2E2テンダー機製作日誌(18)

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2004/10/20

走行調整(2)・ドローバーを作り直し
 ドローバーのテンダー側のシャフト穴は3つ開けてありますが、豊後鉄道では中央の穴が最もよく、短い方の穴だとカーブでテンダーとカマが接触してしまいます。
 設計では、一番短い穴を常時使用するつもりでいましたが、設計も工作もいいかげんなものなので、ひと穴分、テンダーとカマの距離が違ってきたのです。
 豊後鉄道ではこのままでもいいのですが、よその鉄道に出張したときに、ドローバーが短いばっかりにカーブが曲がれないなんてことになると悔しいので、ドローバーを作り直しました。
 写真の、外して横に置いてあるのが従来のドローバーです。裏向きに置いています。
取り付けてある新しいドローバーは、ひと穴分(3ミリ)長くしました。
 テンダー側シャフトを押さえるスプリングは、従来どおり0.5ミリのピアノ線を使っています。これは、なかなか良好です。
 ドローバーとフレームに貼ってある黒いのは絶縁用のビニールテープです。豊後鉄道では不要なのですが、縦曲線のあるレールでは危ないので、念のために貼っておきました。
 なお、カマ側のドローバーのピンの位置は後端ではなく少し前にもっていき、ドローバーを長くしてあります。おかげで、カーブでカマの後端がかなり外側に出ますが、不具合は生じません。これは、リヴァロッシ製ビッグボーイの真似をしたものです。ビッグボーイはもっと極端で、従台車のピンと兼用しています。ただし、ビッグボーイは、テンダーからの集電はしていません。単なるトレーラーです。

2004/10/23



ヘッドランプを修正
 ヘッドランプの傾きを直しました。
 上の写真は、10/17にベランダで写した写真の一部拡大したものですが、ヘッドランプが前傾しているのがわかります。10/17の時点では、「まっ、いいか。上を向いているよりいいだろう。」と思っていたのですが、慣らし運転をしているうちに次第に気になりだして、修正することにしました。煙室扉に付いている大きい台は水平なのですが、その上の小さい台(ランプの足)が前が低く、ランプが傾いています。
 その小さい台を作り替えました。0.3ミリ板だったのを0.5ミリ板に変更し、正確に作りました。これでまん前を向いています。(下の写真)
 機関車の顔になるところなので、やり直してよかったと思います。こういうことがあるので、塗装前にしばらく走らせて遊ぶほうがいいのですね。塗ってしまうと、やり直す気力がなくなります。

2004/10/25



走行調整(3)ユニバーサルジョイントを作り替え
 上の写真の自作のユニバーサルジョイントですが、最近になって低速走行時に騒音を出すようになってきました。遊びが大きくなったためと思われますが、調整しても収まらず、やむなく作り直しました。従来のジョイントの歯を切り取り、2ミリのパイプの上に3ミリパイプを重ね、それにカテーテルを短く切ってはめ、つなぎました。
 回転の抵抗は増えたようで、走りは少し重くなりましたが、ジョイントの鳴りはなくなり、静かになりました。こちらを採るべきでしょう。それにもう少し走らせれば、軽くなるかもしれませんし。
 

2004/10/30

(写真なし)

走行調整(4)動輪押さえ板
 向きを変えて走らせてみると、カーブで走りに差があることがわかりました。九重駅に頭を向けた時のほうがレールと動輪の間の遊びが少なく、きしんで走っているようです。
 調べてみると、第3動輪のギヤボックスが、動輪押さえ板に当たっていることがわかりました。
 そこで、動輪押さえ板をはずし、ブレーキシュー取り付け板もはずし、ギヤボックスの入る穴を広げました。フレームに取り付けて指で動輪を左右に動かしてみると、楽に動くようになりました。
 レールに乗せ走らせってみると、なんと、余計に走りが悪くなってしまいました。よくよく調べてみると、動輪にブレーキシュー取り付け板が当たっています。動輪押さえ板を裏返しに取り付け、ブレーキシューの取り付けビスの穴がセンターからずれていたために、ブレーキシュー取り付け板が横にずれていることが原因であることがわかりました。工作の精度の悪さが、思いがけないところで災いになります。
 元に戻し、祈る気持ちでレールに乗せ走らせてみました。大成功!機関車の頭をどちらに向けても、カーブを楽に通過するようになりました。
 もうぼちぼち、塗装してもいいかな?

