっそく塗装を始めました。少し風がありましたが、風の息を見ながら吹きました。
 今の季節は、ご近所が窓を閉めているので、ベランダでのエアコンプレッサーの音を気にしなくていいので助かります。
 Mr.カラーの黒とつや消し黒を半分ずつ混ぜ、ラッカーと同量のシンナーで倍に薄めてエアブラシで吹きました。密閉式のキャブで少し大きい分、内側を窓から吹くのが大変でした。実は、一気に吹いたため、非公式側の窓の下が少し垂れてしまった(サッジング)のですが、早めに気が付いて、しばらく横に寝かせて乾燥させたところ、余り目立たなくなりました。いいことにします。やはりボイラーだけは何回かに分けて塗るべきですね。
 クロスヘッドのスライドバーだけはマスキングテープで巻いておきました。
 自作のギヤボックス・モーター支え板とブレーキシュー支えは筆塗りしました。

2003/03/29

仕上げ
 ヘッドランプのレンズ、スライドバー、フレームの軸受け守等の塗装を取り、外していた安全弁を取り付け、ナンバープレート等をクリヤの合成ゴム系接着剤で貼り付けました。
 ナンバープレートは、本当はフリースタイルなので、独自のナンバーがいいのですが、適当なものをもっていないので、とりあえずキットに入っているC62のものを使いました。
 半日置いて、接着剤もほぼ固まったようなので、全体を組み上げました。
 さっそくレールに乗せて走らせてみました。少し重い感じがしますが、問題はなさそうです。しばらく走らせておれば軽くなるでしょう。

2003/03/30

シリンダー弁点検口蓋
 完成しましたが、どうもデフがない分、そのあたりが寂しい気がして、シリンダー弁点検口蓋を付けることにしました。
 0.5ミリの真鍮板を二枚重ね、取っ手に0.3ミリの真鍮線をハンダ付けして作りました。
ランボードへの取り付けは、すでに塗装済みなので、ハンダ付けをする気にはなれず、接着剤で付けました。まだ、塗装は早かったようです。

2003/03/31









白線
 ランボードの白線を入れました。
 今まで豊後鉄道の機関車は白線のお化粧をしたものはなかったのですが、今回、フリースタイルでもあるし、試しに入れてみました。
 マスキングテープをランボードの上板部分に貼り、筆でつや消しの白の油性ラッカーを塗りました。はみ出たところは黒を塗り、ごまかしてあります。
 白線を入れてよかったと思います。それに、給水ポンプやエアコンプレッサー部分のランボードの凸部を欠き取ったことも、白線を入れた状態で、さらに生きて来たと感じています。
 C62(改)というよりも、C62(怪)もしくはC62(変)というほうがふさわしいハドソンとなりました。
 左の写真は、昼間、リビングルームの自然光で写してみました。やはり、電灯よりディテールが出るようです。しかし、レイアウトの景色がないので、まるでモノクロ写真です。車両派のモデラーにとってはこの方がいいかも。
 3月も終わりますが、このC62(?)組立日誌もこれで終わりです。長い間、お付き合い、ありがとうございました。
 次は、たぶんB20のタンクロコを組むことになると思います。タンクは初めてです。

<追記>
こうして写真を見ていると、C62のテンダーは長くて格好がいいのですが、高さがないだけに、石炭を積みたくなってきました。もし積みましたら、追ってご報告します。