豊後鉄道の機関車たち(3)

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国鉄C53型デンダー機  前期形
模型について
総ブラス バラキット
製造 アダチ製作所
岡山模型より購入
2005/04/21 組み立て着手、2005/06/15完成
精度の高い、組みやすいキットでした。
少し青い塗装をしてみました。

実車について
C53型は1928年から1930年までの3年間に97両が製造されました。
3気筒の異色の機関車で、急客機として活躍しましたが、構造上保守が難しく、以後3気筒エンジン機は作られませんでした。最後まで幹線機として走り、よくある都落ちはしなかった、気位の高い機関車です。

511号機  ドイツ風マレー式タンクロコ

フルスクラッチ製作です。
車輪、モーター、ギヤ、ギヤケース以外は、ほとんど真鍮や洋白素材からの切り出しです。
2005/06/25 組み立て着手、2005/06/15完成
イメージはドイツの2-10-2型タンクロコを2-6-6-2の軸配列に変更した機関車というものです。

ウェザリング処理も初めて試みてみました。
フリーランス、4-10-4型テンダー機と並んで、安定した走行をします。

ランケンハイマー(512号機)  B型タンクロコ
模型について
ワールド工芸社のブラスキットです。
4輪固定式でしたが、走行の安定を計って、公式側の前後輪をイコライザーで結んで変則的な3点支持方式にしました。目いっぱいウエイトを積んだことと相まって、小型車としてはいい走りをしています。

実車について
日本甜菜製糖社の所有するロコです。メーカーズプレートは日本語で「ランケンハイマー 米国製」と表示していますが、そのようなメーカーは米国にはなく、出所の不明なロコです。ナローのロコを改軌して広げたのではないかといわれています。怪しげなろこです。


(改造前)


(改造後)

クライマックス Aクラス
模型について
 中村精密の未塗装完成品を購入しました。
いろいろと不具合のあったところを手直しし、モーターもコアレスに替えました。
色は写真でご覧の通りですが、全部黒を塗った上から赤を塗っています。
 ギヤの伝導は、モーターから平ギヤで数段落とし、最後に車軸を回すところでウォームギヤを使っています。そのために平ギヤの噛み合う音がとてもうるさいです。
 2006年1月に修理・塗装完了です。
<追記 2008/02/06>
 その後、走行音が高いのに閉口して運転されることもなかったのですが、2008年2月に再度の改造がなされ、静粛に走行するようになりました。多段の平ギヤでの減速の構造をやめ、減速ギヤ内臓のモーターから直接(ユニバーサルジョイントのみを介し)、後台車のウォームギヤを回す構造に変更しました。(写真下)

実車について
 アメリカのローカル線で木材などの運搬作業に従事していた、初期のクライマックス型のギヤードロコです。
 実物も最高速度は20km/h程度のものだったようです。

605号機(7100型)
模型について
 鉄道模型社の7100、未塗装完成品を購入し、レストアしました。
いろいろと不具合のあったところを手直しし、モーターも中古のコアレスに替えました。シリンダーブロックはホワイトメタル製ですが、壊れていたので真鍮で作り直しました。ロッドも洋白で作りなおしています。
 第1動輪は固定、第2、第3動輪はスプリングで可動です。
 2006年4月に修理・塗装完了です。

実車について
 アメリカ、ポーター社の製作で明治時代に輸入された7100型のロコで、弁慶、義経、静などで余りにも有名です。

6760型(6804号機)
模型について
 鉄道模型社のエッチングキットを組みました。
 キットと言っても、スクラッチビルドとほとんど変わらない、大変な代物でした。
 第1動輪は固定、第2動輪は軸の中央を押さえた3点支持としています。
 2006年7月に完成です。

実車について
 大正時代の初期の国産の蒸気機関車で、8620の軸配置を4-4-0にし、ボイラーなどはほとんどそのまま流用して出来上がったもののようです。

台湾鉄道E600型(DT560)
模型について
 フルスクラッチ製作です。実物が台湾鉄道の機関車で、図面は全くなく写真も乏しい中で、資料の収集に苦労しました。

実物について
 台湾鉄道が日本のメーカーにキュウロクの製作を依頼したが、メーカーに生産余力がなく、やむなくアメリカ・アルコ社にキュウロクの基本設計で製作依頼しできあがったという国際色豊かな機関車です。アメリカ風キュウロクともいうべき風貌で、どうしても模型化したかったものです。

I-10sa型(アメリカ型コンソリ)
模型について
 製造元が、東京の茜(AKANE)製作所で、GEM MODEL(米国のインポーターです。)が輸入販売、その製造年は1960年代初頭と思われる製品で、未塗装完成品としてメーカーがだしたもののようです。
 テンダーは失われ、スクラッチ製作となりました。モーターもコアレスモーターに交換し、各所の曲がり、外れ、灰箱の取り付けなどの手を加え、塗装をして完成させました。
 先達からいただいた図面や写真を参考にしてテンダーを作りました。

実物について
 PHILADELPHIA READING(フィラデルフィア レディング)鉄道 Class I10Ssa、BALDWIN LOCOMOTIVE WORKS製(1924年)

B10型タンクロコ
模型について
 珊瑚のキットを組んだものです。
 外観はほとんどそのままに組みました。機能的には走行性能の向上をねらって、動輪をイコライザー可動にし、先台車からも左右から集電しました。

実物について
 ピーコック社製の5500を最前線から引退後、タンク機に改造したもので、小回りの利くロコとして二度目のお勤めを果たしました。エアーコンプレッサー装備の公式側は、非公式側に比べサイドタンクがその分短くなっています。

8800
模型について
 珊瑚のバラキットを途中まで組んで投げ出したジャンクをレストアしたものです。
 レストアとはいえ、スクラッチ製作に近い工作でした。

実物について
 ドイツ シュワルツコップ社の製造で、わが国に12両が輸入されました。
 初代の過熱式機関車で、8620設計のお手本になったと言われています。