2003/02/22

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アダチ C62 バラキット
旧日本国有鉄道が誇る大型機C62を組むことにしました。
昨日、岡山模型店に電話で注文したアダチのC62のベースキットが届きました。
車両限界一杯のこのようなロコは共通した魅力を持ち合わせていますが、一方でC62は部分的に私の好みに合わない形状があります。それで、できるだけ好みに合わせた、フリースタイルのハドソンとして完成させたいと思います。
煙室前部、デフレクター、ランボードなどを修正したいと思います。それに、以前アダチのC55を組んだ時の経験から、ギヤボックス回りも改良したいと思っています。
とはいえ、大幅に変更する腕も気力もありませんので、ほとんどC62(改)の域を出ない結果になるでしょう。 |
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2003/02/23


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フレーム
組み立て説明書には、後部フレームを組んでから、それに合わせてメインフレームを組むようになっています。しかし、アダチのC55を組んだ経験から、メインフレームを先に組みました。
左右のフレームを同一平面上に接するように、かつ前後のずれなく、かつ垂直に、というのは結構難しく、しかも狂うと動輪が軽く回らなくなるので気を使いますが、アルミの角パイプを治具に使い、狂いなくハンダ付けすることができました。
これに後部フレームの左右をビス止めした状態で、後部フレームの上板をハンダ付けしました。
位相あわせ
ロコを組むうえで、動輪の位相あわせが最も気になるところです。そこで、中枠や後梁のハンダ付けをする前に、とりあえず、動輪とサイドロッドを仮り組みしました。
回してみるとひっかかります。ひっかかる様子を見てみると、公式側のロッドが最も前進したところできつくなります。フレームの主動輪と第3動輪のホイルベースに比べ、サイドロッドのピン穴の間隔がわずかに長いようです。
それで、公式側の第3動輪の軸受け守の後ろ側を少しずつ削り、0.2ミリほど削ったところで滑らかに回るようになりました。
これで安心して先へ進めます。
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2003/02/24
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フレーム(2)
フレームの中枠、後梁をハンダ付け、エンドビーム、動輪押さえ板、ブレーキシューをビス止めしました。サスペンションのコイルスプリングは、跳ばして失うといけないので、まだ付けていません。
中枠は動輪押さえ板にビス止めした状態でメインフレームに仮付けしますが、その際、押さえ板の位置は、後部フレームの従台車のセンターピンの穴に止めて決めます。押さえ板を止めるための長めの2ミリビスがキットに用意されている心使いは好感が持てます。
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2003/02/25

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シリンダーブロック
全体の形状の精度を上げるために、小物を付ける前に前妻、後妻、中梁を組みました。
例によって、アルミ角パイプの治具に鋏んでハンダ付けです。中梁のセンターのネジ穴にハンダが流れるのを恐れて、回りを油性マジックインキで塗ってあります。
バルブガイドを蒸気室後蓋に付けるときは、穴に爪楊枝を挿して位置合わせをしました。
前回、カツミのC57を組んだときは、ほとんど治具を使わずに組みました。パーツ同士を組み合わせると、自然に精度が出るように設計してあったり、難しい部分は組み立て済みになっていたためです。
この差はキットの価格の差でしょうか。
皮肉な言い方をすれば、アダチのキットは工作を充分楽しませてくれます。
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2003/02/26

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モーションプレート
C55の経験から、モーションプレートの左右の幅が弁心棒案内の幅より広いために、このままだと、ラジアスロッドを曲げないとつながらないことが分かっていました。
それで、モーションプレートを組む前に、前中枠の左右を削って0.5ミリ短くしました。これで、外枠の幅は前に行くほど狭くなり、ラジアスロッドの先端は、曲げないでも、ちょうど弁心棒案内の中に収まるようになりました。
モーションプレートをそのままフレームに付けると少し低すぎるようなので、0.4ミリ厚のワッシャを鋏みました。
シリンダーブロック(2)
シリンダーブロックは1本の中空ビスでフレームに止めてありますが、どうしても緩み、動きます。それで、フレームとシリンダーの前妻の間に0.5ミリ厚の真鍮板を挟み、動かないようにしました。
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2003/02/27
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バルブギヤ
バルブギヤの組み立ては、カシメて止める関節はあらかじめ仕上げてあるので、8本のビス止めとリターンクランクをロッドピンにハンダ付けするだけです。
C55を組んだときには調整に苦労しましたが、どこが違うのか、今回は簡単に出来上がりました。加減リンクの内側を少し削った程度です。 全て軽く動いています。
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2003/02/28


