1850組立日誌(4)

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2003/08/24



ブレーキ引き棒
 外しておいたブレーキシューをフレームに取り付けました。
 ブレーキロッドや引き棒をどうするかですが、簡単に付けることにしました。
 理由の一つは、ビス止めのブレーキシューは、ちょっと押すだけで回ってしまい、緩んでしまいます。特に絶縁側のシューが車輪に触れると即、ショートするので、これはあぶない。動かないように補強する必要があります。
 二つ目の理由は、ロコをシルエットで見た場合、随分印象が違うこと。特にこの1850のフレームが、第1動輪と第2動輪の間がアーチ型に欠き取られているので、いっそう引き棒が目立ちます。
 ブレーキテコの下端に0.7ミリ強の穴が開いています。そこで、その穴に0.7ミリの真鍮線を横に通してハンダ付けし、ブレーキ梁の代わりとしました。その0.7ミリの真鍮線の上に、0.5ミリの真鍮線を引き棒としてハンダ付けしました。あっという間にできあがりました。
 これで、ブレーキシューはがっしり止まりました。ただし動輪は、ブレーキシューassyを外してやらないと外れなくなりました。ちょっと面倒ですが、やむなしです。

モーターが大きすぎる
 さて、塗装前の最終チェックのためにモーターを乗せ、ボディーを乗せようとしたら、モーターがじゃまでボディーが乗りません。図面を確認すると、なんと!図面のモーターが20ミリの長さなのに、現物は25ミリもあります。どういうこっちゃ!
 8/16に、火室の長さを4ミリ詰めましたが、これがいけなかったのでしょうか?しかし、詰めなければ、実車の図面と比べても、火室は余りに後ろに出っ張り過ぎるのだが…。
 岡山模型店に電話したところ、力不足が心配だが、火室に入りそうな小さいモーターを送ってみましょう、ということになりました。

2003/08/26



大きすぎるモーター
 このモーターをなんとか使えないだろうかと考え、バックプレートに穴を開け、整流子部分をそこから出して組んでみました。
 2ミリ程はみ出しますが、幸い、床に近い低い位置になり、キャブの横から覗いても、ほとんど見えないことがわかりました。
 小さいモーターに代えて力不足を心配するより、このほうがいいと判断しました。
 バックプレートはハンダがしっかり付いているので、取らずにそのまま、モーターツールにドリルの刃をくわえ、手持ちで穴を開けました。
 バックプレートを触ったついでに、アクセサリーに給水管を火室上部に付けておきました。
 岡山模型店には、お騒がせしましたが小さいモーターは不要になりました、と電話でお礼とお詫びを入れておきました。
 イコライザーも正常に機能しています。通電してみると、ロッドがエアータンクに少し当たるようなので、エアータンクをヤットコで外向き加減に曲げました。これで、動輪は正常に回ります。

2003/08/27

試運転
 一応、完成したのでレイアウト上で試運転を続けています。
 イコライザーが利いた、しっかりしたジョイント音がしています。集電も良好です。嬉しいです。イコライザーを付けてよかった!
 まだ少し、カーブでロッドがひっかかるような音がしますが、慣らし運転で解消しそうな程度です。
 もう二三日走らせて、様子を見たいと思っています。
 整流子が外に出ている分、その「シー」という音がよく聞こえるような気がします。

2003/08/28

慣らし運転
 二日間、慣らし運転を続け、滑らかに走るようになりました。トラ2両を牽いて、行ったり来たりしています。ひょこひょこ走りをしていると、トレーラーを牽いた時にその揺れが目立ちますが、昨日残っていたカーブでの軽いひっかかりもなくなりました。
 ぼちぼち、塗装の準備にはいろうかな。

2003/08/29

塗装の準備
 ブロック毎にバラして洗いました。台所用クレンザーをハブラシに付けてゴシゴシ。
暗いマルーンと黒のツートンカラーにすることにしました。
 ボイラー、キャブ、サイドタンク、コールバンカー、シリンダーブロックがマルーンです。
ドーム、安全弁、煙室とボイラーとの境目のバンドを真鍮の磨き出し、煙室、床板、フレーム、屋根が黒です。
 イコライザーを外すのが面倒で、マスキングテープを貼って、プライマーが余りフレーム内部に入らないようにしました。
 今日は、塗装用の台に乗せるところまでやりました。明日、塗装日和になってくれればいいですが。
 ロコが変わる度に、台を削って形を合わせます。従って、台はだんだん短くなります。

2003/08/30

プライマー
 今日は一日中、雨が降ったりやんだりでした。よせばいいのに、プライマーだけならいいかな、なんて悪い考えを起こし、湿度80%以上あるであろうベランダで、スプレー缶のプライマーを吹きました。
 初めての経験ですが、プライマーが白濁しました。ブラッシングと言うそうです。スプレーの液体が気化する時に温度が下がり、回りの空気が冷やされて、表面に細かい水滴が付き、白っぽくなるようです。湿度の高いときに生じやすいそうです。
 ドームなどの磨き出しにする部分はこれでは困るので、試しに、ドライヤーでパーツを暖めておいて、もう一度上からプライマーを吹き、さらにドライヤーで加熱してみました。すると、なんということでしょう!ピカピカの真鍮色が蘇りました。嬉しくなって、全部やり直しました。(写真…ピカピカに戻ったマルーン色のブロック)

2003/09/02

塗装
 今日もまだ湿度が高かったのですが、塗装をしてしまいました。
 油性アクリルを使い、赤い部分は、Mr.カラーのマルーンに黒とフラットベースを少量ずつ加えました。前回のダージリン・パシが派手すぎたのに懲りて、少し暗いマルーンにしました。マルーンは透明色なので、厚塗りすると色が濃くなります。色合いを見ながら、重ね塗りをしました。ほぼ、思った色が出たと思います。
 黒い部分は同じくMr.Colorの黒とつや消し黒を同量混ぜました。

2003/09/03







完成!
 一晩置いて、完全に乾いたので、ナンバープレートを付けました。糸鋸で一枚板から切り出し(いまどき珍しいパーツです)、合成ゴム系接着剤で付けました。
 組み立ては、まず、ボイラーにドームを付けた後、ボイラー内のウエイトを止めました。
 その後、ボディーに床板を付け、さらに煙室を付けました。 いずれも、パイプをはめながらの作業です。パイプ類は、一部塗装がはがれたので、筆塗りで補正しました。
 パイプをエアータンクやコンプレッサー等につないだ部分は、ロックタイトを流しておきました。
 フレームにシリンダーブロックを付け、動輪、モーター、カップラー等を付けて下回りを組み上げ、上回りを乗せて完成です。
 レールに乗せ、走らせてみると、塗装前と同様に、滑らかに走りました。めずらしく、調整不要です。
 あと、石炭を積まなければなりませんが、気が向いたらやります。

 簡単に完成するだろうと思って組み始めたキットですが、固定式の動輪をイコライザーを付けて可動にしたり、モーターの大きさに問題があったり、マルーンを塗るために色別にブロックを分けたりと、結構大変でした。結局、完成まで一ヶ月かかりました。

 色物に仕上げるときは、空制化前のシンプルなスタイルの方が似合いますね。非公式側から見るほうが好きです。

 写真は、ベランダで記念撮影したものです。
 たぶん、実物の色は写真よりもっと暗いです。画像処理が下手なもので、うまく色が出せません。