6760組立日誌(10)

*写真をクリックすると大きく見えます。

    

2006/05/30



砂まき管、逆転棒
 一番ボイラーに近い砂まき管を付けました。0.4ミリの真鍮線です。
 ランボードから下は、余り見えないのと壊れやすいので省略しました。
 ランボードとボイラーにしっかりハンダ付けし、砂まき栓とはハンダでちょんと付けました。栓は取れませんでした。
 キットに付いていた0.9×0.9の真鍮角線を使って逆転棒を付けました。ただし、厚さが0.9ミリというのは変なので、削って0.6ミリ程度に薄くしました。
 キャブ側は、ドアの穴に挿してハンダ付けしただけですが、逆転腕の側はヤスリで溝を入れて鋭角に下に曲げて腕の代わりとし、端をランボードの穴にハンダ付けして止めました。
 また、腕の途中に穴を開け、そこに引きバネ(1ミリ径のコイルスプリング)を付けました。ランボードに付けた0.4ミリ洋白線で作った止め金具に付けています。もちろんダミーのバネです。かなりオーバースケールですが、雰囲気重視です。

2006/05/31

エアーコンプレッサー(1)パーツ作り
 ハチロクのコンプを見て、自作することにしました。
 上の蒸気シリンダー部分は4ミリの真鍮丸棒から削り出し、下の空気ポンプ室は0.2ミリの真鍮板の円盤を重ねて作り、1.4ミリ真鍮線で作ったシャフトに通して組み立てようと考えました。
 蒸気シリンダーの真鍮丸棒は太くてモーターツールのチャックには入らないので、大工道具の大きいドリルを使ってドリルレースしました。センターの穴は1.4ミリ径ですが、上の一部は1.4ミリのネジ穴にしてあります。
 空気ポンプ室の円盤はハサミで丸く切り出した後、1.4ミリの真鍮線にネジを切って作ったシャフトにはめてドリルレースで整形しました。

2006/06/01



エアーコンプレッサー(2)組み立て
 シリンダーとポンプ室との間のC形の接続部分は0.3ミリの真鍮板を帯に切って丸めました。
 出来上がったパーツをシャフトにはめてハンダ付けしました。ネジで止まっているので、位置決めは楽にできました。
 実は、シャフトに蒸気シリンダー室をねじ込もうとすると、固くてはいりません。試しに1.4ミリナットを入れてみるとやはり固いです。シャフトのネジ切りはきれいに出来ているはずなのにと思いながら、念のため、別の1.4ミリダイスで溝をさらってみると数回転させると固くなってしまいます。それに、別のダイスでさらった溝のほうがなんだかピッチが細かく見えます。はじめに使ったダイスを再確認すると、ナント!ピッチが“3.5”と表示されているではありませんか。こんなダイスを持っているわけないのにとキツネにつままれたような気分です。なにはともあれ、これではダメなので、ピッチ“3”のダイスで改めて長い1.4ミリのネジ切りシャフトを作り直しました。写真のシャフトは作りなおしたものです。
 こんな類の失敗は、しょっちゅうあるのですが、皆さんの参考にも何にもならないので、日誌には書いていません。そのため、見ていただいている方には、極めて順調に工作を進めているような印象を与えるかもしれませんが、実態はこんなところです。(笑)
 さて、本題にもどりますが、エアーコンプレッサー全体をハンダ付けしたあと、もう一度軽くドリルレースして、形を整えました。エアーポンプ室のフィンの溝をもっと深くしたほうがよかったですね。
 蒸気シリンダーの上に、バルブ室らしきものを2ミリの真鍮線をドリルレースして付けました。
 パイピングの来る位置に蒸気室やポンプ室を少しV字形に削って0.9ミリの真鍮パイプを付けました。しかし、蒸気シリンダーの方は0.8ミリの真鍮線が来るので、そのままでは入らず、変更が必要かも知れません。
 ポンプ室の裏側を少し削って平らにし、0.5ミリ真鍮板をL形に曲げて作ったエアーコンプレッサー支えをそこへハンダ付けし、支えをランボードの裏にハンダ付けしました。
 下回りに乗せてみましたが、動輪やロッドに当たる心配はありません。動輪とはぎりぎりセーフです。