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ギヤボックス、モーター、ゴムジョイント
C55では、ギヤボックスの振動と騒音の対策に苦労しましたが、ギヤボックスの振動を押さえるために、ギヤボックスとモーターを真鍮板でつないで固定し、なんとか解決しました。
アダチのギヤボックスの騒音に悩まされるのは私だけではないらしく、雑誌の組み立て記事を読んでいても、スポンジでギヤボックスを押さえたりしているのを見ます。
それで今回は、あらかじめ、C55と同じ処置をすることにしました。
0.3ミリの真鍮板を写真の寸法に切り、ギヤボックスの上のカーブに沿うようにアーチ形に曲げます。ギヤボックスの左右のケースを止めている2ミリビスを少し長いものと交換し、ケースから出っ張ったビスの先で、作成した真鍮板を止めます。モーターの側は真鍮板の端を扇状に開き、モーター支え板と一緒にモーターに止めます。もちろん、止める前にゴムジョイントははめておきます。
モーターは、カツミのC57の真似をして、どこにも止めないでおこうかと思っています。モーターの重さでフレームに乗っているだけです。具合が悪いようであれば、また考えましょう。
C55のときは0.5ミリの真鍮板を使いましたが、工作に苦労したので、今回は0.3ミリにしました。アーチ形の形状なので、強度は充分です。
パーツの欠品など
ここまで来て、煙突のパーツがキットに入っていないのに気が付きました。
また、砂撒き管の真鍮線をドームに直に付ける設計になっていることに気が付きました。これはみっともないので、欠品ではありませんが、併せて砂撒き器のパーツを注文することにしました。
岡山模型店に電話すると、すぐ送りますとの返事がありました。いつものことながら素早い対応で、工作が止まらなくてありがたいです。
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2003/03/01



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先台車
先台車は左右のフレームと梁をコ形にハンダ付けするだけですが、これが結構難しいです。小さく切った厚紙の上に梁を置き、フレームを垂直のアルミ角パイプに添わせて付けましたが、なかなか直角にならず、苦労しました。
台車を下に押さえるコイルスプリングは弱すぎるので、テンダーの台車のセンターピンに付けるコイルスプリングと交換しました。
先輪がシリンダーの尻棒に触れてショートするのを避けるために、復元バネを作って付けました。0.5ミリのピアノ線を曲げて、車軸押さえ板を止めるビスに止めました。また、復元力を強くするために、第1先輪のみワッシャを入れて遊びを少なくしました。
従台車
ダイカスト製です。盛大に出ているバリを根気良く取りました。あとは車輪を押さえ板でビス止めするだけで終わりです。
フレームに付けてみると、台車とフレームの間が開いていて、シルエットが素通しになってしまいます。みっともないので、あとで何か考えましょう。
テスト走行
下回りが一応完成したので、ボイラーのウエイトを仮止めし、動輪のコイルスプリングをはめ、レール上を走らせてみました。少しぎこちないですが、まずまずの走りをしました。
ここで下回りはいったん置いて、上回りにかかりたいと思います。上回りが完成した時点で、上回りを乗せ、最終調整をする予定です。
動輪のスプリングも強すぎて、軸受けが動輪押さえ板から離れません。全くスプリングの機能を果たしていません。最終調整時に、少しスプリングをカットして、可動するようにしたいと思います。
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