2004/10/31

塗装準備(1)クレンザー磨き
 塗装にとりかかることにしました。
 まずは分解し、塗装や黒染めをする部分を、台所用クレンザーを歯ブラシに付けて磨きました。どうしても石鹸かすが隅に残るので、竹串で取り除きました。
 久しぶりに真鍮色の輝きを取り戻しました。

2004/11/01

塗装準備(2)超音波洗浄
 クレンザー磨きの終わった各部分をメガネ洗浄器で洗浄しました。昨日きれいに洗ったつもりでも、洗浄器で洗った後の水を見ると、白っぽく濁っており、かすも出ていました。
 カマのボディーは洗浄器に入りきらないので、前後上下と部分的に4回洗いました。

2004/11/02

塗装準備(3)黒染め、シンナー洗浄
  いままで、小さいパーツ(主動輪のカウンターウエイトなど)の黒染めしか経験がないのですが、今回思い切って下回りを黒染めし、その上から塗装をしたいと思います。長年走らせているうちに、どうしても下回りの塗装が剥がれるので、、染めてあれば目立たないだろうという、そのための黒染めです。
 それに、フレームは軸受けが入ったりするので、できるだけ塗装幕を薄く仕上げたいと思い、前から一度フレームの黒染めを試したかったのです。
 お風呂にするポリの容器は、長さ15センチほどのものしか持っておらず、フレームが入らないので、100円ショップへ行って30センチの容器を買ってきました。
 フレーム、モーションプレート、動輪押さえ板、ブレーキシュー取り付け板、先台車、従台車、ドローバー、テンダー床板、固定台枠、台車を染めました。
 5回ほど、黒染め液に漬けては水洗いし、おおよそ黒くなったところで、促進停止液に漬けて出来上がりです。黒染め液はマッハ模型より通販で買ったものです。黒染め液と停止液の2本がセットになっています。
 フレームのような表面が平坦な形状のものは、そこそこきれいに染まりましたが、台車のような凹凸の強い形状のものはきれいに仕上がっていません。染まったようでも、あとでしっかり洗うととれてしまいました。どうもいまいち、要領がわかっていないようです。しかし、上から塗装をすれば、問題ないものと考え、このまま先に進みます。
 上回りと、黒染めを終えた下回りを、それぞれシンナーで洗いました。
 模型用の小さいシンナー容器だと割高なので、「アサヒペン お徳用 ラッカーうすめ液S 400ml」という缶入りのをホームセンターで買ってきて、上記30センチの容器のお風呂に入れて洗いました。上回りからはハンダかすや真鍮の粉などが出て底に溜まっていました。下回りからは、黒染めの黒い粒子がもやもやと出てきました。油分でくっついていたものが取れるようです。洗剤を溶かした水で洗っても落ちないものがずいぶんあるみたいです。

2004/11/03

塗装準備(4)塗装台作り
 今日は、プライマーを吹くつもりでいましたが、ベランダでやる作業のため、風が強くてできませんでした。天気予報では、明日も風は強そうです。
 竹串に挿すもの以外は木片で作った台に固定して塗装をしますが、ロコの形に応じて乗せる部分の形を変えなければなりません。今回は、カマのボディーと煙室扉は削って合わせ、テンダーのボディーと床、フレームについては新調しました。
 使いまわしを重ねる度に、台は短くなります。
 前回の塗装の時に、木綿製の手袋の繊維が塗装面に付着してしまい、泣きましたので、今回はゴム手袋を買ってきて使いました。ただし、黒染めの部品をそれで持つと、手袋の指先に薄っすらと黒いものが付きます。これではプライマーの食い付きが悪いかなと、ちょっと心配ですが、だめならその時点でやり直すことにて先に進めることにします。専用のシンナー風呂もあることだし…。 

2004/11/05

塗装(1)プライマー
 天気も回復し、晴天、無風、湿度45%と絶好の塗装日和になりました。
 準備は出来ていたので、朝からプライマーを吹きました。タミヤのビン入りの金属用プライマーをシンナーで3倍程度に薄めて使い、エアブラシで吹きました。筆塗りやスプレー缶よりはるかにきれいに塗れます。
 4枚100円のゴム手袋の効果は抜群で、糸くずの新規発生はゼロでした。
 プライマーを吹いた後の写真は余り変わり映えしないので、代わりにベランダでの塗装環境を写しました。きたなくて恥ずかしいのですが…。
 タミヤの塗装ブースを使っています。周りの白壁にも着色がないので、効果はあるようです。これを使うまでは、大きい布を張り巡らし、座り込んで吹いていたのですが、これで楽になりました。
 エアブラシは流しに市販のブラシ台を付けて、そこに置いています。(ちなみに、私は左利きです。)
 床に置いてあるエアコンプレッサーは、吹く時だけ作動するタイプで、音も低く、近所への気兼ねもなく吹けるようになりました。小さく軽いものなので、塗装をするときだけベランダへ持って出ています。