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2006/01/29
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ハドソン改造計画
2003年3月に、C62のキットを組み立て煙室前部やランボードに手を加えてフリースタイルに仕上げたものの、4-10-4テンダーや2-6-6-2タンクロコをスクラッチ製作した今、見てみると、どうにも存在感がありません。
そこで、あの憧れのニュージーランド鉄道のka942号機のイメージを取り込んだ大改造をやることにしました。
ka942は4-8-4の軸配列で、動輪径も1370mmと異なります。あくまでka942風のフリーのハドソンということで進めます。
煙室部やボイラー上部にカウリングを付け、火室下部を広げます。下回りはそのままにしますが、騒音をスポンジで無理やり押さえ込んでいるところを改善してみたいと思います。
また、塗装は上回りはグリーンを主体にと考えています。また、この際、下回りの塗装剥がれ対策として、下地処理に黒染めをします。
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2006/01/30
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シンナーのお風呂
ネジ止め部分は全部解体し、下回りの車輪やギヤケース、モーターなどの機能部品を除いて、シンナーのお風呂に一晩浸けました。
その後、シンナー風呂の中で筆で洗いましたが、ポリ手袋、防毒マスクで装備しての、ベランダでの作業です。寒いけれど、部屋の中でやるとカミさんに叱られます。
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2006/01/31
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設計図
さて、いくらアバウトな私でも、一応図面は引きます。
アダチのC62のキットの箱を探し、図面を取り出し、参考にする写真(「北米・南米・オセアニア SL鉄道の旅」を開いて、現物をその上に置き、鉛筆で図面に改造部分を描いてみました。
ka942よりC62のほうがボイラー径が大きいようで、少し感じが違ってきますが、まあこんなところかなという形はできそうです。
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2006/02/01
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分解
改造のための最小必要限度の取り壊しをしました。
フロントのカウルを付けるためには、フロントデッキの給水温め器が少し邪魔になるので、形状の変更が必要で、いったん外しました。掴み棒を外そうとしたら、ステップまで一緒に外れてしまいました。しようがないですね。
火室の火床面積を広げるために、火室の下部を末広がりの形状に変更します。そのために後部のランボード、キャブ、その周辺のパイピングなどを外しました。
いつも使っている60Wのコテでは取れそうもないので、久しぶりに100Wのコテを持ち出して、ハンダを外しました。ボイラーとキャブを外すのは大変でした。
バラされた状態は、なんだか廃車みたいで可哀想ですね。
あとは様子を見ながら、60Wのコテで外したり付けたりしたいと思います。
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2006/02/02
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フロントデッキ
フロントカウルの全面を少し傾斜させるので、邪魔にならないように、給水温め器の側板と上板の一部を削り小さくしました。
特に上板はカウルを付けるとほとんど見えなくなりますが、光の具合によっては、カウルの前扉の網目(もしくは格子)を通して少しは見えるかも知れないので、一応付けておきました。温め器の前板は全く見えなくなるので省略です。
ステップは、元の位置だとカウルの真下になってしまい、人が乗れないので、左右の端に寄せました。ステップ取り付け用の1ミリの穴は、なんとかルーターで開けました。元の不要の穴はハンダで埋めました。
工作を進めているうちに、ランボードとフロントデッキの継ぎ目のハンダ付けが弱くなり、グラグラしてきたので、もう一度しっかり付け直しました。
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2006/02/03

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フロントカウル(1)煙室前妻
ka942のカウルがどのようなものか、よく知りません。雑誌の記事によると、簡単に着脱ができ、取り外した状態で走ることもよくあるようです。
