2002/09/20 |

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治具
ネルソンの組立に成功し気を良くし、続いてC55のキットを組むことにしました。
今度のC55はアダチの製品で、乗工社のネルソンに比べると、組むのが難しいやに聞きます。これも、はたして完成までこぎつけられるかどうか、ネルソン同様、皆様の応援をお願いします。
本日、岡山模型店に注文しましたので、商品が到着次第、製作状況をご披露いたします。
今日は、C55の組立に備え、治具用のアルミパネルとアルミ角パイプをホームセンターで買ってきました。
ネルソンの組立の時は治具に木片を使用しました。ほとんど問題ないのですが、ハンダ付けの時に、まれに圧力と熱でわずかに変形することがありました。そうするとハンダ付けの結果も、わずかに狂うことになります。今回はそれを避けるためアルミのアングル材を考えましたが、木片治具の経験から、アルミパネルとアルミの角パイプ引き抜き材を使ってみることにしました。
アルミパネル…200×300×2ミリ 960円
アルミ角パイプ…25×15×1000ミリ 900円
角パイプは1メートルもいらないのですが、これしかありませんでした。カットして使います。
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2002/09/21
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キット到着
注文していたキットが宅配されました。
安達製作所のC55、流線型改造機九州型27号機の16番キットです。
門デフを付けております。
ネルソンに比べると、なんだかパーツの数が随分多そうです。組立説明書も細かく記載されているようです。
今日は手を着けるのを我慢し、図面と組説をじっくり読むことにします。
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2002/09/22
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後台枠
フレームの後台枠から始めます。
このキットの組立説明書はネルソンのそれと違い、組立手順まで書いてくれています。楽は楽だけど、考える楽しみがないというか、大きなお世話というか、良し悪しですね。(大きいことを言っていて、後で恥じをかかなければいいですが・・・。)
直角を保つために、アルミ角パイプを治具にしました。まず、角パイプをアルミ板に両面接着テープで貼り付けて固定し、それぞれのパーツの当たる面に両面テープを貼り、それにパーツを貼り付けてハンダ付けしました。(ネルソン組立時に思いついた手法です。)
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2002/09/23
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主台枠
フレームは左右の板がきちんと平面に接し、前後にずれず、かつ垂直に組まなければならないため、左右をがっしりと治具ではさんだ状態でハンダ付けをします。
失敗その1
左右の主台枠板を後台枠にビスどめし、主台枠の前部の梁板をハンダ付けした後、上から全体をよく見ると主台枠と後台枠の接合部分で「く」の字に曲がっていることに気づきました。
原因は後台枠の左右の板が極わずか前後にずれているためです。後台枠を主台枠からはずし、一旦ハンダ付けをばらした後、後台枠の側板を主台枠にビス止めしたうえで、組み直しをしました。
後台枠より主台枠のほうがはるかに正確に組みやすく、先に主台枠を組み、それに合わせて後台枠を組むべきでした。説明書を鵜呑みにした私が馬鹿でした。
さて、次は動輪押さえ板を止めるL型の中枠を付けるのですが、その前後位置が決められません。主台枠が図面通りに出来ておらず、前を合わせれば後が合わず、後を合わせれば前が合わない状態です。ブレーキシューの関係で後に合わせざるを得ないかと思いますが、押さえ板の先端が前に飛び出し、下手をすると先台車の車輪に当たりかねません。押さえ板の先端ぎりぎりにブレーキシューを取り付けるタップが切ってあり、削ることもできません。そこで、様子を見るために、先に先台車を組むことにしました。
先台車
左右の2枚と上部の板をハンダ付けし、それに排障器をハンダ付けすれば完成です。
さっそく、先台車をフレームに付けてみたところ、動輪押さえ板に当たる心配はなさそうなので、そのまま位置決めをし、中枠をハンダ付けしました。
さらに、残されたもう1枚の梁板をフレームにハンダ付けして、フレームの大枠は完成です。