2006/06/02





エアータンク
 エアータンクの図面がないので、実物の写真から割り出すと径が6.5ミリほどになります。6ミリの真鍮パイプも7ミリのパイプもありましたので、どちらにするか迷いましたが。太いタンクが特徴なので、強調する方向で7ミリのパイプを使うことにしました。
 長さは16ミリとし、現物に当ててみると、かつかつ動輪をクリアできそうです。
 パイプを切って、大工用のドリルにくわえ、ドリルレースで縁にRを付けました。前後の丸い蓋は、0.8ミリの真鍮板(エッチング板の端切れです)を丸く切って6ミリのパイプの端にハンダ付けし、ドリルレースで削って膨らみを表現しました。出来たものを6ミリのパイプからはずし、7ミリのパイプに圧入したうえでハンダ付けしました。端から少し中へ入れてハンダ付けし、古いタイプのタンクの雰囲気を出しました。センターには0.5ミリの穴を開けています。
 0.2ミリの真鍮板で帯を作り、パイプに巻きました。はじめ、0.1ミリの板で作りましたが、物足りないのと、あとのハンダ付け作業のときに取れそうなので、0.2ミリ板で作り直しました。帯板を小さめの径に巻き、バネのようにしてパイプに止めているので、ハンダが溶けても動く心配はありません。
 出来たエアータンクをランボードの裏側に、直接ハンダ付けで取り付けました。ムクの挽き物ではなくパイプなので、ハンダ付けは問題なくできました。
 さて、念のために下回りに乗せてみたところ、なんとサイドロッドが当たります。動輪ばかり気にしていましたが、サイドロッドのことは頭にありませんでした。6ミリパイプで作りなおそうかとも思いましたが、この太短いタンクが気に入っているので、ロッドのあたる部分を欠き取ることにしました。ルーターとヤスリで、ロッドがぎりぎり当たらないように削りました。第2動輪は可動するので、後ろを多めに削りました。
 レールに乗せ走らせてみたところいいようです。よく見れば、タンクの欠き取ったところが見えますが、この程度であれば上等と判断しました。16番の苦しいところです。

2006/06/03

ハンドレール、チリ漉し、消音器、蒸気管
 ボイラーにハンドレールノブ用として0.5ミリの穴を開けていましたが、ノブの足は1.0ミリ径なので1ミリの穴に広げました。
 ノブのハンダ付けはボイラー内からするほうがいいのですが、2箇所はコテ先が届かず、外から付けました。
 ハンドレールは0.4ミリの洋白線を使いますが、後のパイピングの邪魔になるので、ノブをハンダ付けした後、はずしておきました。
 エアーコンプレッサーの排気蒸気用消音器は2.5ミリの真鍮丸棒をお得意のドリルレースで削って作り、足を煙室に開けた穴に挿してハンダ付けしました。
 排気管は0.8ミリの真鍮線で作りました。コンプの排気管取り付け口の内径が0.7ほどなので、0.8ミリの真鍮線の先を少しテーパーに削ってはめ、ハンダ付けしました。チリ濾しの陰に隠れるので、いいかげんです。
 チリ濾しは3ミリの真鍮丸線をドリルレースして作りました。空気管は0.5ミリの真鍮線です。
 コンプ用の蒸気管を0.8ミリの真鍮線で作りました。コンプへの取りつけは真鍮線の先をテーパーに削って9ミリパイプに挿し込み、ボロ隠しに0.3ミリの真鍮線で作ったリングをはめてハンダ付けしました。
 この蒸気管に調圧器を付けなければなりませんが、ちいさくて形状が複雑で、私の手に負えません。なにかいい知恵でも浮かんだら付けることにして、とりあえずは省略することにします。