私なりにカウルの役目は、外形の美しさのほか、デフレクターとして機能しているものと推測しています。つまり、正面の金網から入った空気流がカウルの中を通って上へ押し上げられ、煙突の周辺から上へ噴出し、煙突の煙を吸い出して高く上げる役目をはたしているのではないかと思います。その前提で、写真で見えない部分についても作っていきます。違っていたらごめんなさい。
煙室は黒、カウルはグリーンに塗り分けたいので、カウルはネジで本体に止める構造にします。止め方を色々考えましたが、煙室前妻板(煙室扉)とカウルの支え板を兼用とし、煙室前妻をボイラーの下端にネジ止めすることにしました。
もちろん、実物は、ボイラーの上は妻板はありませんが、ここでは工作の都合上付けています。
前妻兼支え板は0.3ミリ、内板は0.5ミリ、煙室扉は1ミリ×2枚を真鍮板から切り出しました。
煙室扉は2ミリのネジ穴を開け、2ミリネジにはめてドリルレースで削りました。扉のハンドルは元のパーツを使いました。蝶番は0.2ミリの真鍮板と0.6ミリの真鍮線で作りました。外からは網目(又は格子)越しになるので、ほとんど見えないでしょうが、一応作っておきました。煙室扉は、カウルの観音開きの扉を開いて、そこから開けることになり、観音扉の開口部から外へ出るように、元のサイズよりかなり小さくしました。模型ではどちらの扉も開きませんが…。
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2006/02/04
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フロントカウル(2)仕切り板、側板
カウルの前板と煙室前妻板との間にあって、前から取り入れた気流を上へ流すための仕切り板を前妻板に付けました。これも0.3ミリの真鍮板です。
側板を0.3ミリの真鍮板で作りました。
左右側面と上面とを一枚板で作るのですが、真鍮板に形をとるのが難しく、型紙を作って確認したうえでケガキました。大きめに作って現物合わせで調整しました。
実物のカウルの後ろの写真がなく、その形状がわかりませんが、とりあえず側板の端を少しRを付けて内側に曲げておきました。後板を付けるかどうかは、後で決めることにします。
煙室側面に付いているハンドレールの前端は、カウルの邪魔になるので切り取りました。
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2006/02/05
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フロントカウル(3)前板
0.3ミリの真鍮板で作りました。
これも真鍮板に形をとるのが難しかったですが、現物から寸法を採り、少し大きめに作って、現物合わせで調整しました。
金網の付く開口部は、あらかじめ開けておくと、左右側面へのRを付けるときに板が歪みそうなので、このあと糸鋸で切り取ります。
金網の下の部分は金網と一体の扉の一部ですが、別の板をハンダ付けするのも面倒なので、ケガキ線を強く入れて表現しました。
カウルの上部内側に0.3ミリの真鍮帯板をハンダ付けしました。これは、側板にハンダ付けするときに、作業を易しくするための当て板です。また、角のR部分のハンダ盛りをし易くする効果もあります。もっとも、このハンダ盛りは一応ヤスリ整形まで済ませていますが、側板にハンダ付けするときに、また溶けそうです。
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2006/02/06


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フロントカウル(4)前板扉、ヘッドランプ
金網を付ける開口部を糸鋸で開けました。
前板扉の金網の枠は0.5×0.5の真鍮角線で作りました。
金網は0.3ミリの洋白メッシュ板で、エコーの製品です。これは、横浜のMさんのご好意に甘え、買って送っていただきました。大都会はいいなあ。
メッシュと言っても編んであるのではなく、格子状に打ち抜いてあります。非常に細かく、かつ正確に格子になっています。ちょっと高かった(500円)ですが、値打ちがあります。ただ、私のおおざっぱなロコにはもったいないかもしれません。
ヘッドランプは7ミリの真鍮パイプを使い、ドリルレースで簡単に段を付け、蓋を表現しただけです。ドリルレースは、パイプが太いので、大工道具用の大きいドリルを使いました。
上の写真は金網を張る前です。
中の写真は金網を裏からハンダ付けしたところです。光線の具合で、中が透けて見えます。
下の写真は、前板を側板にハンダ付けして整形し、全体を黒染めして、煙室扉を黒で筆塗り塗装をしたものです。金網に塗装をすると目が潰れる心配があり、黒染めを試してみたのですが、やはりムラになっています。軽く吹き付け塗装をしなければならないようです。なお、金網以外は黒の塗装をした後、上からグリーンを塗る予定です。
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