問題発生
一番気になる動輪の位相合わせの確認をしたくて、さっそく、動輪とサイドロッドを取り付け、動輪を指で回してみました。
ゲッ。ひっかかります。調べてみると、第1動輪の右側が位相が少し遅れています。試しに手で回してみましたが、びくとも動きません。あかん。
キット購入元の岡山模型に電話し、対処方法を聞いたところ、代わりのチェック済みの動輪を今日発送しましょう、ということになりました。手元の動輪は受取人払いで宅急便で送り返してくれとのこと。丁寧な対応に嬉しくなりました。
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2002/09/24
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写真なし
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問題解決
岡山模型からの宅急便が届きました。早いです。電話してから半日余りで岡山から福岡へ届きました。
さっそく届いた動輪を付けて試してみました。指で回してみてまだ若干ひっかかりがありましたが、見てわかるほどの動輪の位相差はありません。調整でなんとかなりそうな範囲との見当を付けました。
ひっかかり具合をよく観察した結果、第1動輪と主動輪との間が苦しく、絶縁側のサイドロッドの主動輪のクランクピン穴を、第1動輪の方向へ0.2ミリほど広げることで軽く回るようになりました。ごまかしですが、これで実用上問題は無いものと思います。
ハプニング
次にシリンダーブロックに取り掛かりました。走行に絡んでくるシリンダーブロックは慎重に組みたい、と一部パーツのハンダ付けを始めたところ、あら、ハンダゴテが冷えている。どうもコテの中のどこかで断線したらしい。分解してテスターで探ると、ヒーターの断線だと分かりました。ヒーターを交換するよりありません。
明日、電気器具屋さんに行かなくては。しかしヒーターだけは置いてないでしょうねえ。模型に限らず、何でも最近は店にパーツは置いていませんね。結局コテごと買わされそうです。
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2002/09/25
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ハンダごては、やはりヒーターのみは店になく、結局今までのものと同じハンダごてを丸ごと買ってきました。
しかし、こて先は、新品より、使い慣れた、先のちびた、ハンダのよく乗ったものの方が使いよいので、こて先だけ古いものに取り替えて使っています。
シリンダーブロック
新しいハンダごてでシリンダーブロックを組みました。
バルブガイドをバルブ棒の穴を正確に合わせ、かつハンダで埋めないようにハンダ付けをするために楊枝を穴に突っ込んでハンダを流しました。バルブガイドはバルブギャのことを考え、許容範囲内でできるだけ外側に付けました。
その他は、思ったより簡単に組みあがり、バルブ棒、シリンダー棒、クロスヘッドとも問題なくスライドします。
モーション枠
続いてモーション枠を組み立てます。
例によって、アルミ角パイプと両面テープを使って固定し、ハンダ付けしました。但し、裏板のビスが通る穴の位置が違うなど、何かと図面と違うので、削ったり、ずらしたりと、そんな工夫が必要でした。
写真は、シリンダーブロックとともにフレームにビス止めした様子です。
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2002/09/26
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バルブギャ
ネルソンでは経験しなかったバルブギャの組立です。
組むこと自体はビスで止めるだけですから簡単なのですが、幾つか問題が生じました。
1.加減リンクが入らない
モーションプレートと裏板との間に加減リンクとラジアスロッドを通しますが、その間の間隔が狭過ぎて入らないので、加減リンクの裏を削りました。
2.ラジアスロッドが短すぎる
モーションプレートを、クロスヘッドが衝突しないぎりぎりまで前へ持っていっても、なお弁心棒受に届きません。ラジアスロッドを作り直そうかとも思いましたが、ラジアスロッドをモーションプレートに止めるビス穴を、1ミリ余り後方にもう一つ開けることによって、なんとか解決しました。
3.ラジアスロッドが取り付けられない
これは16番の宿命でしょうが、シリンダーの幅よりモーションプレートの幅のほうが広く、ラジアスロッドが真っ直ぐ収まりません。これについては解決方法は見出せず、ラジアスロッドを曲げて合わせています。曲がっているのは一目見ればわかります。(12ミリゲージャーがにんまり笑っているのが目に浮かびます。)
