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2006/04/02

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組み立て、走行調整
火室内に目いっぱいウエイトを積んだので、モーターの端子とアースのラグを結ぶビニール線を通す隙間がなくなってしまいました。どうせアース線で、ショートの心配もないので、エナメル線に代えました。これだとうんと細くなるので、通すことができました。
組み上げて重量バランスを見たところ、重心は第2動輪より少しだけ前になっており、この程度であれば上出来と判断しました。
レールに乗せ走らせてみましたが、心配していた先輪のショートもなく、ブレーキシューなどとの接触もなく、ちゃんと走ります。ただし、走行音は少々大きいです。ウォームギヤや車軸の遊びが大きく、この時代の模型としては、こんなものだと思います。
慣らし運転中、突然ガクッと止まりました。第1動輪のクランクピンが緩んでいます。しっかり締めて走らせると、こんどは滑らかに走りません。ピンを締めたために、ロッドの遊びがなくなったためです。ロッドのピン穴を深くしてみましたが、まだだめです。これ以上ロッドの穴を深くすると、強度上問題が出そうです。仕方がないのでピンを少し浮かせることにし、クランクピンのネジの根元に0.1ミリの真鍮線を一周巻いてネジ止めしました。0.1ミリの真鍮線は糸鋸の刃をまとめているあの細い線です。 これで、ロッドが楽に動けるようになり、滑らかに走るようになりました。
どうも、前進時にカーブで滑らかに走りません。首を左右に振る感じです。原因はよく分かりませんが、試しに先台車に復元バネを付けてみました。先台車を止めている段付きネジに0.5ミリ板を止め、それに0.3ミリのピアノ線をハンダ付けし、ピアノ線の先端を先輪押さえ板に開けた穴に通しました。ちょっとバネが強すぎるかなとも思いましたが、走らせてみたところ、首振り現象は収まりました。
先台車の復元バネ付け作業をしていると、動輪押さえ板の開口部から大きくはみ出しているウォームホイールが気になりだし、押さえ板の開口部にギヤカバーを付けてやりました。
0.2ミリの真鍮板を金きり鋏で切って折り、押さえ板にハンダ付けしました。ワールド工芸のキットで、薄板も折曲げれば強くなるという理屈を覚え、活用しています。
大きいギヤなので、オイルをまき散らしそうでしたが、これで安心です。
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2006/04/03
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洗浄
さて、一日中慣らし運転をしているうちに、そこそこ安定して走るようになったので、塗装にかかることにしました。
超音波メガネ洗浄器を使って、温水の洗剤溶液で洗い、その後、マッハ模型のブラスクリーンで洗いました。
洗剤では全く落ちなかった真鍮のサビがブラスクリーンで見る見るうちに取れていくのは気持ちのいいものでした。心配だったテンダーボディーの側板なども、ピカピカになりました。
ただし、今回は車輪も黒染めをするために洗いましたが、鉄製の車軸などは、洗った後すぐに乾かしておかないと、あっという間に赤サビが来るので驚きました。
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2006/04/04
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黒染め
カマとテンダーの上回りとシリンダーブロックを除き、染めました。シリンダーブロックも塗装の剥離対策に染めておきたかったのですが、このロコはクロスヘッドやメインロッドが外せない構造なので諦めました。
初めて車輪の黒染めをしてみました。特に動輪ですが、タイヤは真鍮色、輪心はソフトメタルの色なのでそのままにはできず、塗装の黒ではすぐに剥がれそうなので、黒染めをしました、絶縁しているファイバーや、鉄製の車軸が心配でした。車軸は走行に影響が出る心配があるので、染まらないようにしたかったのですが、うまくいかず染まってしまいました。ウォームホイールは染まらないで出来ました。なお、絶縁用のファイバーは、洗浄・黒染めで問題は生じませんでした。車軸も大丈夫だと思います。
動輪のタイヤのように、ホワイトメタルと真鍮が接している部分の真鍮は、どういうわけか染まりにくいですね。絶縁側のファイバーを挟んだ場合は問題なく染まります。このへんは、化学の領域でしょうか。金属イオンがどうのこうのというようなことでしょうか、私にはわかりません。
黒染めしたパーツもほとんど黒の塗装をするので、黒染め促進停止液の油分が残っていてはまずいので、石鹸でよく洗いました。前回、超音波洗浄器で洗って黒染めが剥がれまくったので、今回は手で洗うだけにしました。
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2006/04/05
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プライマー
車輪や台車ボルスターなどの一部のパーツを除き、黒染めしたものも含めてプライマーを塗りました。テンダーの台車も黒色処理済みですが、色調が違うので黒を塗ることにし、プライマーを塗りました。
マッハ模型のプライマーをシンナーで倍に薄めてエアブラシで吹きました。
