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2005/04/21
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C53(前期)形を組み立てる
シングルドライバー502号機を製作した後、桶上線レイアウトやそこを走らせるポーター亀の子の改造や、鉄道を離れてペパークラフト・スタジオジブリの動く城を作ったりして、しばらく本格的な機関車の組み立てから遠ざかっておりました。 キットの組み立てとしては、昨年3月に160形を組んで以来の1年ぶりとなります。
このアダチのC53のキットは、私としては珍しく、少し前に岡山模型から通販で買い、温めていたものです。
C53の中でもデフのない、シンプルな前期型が好きです。とはいえ、個別の号機を知っているわけでもないので、キットを素直に組むことにします。
従来のアダチのキットに比べると、価格も高めだし、チラッと箱の中を覗いたところフレームも仮組みしてあるみたいだし、少しハイグレードの商品のようです。じっくり楽しんで組んでみたいと思います。
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2005/04/22

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主台枠(1)梁
基本的には組み立て説明書のとおりの順に組んでいきますが、動輪の位相だけは気になるので、先にフレーム(スペーサーで仮組済み)、動輪、動輪押さえ板、サイドロッドを取り出し、仮組みして様子をみました。ベーク板の上に乗せ傾けると軽く転がります。よっしゃー、これで安心です。
主動輪のカウンターウエイトは、ちゃんと前後の動輪のそれらと角度を変えてあります。中シリンダーとのバランスの関係ですが、うれしいですね。もうひとつ、動輪のスポークは従来のアダチ製に比べ、極めて細く、タイヤも薄くなっていて、大径動輪の魅力が出せそうで嬉しいです。
フレームは板バネなどのディテールもプレスしてあります。動輪などを付けるとほとんど見えないとは思いますが、ないよりいいです。
シリンダーブロックがくる前梁とモーションプレートがくる後梁をハンダ付けしました。
パーツの精度が余りよくありません。左台枠の先端が設計より少し上がっていて、このままだと台枠の先端が水平になりません。左台枠の先端をバイスにくわえ、台枠を指で押して形を修正しました。
また、主台枠の左右の内法が9.6ミリなのに、梁のパーツの幅が9.3ミリしかありません。前梁は、左右の台枠をヤットコで挟んで狭くしてハンダ付けしました。後梁は、台枠を無理に狭めると狂いが出そうなので、後梁の左右断面に、0.2ミリの燐青銅板で作った帯板をハンダ付けして寸法を合わせました。
前梁は、台枠側の補助板に凹が作ってあり、ハンダ付けの際の位置決めは楽でした。ところが後梁は、第1動輪板バネの裏に付けるのですが位置決めの手がかりがありません。易しく、正確に付けるために、高さ9ミリの冶具を作り、その上に梁を乗せてハンダ付けしました。
余談ですが、今回から、写真の背景に黒の布を使うことにしました。
従来の青い厚紙だと、青い色が真鍮に映りこんで、色調の調整が難しかったのです。バイクモデラーの柴田さんの真似をして、黒布にしました。写真としては地味になりますが、対象物をしっかり見せるにはこのほうがいいようです。
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2005/04/23


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主台枠(2)前・後部
主台枠の先端は外から見えるので、ロストワックス製のディテールを表現したパーツを補助の内板にハンダ付けする構成になっています。なかなか手が込んでいます。
後台枠はカーブ通過の関係で、従台車にダミーを付けて表現します。ここでは、主台枠の後に構造上の部材を組みます。左右の側板はあらかじめスペーサーで主台枠に止められているので、それに上板をハンダ付けします。上板の形状が設計図と少し違っていて、上面が左右の側板の上端より少しはみ出しますが、実害がないものと判断しそのまま使いました。この上にモーターが乗ります。
側板の前端がスペーサーで止められ、そこを中心に回転するので、ハンダ付けで固定しなければなりません。左右の側板にはエンドビームが付き、これに上回りが乗るので、側板の高さは精度を要求されます。それで、側板の後端を、1ミリと0.8ミリの真鍮板の切れ端を重ねた上に置き、高さを出しました。
これで主台枠はしっかり組めたので、再度、動輪の調整を行いました。動輪の軸受けが3箇所、ひっかかります。慎重に、極細ヤスリで軸受け守を削り、僅かに広げました。何回か様子を見ながら削り、軽く上下するようになったところで止めました。
ところが、組み上げてみるとまた2箇所でひっかかります。動輪押さえ板が反っていて、ネジで締めると台枠に歪が出て、軸受け守が狭くなることがわかりました。動輪押さえ板を真っ直ぐに直したうえで組み上げると、今度は全動輪が軽く上下し、かつ、軽く回ってくれました。OKです。
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2005/04/24


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シリンダーブロック
組説の通りに、前後シリンダー妻から作りました。
シリンダー前後蓋は、位置を合わせておいてヤットコで妻板と一緒に挟んで裏からハンダ付けできましたが、バルブ室前後蓋も同じように付けようとして失敗しました。片方の蓋をハンダ付けするところまではいいのですが、その後もう片方をハンダ付けしようとすると、先に付けたほうが動いてしまいます。結局、上の写真のように、テーブルバイスに妻板を乗せて、表からバルブ蓋をハンダ付けしました。
上の写真は前妻ですが、バルブ前蓋の先に3気筒独特の中シリンダー用の弁装置が付けてあり、ロスト製パーツを2個組み合わせて作る手の込んだ構成になっています。マニヤ向けですね。
なお、組説ではバルブ室から後に出る弁心棒は付けるようになっていませんが、弁心棒案内の穴から見えるので、0.5ミリの洋白線を挿しておきました。(写真中)
ロスト製のバルブ蓋には弁心棒を通す穴が開けてあり、フルモーションにする場合は便利です。私にはとても出来ませんが…。
スライドバーは後蓋に開けられた穴に先端を挿し、ハンダ付けするだけです。
前後妻はコ形の中枠に付けますが、中枠の突起が妻板の穴に入って位置が決まるようになっていて、冶具なしで易しく組めます。このような設計は嬉しいですね。
ケーシング(側板)にドレンコックを付けます。0.4ミリの真鍮板を打ち抜いて作ったドレンコックに0.5ミリの真鍮線を通して組みますが、ドレンコックのパーツが7つしかなく1つ足りません。しかし、岡山模型に「赤木さん、欠品です」と電話するのも恥ずかしいので、真鍮板の切れ端で作りました。また、ドレンコックの引き棒は曲がりやすいので洋白線に代えました。
ケーシングはあらかじめ曲げてありますが、形状が正確で、ほとんどそのままでハンダ付けできました。
最後にロスト製のシリンダー尻棒を付けますが、ショートを避けるためにプラ製のブッシュを介して前蓋の穴に接着剤で付けるようになっています。これだと強度も十分だし、いい設計ですね。
カーブで先輪が尻棒に触れる場合でも、脱線まではしないが電気的にショートするという程度がほとんどなので、これで十分だと思います。なお、尻棒の内側は先端を除き、半分に欠き取ってあります。
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2005/04/25
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モーションプレート
モーションプレートの左右の外枠を中枠にハンンダ付けしますが、ロスト製の外枠の接続部分の形状が正しくなく、削って修正しました。
リンク類は非可動なので、ピンを通してハンダ付けしました。
昨日のシリンダーブロックの組み立てに疲れたので、今日はこれだけにします。
*後日記
モーションプレートの幅が広すぎることが後ほどわかりました。当日誌を参考にキットを組まれている方は、04/28の日誌を参照してください。
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