一応、問題は以上のように、ごまかしですがクリアして、バルブギャは組立完了です。
ドローバー、ギヤボックスの組立は特筆すべきことはありません。
モーター
これもビスで止めるだけのことです。但し、モーターブラケットをフレームに取り付けるビスが長すぎて、モーターの底を押し上げ、モーターが傾斜しすぎるので、ビスにワッシャを噛ましてモーターに当たらないようにしました。
どうも、このキットのビスはここだけに限らず長すぎます。
フレームへの取り付け
バルブギャ、シリンダーブロックをフレームにビス止めし、動輪をはめ、ロッドを付け、リターンクランクをハンダ付けしました。
動輪はコイルバネによる可動式です.が、バネが極めて堅く、ロコの重さでは全くたわみません。押さえ板に張り付いたままです。ベテランの人にコイルバネの自作も勧められましたが、とりあえずこのまま完成させたいと思います。ただし、この状態では、動輪は上下方向には遊びもなく、集電すべき3輪のうち1輪のみ接地している状態が常に生じるわけで、円滑な走行が出来るかどうか疑問です。走行に対する配慮が欠如しているように思えます。せめて先台車や従台車を片絶縁の車輪にすればいいのに。
電源コードを直接モーターに繋ぎ通電してみました。初めから、シャカシャカと気持ちよく動いてくれました。ヤレヤレです。
従台車
ダイカスト製です。ビスで車輪を止めるだけですが、その前のバリ取りが大変でした。
下回り完成
モーターの配線をし、先台車と従台車をビスで止め、下回りの完成です。
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2002/09/27
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テンダーの下回り
テンダーの下回りと言っても、走行テストをするために組むだけですから、床板にボルスターをハンダ付けし、組んだ台車をビス止めし、ドローバー用のシャフトをネジ止めしておしまいです。
テスト走行と調整
1.動輪回りの調整
机上でテストした時にサイドロッドの穴を広げて、一応滑らかに回転するようになっていましたが、レールの上を走らせると、またまたギクシャクです。机上で空転させても以前のように軽く回らず、ギクシャクします。
試しに、コイルスプリングを取ってやると軽く回ります。
それで、分かりました。スプリングで押さえ板に強く押し付けられ、軸箱が動けないため、位相か、クランクピンか、フレームか、サイドロッドか、あるいはそれらの複合した狂いが逃げ場を失って、ひっかかるのです。
そこで、コイルスプリングを短くしました。慎重に6個のスプリングをそれぞれ1ループ分切ってはテストをし、まだ強いので、また、もう1ループ分カットしてはテストし、結局、合計3ループ分カットしたところでベストとなりました。
軸箱は荷重をかけないで、ちょうど軸箱押さえ板に着くか着かないかくらいです。レールに乗せると、中間位置くらいに沈みます。ボディーを乗せると、最上部に着いてしまうかも知れませんが、それでいいと思います。
走らせてみると、軽く走るようになりました。軸箱が軸箱守の間で遊んでいるのだと思います。
また、6輪のレールへの接地も良好になり、集電状況もよく、滑らかに走るようになりました。
滑らかに走ると言っても、ロッドの穴を広げたり、軸受守を削って軸受けの遊びを大きくしたりですから、ネルソンの滑るような走りには全く及びません。なんとか、ひっかかりなしに走るという程度です。
2.従台車がショート
R1000ミリのカーブなのに従台車がドローバーに接触し、ショートします。
ダイカストの従台車の内側を削って、当たらないようにしました。
3.ドローバーが抜ける
ドローバーの位置が低く、走行しているうちに、テンダーのシャフトから抜けてしまいます。
ドローバーのボイラー側のシャフトにワッシャを入れ、また、ドローバーの形状も少し曲げて位置を高くし、抜けないようにしました。
4.シリンダー尻棒がショート
シリンダー尻棒に先輪が接触し、ショートします。脱線するほどのことはありません。とりあえず絶縁側の尻棒のみ取ってあります。
先台車に復元バネをつけてやれば解決しそうです。あるいは絶縁側だけ、尻棒をプラで作るか、まだ、結論は出ていませんが何とかしたいと思っています。 尻棒を付けたくて1000ミリのカーブにしているのに、諦められません。
今日は、こんなことだけで一日が終わりました。
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