車輪はMr.メタルカラーのアイアンを筆塗りし、よく乾いてから綿棒で磨きました。ちょっと光りすぎのような気もします。メッキや真鍮色よりはいいですが、全体が塗れた時点で再検討が必要でしょう。
写真はプライマーを塗る前の準備状況です。写真では、塗ってもほとんど変わりませんが。
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2006/04/06
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ヘッドランプレンズ
プライマーの乾燥待ちの間に、ヘッドランプのレンズを作りました。
車両の陳列ケースに使った2.8ミリのアクリル板の切れ端があるので、これを丸く切って使いました。切れ端と言っても、こんな小さいパーツをに使うのだったら、永久にもつでしょう。
丸くした後、テーブルバイスにくわえて、ヤスリとゴム砥石で凸面に削り、最後にコンパウンドで磨いて完成です。
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2006/04/08
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塗装
プライマーもよく乾いたと思うので、本塗装をします。
塗色しだいで全くロコの印象が変わってしまうので随分考えましたが、この7100はカウキャッチャーも付けておらず、比較的大きい動輪を持っているにもかかわらず背が低く、印象が地味です。それで、弁慶だの義経だのと名乗らず、名無しの7100風、黙って働く蒸気機関車という雰囲気に仕上げることにしました。
油性アクリルの黒とつや消し黒を同量混ぜ、シンナーで3倍ほどに薄め、エアーブラシで吹きました。
火室内とテンダーにウエイトを接着剤で付けました。
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2006/04/09
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細部仕上げ、組み立て
ベル、安全弁、汽笛を磨き出してプライマーを筆塗りしておきました。サビ対策です。
ヘッドランプも内側にシルバーを筆塗りしたあと、乾かないうちにアクリル板で作ったレンズをはめ込みました。初め、レンズの縁金もシルバーを塗りましたが、余りにも銀色なので、いったん剥がしてメタルカラーのアイアンに塗り替えました。このほうが落ち着きます。
組んでみると、車輪のメタルカラーのアイアン色が白っぽくて浮いています。タイヤ以外を上から油性アクリルのつや消し黒を筆塗りで重ねました。
塗り忘れていたモーションプレートも黒を筆塗りしました。
久しぶりに機関士を乗務させました。足先を少しカットしてあります。
塗色は少しつや消しが強すぎたかなという感じがします。混合比を間違えたかも。デカールを貼ったあとのクリヤで誤魔化せればいいのですが。
なお、テストランをしてみましたが、走行は問題ありません。塗装前と同様に走ります。まだ少しうるさいですが、走り込めばさらに静かになりそうです。
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2006/04/10
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手直し塗装、ウェザリング
走らせていると、走りのほうはどんどん良くなってくるのですが、一方、塗装のつや消し過ぎはどんどん気になってきて我慢できなくなり、手を入れました。上から黒(つやあり)を重ねて軽く吹いてみました。
カマとテンダーの上回りだけを外して、2倍くらいに薄めた油性アクリルの黒を、様子を見ながらエアブラシで吹いていきました。煙室はつや消しが強いほうがいいので、マスキングテープを貼っておきました。ベル、安全弁、汽笛、ヘッドランプレンズ、機関士もマスキングテープです。
写真のとおり、ある程度つやを出しました。このほうがいいです。いくら働く機関車でも、くすんでいるのはよくありません。
ウェザリングですが、このロコは余り汚したくないので、ブレーキ回りとテンダー台車だけ軽くサビ色を注しました。エナメル塗料のフラットブラウンです。毛細管現象で隙間に流れていく程度に止めました。
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2006/04/11

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薪積み(テンダー)
テンダーに薪を積みました。
製作途中、全体の雰囲気が見えて来た頃から、このロコには石炭ではなく薪を積みたいなと思っていました。
皆が花見で、桜の木を見上げているその傍で、一人下を向いて、落ちている桜の小枝を探しました。太さ5ミリ程度の枝を拾ってきて、糸鋸で長さ7ミリ程度に輪切りにし、薪割りよろしくカッターナイフで縦に8つに割って薪を作りました。桜は樹皮が赤いので気に入りました。
テンダーの天板の上に、クリヤの合成ゴム系接着剤で一本いっぽん付けました。ランダムに積むのは結構難しいですね。
デカールは協力工場に依頼しなければならないので、少し後になる予定です。ベランダでの記念撮影はその後にしたいと思います。とりあえず、現状の7100の写真をご披露して、ひとまずこの製作記は終えさせていただきます。
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