4-4-0改造日誌(1)

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2003/11/06

7100(弁慶号)を4-4-0に改造
 改造する7100は、1970年頃、完成品を購入したもので、カツミ製です。
豊後鉄道開業にあわせて、棒型モーターをコアレスモーターに交換したりして手当てしましたが、最近ぞくぞく登場する明治時代の機関車に比べると、走行性能が見劣りし、日常の運行から外されてしまっていました。
 何とか修理したいと思っても、下回りは、カウキャチャー、デッキ、シリンダーブロック、フレームの全てがダイカスト製であり、手を着けるのであれば、一から作り直すしかなさそうです。
 一から作り直すのであれば、いっそ私の好きな4-4-0(アメリカン)に改造したい、と夢が膨らみ、今回その線で挑戦することにしました。
 どうなりますやら、今度ばかりは全く見当もつきませんし、自信もありません。とにかく、やってみたいと思います。

2003/11/07



パーツの購入
 車輪とギヤボックスとモーターだけは、自作出来るはずも無いので、とりあえず、モーターを除き、岡山模型店に注文して送ってもらいました。電話で注文すると、すぐ宅急便で届くのでうれしいです。
 サンゴのA8用の動輪(16.5φ)とギヤボックスを買いました。、先輪用の9.5φのスポーク車輪2つは、岡山模型店のご好意で頂いてしまいました。
 現物が揃ったので、上回りとの兼ね合いを考え、ざっと下回りの設計をしたところ、なんとかボディーに納まりそうです。(ただし、火室のバックプレートを作るのは無理のようです。)
 モーターはSAGAMIの1230CWですが、これは、以前、1850を組んだ時に、火室をスケール通りのサイズにすると、キットのモーターが納まらなくなり、岡山模型店に相談したところ、送っていただいたものですが、結局その時は使わず、残っていました。今回これが生かせそうです。もしかしたら、力不足かも。

2003/11/08

イコライザー受け兼動輪押さえ板受け
 通常スペーサーが受け持っているイコライザー受けと動輪押さえ板受けの機能を持つパーツを作りました。
 以前、ハンダごての先に使った6ミリの銅の丸棒があったのでこれを使い、真中に穴を開けて外径2.5ミリ内径2.0ミリのパイプを通しハンダ付けしてあります。パイプの内側にハンダを流し、2.0ミリのタップを切りました。手持ちの素材が貧弱なので、苦労します。 押さえ板を止めるビス穴は、1.4ミリのタップを切りました。
 パイプの長さは10.0ミリで、これをフレームの内側に挟み、外から2ミリビスでフレームに止めるつもりです。イコライザーは0.5ミリ厚とし、フレームと銅棒との間に入れます。
 スペーサーというほどにはフレームをしっかり保持することはできないので、別途工夫が要りそうです。
 それにしても、パーツを作るのは大変ですね。これひとつで一日かかりました。
 なお、クランクピンを注文するのを忘れていたのに気がつき、岡山模型店に追加注文を入れました。

2003/11/09

フレーム本体のパーツ作り
 1ミリの真鍮板から、糸鋸を挽いて、側板と前板を作りました。腕が疲れました。
 側板の軸受け守りは、サイドロッドと寸法を合わさなければならないので、ヤスリ仕上げはしていません。

2003/11/10

サイドロッド
 0.5ミリの洋白板を2枚貼り合わせて作るつもりでいましたが、形状を参考にしようと、ジャンク箱の中から、1850に付いていたサイドロッド(動輪を可動にしたため、不要になったもの)を取り出して、4-4-0の図面に置いてみたところ、1850の第1と第2動輪のホイルベースと、我が4-4-0のホイルベースが同じ25ミリであることが分かりました。わーっ、ラッキー。1850のロッドを関節部分でカットし、第2動輪のクランクピン穴を、穴の半分の深さだけ、φ2.0に広げました。
 幸運に恵まれ、一日かけて作るつもりをしていたサイドロッドが、あっという間にできてしまいました。

2003/11/11



フレーム後板作成、本体組立
 フレーム側板は、軸受け守りを慎重にヤスリで整形し、スペーサーもどきを止めるビスの頭を埋めるために、穴を皿もみしました。
 フレームをしっかり組むために、後板とドローバーシャフト受けとギヤボックス支えを兼ねたものを、1ミリ板から作りました。コ型に曲げて、左右フレームにハンダ付けしました。スペーサーもどきはビスで止めてあるだけですが、充分強度が出ました。
 側板に前板をハンダ付けしました。
 実車のフレームの前半部の構造がよくわかりませんが、横から見て、先輪と第1動輪との間がスケスケに見える感じを出したいと思っています。
 動輪をフレームにはめて転がしてみたところ、第2動輪が不良品であることがわかりました。転がすと、左右の車輪ともふらふら振れます。岡山模型店にSOSの電話をしたところ、在庫のものを送りましょうとのことでした。
 サンゴにしてもアダチにしても、動輪に不良品が出ますね。

2003/11/12





先台車(1)
 先台車を作ります。
 まず、車輪ですが、先輪からも集電したいのに両絶縁です。スポーク部分がプラ製です。片方のタイヤと車軸をショートさせるため、いったん車輪を車軸から抜き、スポークの1本を裏から少し削り、そこに0.1ミリの燐青銅板をはめてから車軸を差し込み、ロックタイトで固定しました。
 次いで、パーツの切り出しです。フレームは1.0ミリの真鍮板です。ボルスターと車輪押さえ板は0.5ミリ真鍮板です。
 左右のフレームとボルスターをハンダ付けしたあと、押さえ板をはめ、ビス穴の位置を決め、開けました。さらに押さえ板を台車にビス止めして、センターピン穴の位置をボルスターから写して、開けました。
 3点支持にするため、前輪の軸穴は上下に長くしてありますが、車軸の中央で支える軸受けを付けました。0.5ミリの真鍮板を曲げてフレームにハンダ付けしてあります。
 ディテールは付けませんが、側控だけは何かで表現したいと思っています。センターピン等の作成と合わせて、明日にします。