B10組立日誌(4)

*写真をクリックすると大きく見えます。

    

2007/06/29



キャブ(3)屋根、煙室ディテール
 屋根板にベンチレターを付けたあと、キャブにハンダ付けしました。前後の縁板を付け、側板とのつなぎ目に横板を付けました。
 煙室のディテールを付けました。正面から左右側面にかけて、微妙な3次曲線を描くハンドレールを付けました。0.4ミリの真鍮線を使いました。いつもカーブを出すのに苦労します。
 煙突の後ろに消音器を付けました。ロストの一体ものです。煙突に割りピンで止めるので、しっかりしていいですね。
 床板にエアータンクなどをつける時に邪魔になりそうなので、煙室はまだボイラーに付けていません。はめ込んであるだけです。

2007/06/30



エアータンク、冷却管、エアーコンプレッサー
 挽き物のタンクにロスト製の足と冷却管をハンダ付けしますが、なんでもロスト製というのもいかがなものかと思いました。冷却管は真鍮線を曲げて作るほうがしゃんとした形状が保ててきれいに仕上がりますね。とはいえ、ロストパーツが入っている以上、やはりそれを使っちゃいました。
 タンクの足は0.8ミリ径ですが、床板の穴を0.9ミリに広げて足をはめ込み、床板の裏側からハンダを流し込みました。温度を十分に上げてやると、ハンダは床の裏から穴の隙間を通って表まで流れていきました。
 組説では、エアーコンプレッサーは接続するパイプ(0.4ミリ真鍮線)で保持する構成ですが、強度上心配で、うっかり指でつまんで壊してしまいそうです。それで、0.5ミリの洋白板をL字形に曲げてエアーコンプにハンダ付けし、床板にはしっかりネジ止めしました。上からだとドライバーが入りにくいので、L金具に1.4ミリのネジを切り、床板の下から皿ネジで止めました。後のパイピングでハンダごてが入らなければ、ネジを外してハンダ付けということも出来ますし…。
 いよいよ煙室をボイラーにハンダ付けしようとして、煙突が煙室に対して僅かに公式側に傾いていることに気が付きました。見ただけではわかりませんが、真正面から写真を撮ったりすると分かりそうです。約1度傾いています。目をつぶることにしようかなとも思ったのですが、後で後悔しそうなので修正しました。
 一旦、煙突を煙室から外し、煙室の煙突を止めているネジ穴を横に0.3ミリほど広げ、煙突を止めなおしました。スコヤを煙室の前に立てて慎重に垂直を出しました。
 煙突の角度の修正を終えた煙室をボイラーにはめ、下部のみハンダ付けしました。

2007/07/01



後床板、エンドビームのディテール
 後床板の送水パイプ、ステップ、エアホース、解放テコの取り付けです。
 キットには1.5ミリの真鍮線で作った送水管が付いていますが、長さが不足しているのと、径も細いように思えます。図面で見ると1.6ミリ径ですが、写真の布巻き管などを見るとうんと太いように見えます。手持ちの真鍮線には1.6と1.8があり迷いましたが、1.8になると曲げるのも大変なので1.6ミリ線で作り直しました。わずかに0.1ミリの径の違いですが、感じが違ってきます。
 さらに問題が生じました。1.6ミリの真鍮線だとサイドロッドに当たりそうです。キットではそれを避けるために送水管をかなり外寄りに付けていて、さらにその外側に付けるステップは車幅から大きくはみ出しています。この不具合を出来るだけ解消するために、1.6ミリの真鍮線のサイドロッドに干渉する部分の内側半分を削り、0.8ミリ幅にして付けました。1.8ミリの真鍮線を使わなくてよかったです。
 真鍮線を曲げたり削ったりの作業が大変なので、ガスコンロで真っ赤に焼きなましてから加工しました。
 送水管はステップ本体を床板に付けた後ハンダ付けすると易しく付けることが出来ました。ステップの上段の踏み板は、実物の写真を参考にして、キットの図面の位置より1ミリあまり高く付けました。
 送水管の前端は前床板に接しますが、その高さは現物あわせで決めました。やはりこの辺りのディテールの取り付けは、全体の寸法が決まったあとにしたのが正解でした。
 エンドビームに解放テコとエアホースを付けました。
 解放テコの4個のテコ受けはエッチング板に取り付け位置の通りに並べて作ってあり、枠から外さないままエンドビームにハンダ付けし、その後切り離してひねり、0.4ミリの洋白線を通し、線を曲げてテコの形にしました。これは組説に書いてある通りの手順ですが、テコ受けに通した洋白線を曲げるのは若干無理やりの感じがありました。曲げてからではテコ受けに通らないし、なにかうまい方法はあるのでしょうか。

2007/07/02





フロントビームのディテール、ブレーキ管
 フロントビームにエアーホース、ステップ、解放テコを付けました。
 解放テコはエンドビームの時と全く同じです。テコ受けに洋白線を通しておいて無理やり曲げました。
 エアホースから煙室鞍部にかけてブレーキ管を付けました。0.5ミリの洋白線です。一旦床板の下に隠れたブレーキ管が床板(ランボード)の上を通って、シリンダーの横に出るという想定にして、下回りに付けるパイピングは煙室鞍部までにしました。少し苦しいですが、こうすればパイピングが固定でき、上回りと下回りが楽に分離できると思いました。後付けのブレーキ管の引き回しは、実物でも結構大雑把なようなので、これで勘弁してもらいます。
 非公式側に空気管とブレーキ管を付けました。
 空気管は0.4ミリの真鍮線です。床板に直に付けました。
 ブレーキ管は0.5ミリの洋白線です。0.5ミリの洋白板でブレーキ管取り付け板を作り、それにハンダ付けしました。前床と後床は分かれなければならないので、繋ぎ目は接しているだけです。
 ブレーキ管はエンドビームに回り込んで、エアホースに繋ぎました。

2007/07/03





後ステップ、パイピング
 エンドビームのステップを付けました。
 組説の図面や写真にはエンドビームにステップが付いているのですが、パーツは入っていません。またパーツ一覧表にも記載がありません。欠品なのかそういうキットなのかわかりませんが、いずれにしても作ったほうが早いので0.5ミリの真鍮板で作り、エンドビームに付けました。後からつけると、解放テコ受けなどが取れないか心配でしたが、なんとかうまく付きました。付けてみると0.5ミリの板は厚すぎました。薄く見えるようにヤスリで削っておきました。
 エアーコンプレッサーやエアータンク回りのパイピングをしました。
 チリコシの付く吸気管と消音機につながる蒸気管は0.5ミリの洋白線とし、それ以外のパイプは0.4ミリの洋白線にしました。
 コンプレッサーをネジ止めした状態で各パイプの形状を作りましたが、エアーコンプの下部に付く2本の空気管はハンダごてが届きにくいので、一旦コンプのネジ止めを外して洋白線(0.4ミリ)をハンダ付けし、ネジ止めしなおしました。
 砂まき管は蒸気管をまたぐ形で最後に付けました。
 公式側のエアータンクと非公式側の冷却管をつなぐ空気管は、ボイラーから浮かして大きくアーチにしようかとも思いましたが、がさつな私はすぐに壊しそうなのでやめました。最短距離でつないでいます。
 パイピングに夢中になっていましたが、後床板を外していたものだから、ブレーキ管の先端(下に出っ張っているところ)がつぶされて押し曲げられていました。曲がりを直すと同時に、ブレーキ管があたらないように、ブレーキ管取り付け板を少し長いものに交換しました。
 おっと、写真を見て、非公式側の砂まき管を付け忘れているのに気が付きました。明日、忘れずに付けましょう。