C55の組立日誌(5)

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2002/10/14

塗装の準備
 調整により、かなり良くなりましたが、まだ、低速走行時に軽いひっかかりを感じます。しかし、これ以上の調整は困難で、後は、走り込みにより当たりを出すしかないと判断し、調整作業は終了することにしました。
 いよいよ塗装です。今日はロコをバラし、もう一度、各ブロックを台所のナベ磨きで磨きました。ハブラシと豚毛のブラシを使いました。
磨いた結果は、全体的にはきれいになりますが、ブラシの当たらない隅は磨かれません。また、後の水洗いも丁寧にしたつもりですが、やはり隅に石鹸のカスのようなものが残りました。これらは、アルコールと綿棒と竹串と筆で丹念に取り除きました。このあたりの処理は、我ながらうまくないなあと感じております。
 洗い終えた各ブロックは、塗装しよいように、台に乗せたり、竹串に刺したりしてあります。テンダーだけは両面テープや串刺しでは止めようがないので、真鍮板の切れ端で受け金具を作って取り付けました。明日、天気がよければ、塗装にかかれます。

2002/10/15




塗装
 天候晴れ、湿度55パーセント、気温22度、ほぼ無風という塗装日和に恵まれ、朝からベランダに紙を敷いて塗装を始めました。
 まず、プライマーを二度吹きしました。スプレーカンタイプです。
午後から本塗装です。油性ラッカーの黒を2、つや消し黒を1の割合で混ぜ、それをシンナーで4倍位に薄めました。しゃぶしゃぶです。道具は、タミヤのコンプレッサーにオリンポスのエアブラシを使いました。
 ネルソンの時の経験から、なかなかラッカーが届かない隅(キャブの中など)から吹きはじめました。1時間おきに3回塗りました。3回目は塗りの薄い部分を補う程度です。
 ナンバープレートの貼り付け等の仕上げは、完全に乾燥させてからにしたいので、明日やることにしました。
 ・・・と思っていましたが、なおよく見ると、ランボードの網目がよく塗れていません。明日、もう一度、軽く吹いてやる必要があります。真っ平らな面の塗装も難しいですが、やっぱり、ロコが難しいです。

2002/10/16



塗装(2)
 毎日、変わり映えしない写真で恐縮です。
 今日は、ランボードを追加塗りするだけで終わる積もりでいましたが、手間がほとんど変わらないので、全体にもう1回塗ることにしました。というのも、ちょっと、塗色の黒が光沢がありすぎたかなと思えたからです。それで、少しつや消しの黒を加えたラッカーで、全ブロックを上から吹きました。写真ではほとんど分かりませんが、昨日より少し渋くなっています。
 外からは見えないので、自己満足のためだけですが、エアータンク、コンプレッサー、給水ポンプの裏などの、ラッカーの回っていないところを筆塗りしました。ロコが寝ている台は、HOeのロコ用に作ったものなので、少し窮屈です。B型コッペルからD51まで乗りますが、さすがに、ビッグボーイは乗りません。コ型のベニヤ板の内側にスポンジを貼ってあるだけですが、しごく重宝しています。

2002/10/17









仕上げ
 塗装後の仕上げとして、ナンバープレート等を合成ゴム系接着剤(商品名、ボンドGクリヤー)で付けました。ヘッドランプのレンズも同じ接着剤で付けました。透明なので、きれいに付けることができました。
 流線型改造型のC55なので、安全弁が高い台に乗っていますが、これは瞬間接着剤で付けました。

組み立て
 塗装後組むと、また、動輪が軽く回らなくなっています。可動部分の塗装は完全に取り去ったはずなのに。再度、問題のありそうな個所を調整しました。
 フレームの公式側の第1動輪の軸受守の前側を0.1ミリほど削りました。また、エクスパンションリンクもさらに裏側を削り、ひっかかりの心配のないようにしました。
 これで、やっと、塗装前の程度に軽く回るようになりました。
 また、リンク類を触っている間に、モーションプレートの裏板の塗装がはげたので、気になっていたラジアスロッドの曲がりを少なくするために、ついでに裏板を少し削りました。これで、ラジアスロッドは途中から内側に曲がるのではなく、根元から内側に向かうようになり、かなり目立たなくなりました。

完成
 組む途中で塗装の剥げたところを筆で補修し、完成です。
 9月22日から組み始めたので、1ヶ月弱で塗装まで終えることができました。Web仲間や先輩から、情報や励ましをいただいたおかげで、途中で挫折することなく、完成させることができました。岡山模型さんには不良パーツの交換等で、丁寧な対応をしていただき、感謝しています。また、この日誌にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

2002/10/18

おまけ
 昨日で日誌を終えたつもりでいましたが、ちょっと手を加えたので、ご披露します。
 ギヤボックスは車軸を中心に円運動をします。それを支えているのは、ゴムジョイントだけです。従って、前進、後進のたびにゴムに曲げの力が加わり、それが振動(騒音)の大きな原因になっていました。
 そこで、ギヤボックスの回転運動を制限するために、1.0ミリの真鍮線をギヤボックスに巻き、その端をモーター受け金具と、それに取り付けた同じく真鍮線の間で受けるようにしました。これで、動輪の動きは制限せずに、ギヤボックスの回転をほとんど阻止できるようになりました。
 真鍮線で見栄えは良くないですが、効果は絶大です。かなり静かに走るようになりました。
(後日記…結局これでも不充分で、最終的には、ギヤボックスとモーターを真鍮板でガッチリつないでしまいました。また、ゴムチューブは医療用のカテーテルに替えました。)
 こんなことは塗装の前に済ませておくべきことなのですが、気まぐれなものですから、すみません。

2007/06/09

おまけのおまけ
 昨日、改造ハドソンのギヤケース鳴りを解消しましたが、その勢いでC55のギヤケース鳴りも解消しました。
 ハドソンと同じ手法ですが、このC55は上記後日記に記載のとおり、ギヤケースとモーター取り付け板とを0.5ミリの真鍮板でつないで固定し、モーター取り付け板をバネを介してフレームに半固定していました。
 ある速度のときに、モーターごと共振し、半固定している部分で音を発していました。
 ギヤケースを固定している0.5ミリの真鍮板は、逆U字形に曲げてギヤケースを左右から挟みこむようにして、ギヤケースの左右を固定している2ミリネジに止めていました。ハドソンでは接着剤で真鍮板を付けましたが、このC55の固定方法の方が優れているのでこのまま使い、モーター取り付け板に止めている部分の形状を変更して、モーター取り付け板にハンダ付けした0.5ミリの真鍮板で作った支えに挿すようにしました。挿した部分はビビリを防止するために、1ミリのゴム板を挟んでいます。
 モーター取り付け板は1ミリのゴム板を挟んでフレームにネジ止めしました。
 走らせてみると、どの速度でも共鳴は出ず、うまくいったようです。
 アダチのキットを組んだロコは、あとC53を残しますが、新しい製品のためか、スポンジで軽く押さえるだけでギヤケースの鳴りは発生していません。これはこのまま様子をみることとし、今回のギヤケース鳴り対策の作業はおしまいにします。