1200製作日誌(7)

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2008/04/05

ボイラー
 上回りに移ります。
 まずはボイラーから始めます。
 ボディーの幅が2ミリ、スケールより広がるのですが、ボイラーの径をそれにつれて太くする設計もありますが、ここではボイラーはスケール通りの太さでいくことにしました。
 0.3ミリの真鍮板で作りました。
 板にドームやハンドレールノプなどの穴を開け、糸鋸で切り出し、ヤスリで整形した後、バイスに挟んだ木の丸棒に当てながら丸めました。ただし、サイドタンクの間に来る細い部分は端まで丸みを出すのが大変なので、5ミリほど余分に残した状態で曲げ、曲げ終えてから余分の部分を切り落としました。
 下端のハンダ付けは、エナメル線で緩まないように巻いておき、0.3ミリの真鍮板で作った補強板を内側に当てて付けました。

2008/04/06

ボイラーバンド
 ボイラーバンドを付けました。
 0.1ミリの真鍮板を金切りハサミで1ミリ幅の帯板に切り、ボイラーに巻きました。いつも、100円ショップで買った真鍮板の4辺だけを使っています。中の大部分は使いませんが、なんとなく捨てそびれて、何枚か持ったままです。
ボイラーと煙室の境目の接合リングを作りました。0.8ミリの真鍮板を切って帯板を作り、ボイラーを冶具にして輪にしました。塗装の塗り分けの都合で、これは煙室側に付けます。サイズを正確にボイラーに合わせるためにここで作っておきますが、あとで煙室のサイズを決める冶具にもなる予定です。
 写真を撮った後、外径寸法を測るとかなり太すぎることが分かりました。仕方がないので、ヤスリで削って正しい寸法に仕上げました。こんなことであれば0.5ないし0.6ミリの板で作っておけばよかったです。あいかわらず、曲げたり丸めたりする場合の寸法出しが下手くそです。

2008/04/07

煙室側板
 0.3ミリの真鍮板で煙室側板を作りました。
 側板は長めに作り、最後に現物合わせで余分を切り取ります。
 リベットは大きめに打ちました。特に前縁のリベットは縁ぎりぎりに打ちたいので、板の幅を大きめに作り、リベットを打ってから正しい寸法に削りました。
 煙突の取り付け穴(2ミリ)はあらかじめ開けておきましたが、ハンドレールノブの穴はボイラーのそれと高さが合わないといけないので、後から開けることにしました。
 板の曲げは、ボイラーに接合リングをはめておいて、それを冶具にして形を作りました。
 リングと煙室側板はハンダ付けしました。

2008/04/08



煙室前板
 煙室側板の形状に合わせて煙室前板を作りました。0.3ミリの真鍮板です。
 前板の縁はリベットではなくボルトで止めてあるので、模型でも少しごつくするために0.4ミリの真鍮線を植えることにしました。
 ポンチマークを打ち、ドリルで0.4ミリの穴を開けました。
 煙室扉を通して開閉ハンドルのシャフトが通る2ミリの穴を開けておきました。
 側板と前板を内側からハンダ付けしました。
 ここで長めに作っていた側板、前板の下部を寸法に合わせて切り取りました。図面通りのボイラー高でうまくいきそうです。
 真鍮線を植えました。1本づつ植えるのは面倒なので、30ミリほどに短く切った真鍮線を6本用意し、6本づつ植えていきました。植えた線のハンダ付けは、ハンダで埋まらないように、内側から付けました。ハンダ付けの後、ヤスリで0.3ミリほどの長さに削り、キサゲブラシでヤスリ掛けのバリとりをしました。
 煙室底板を0.5ミリの洋白板で作って付けました。下回りと上回りを固定する2ミリのネジ穴を開けておきました。シリンダーブロックをフレームに止めるネジの頭を避け、同時に煙室下部が床板にぴったり付くように、底板は煙室下辺より0.2ミリほど上げてハンダ付けしています。
 煙突を上からネジ止めするために、2ミリのネジ穴を開けた0.5ミリの洋白板を煙室上部の内側にハンダ付けしました。長い2ミリネジを立てて煙突が真っ直ぐに立つことをよく確認して付けました。これらは皆、現物合わせです。
 煙室下部の後妻板も本当は付けるべきなのでしょうが、工作が難しそうなのと、砂箱の陰でほとんど見えないことを考え、省略しました。

2008/04/09

煙室扉(1)
 煙室扉は0.2ミリの真鍮板にリベットを打った縁板に、1ミリの真鍮板をドリルレースで削った本体を重ねて作りました。
 縁板のリベットは小さいものを打ちました。
 ドリルレースは空回りしないように、センターの穴は2ミリのネジ穴にして、2ミリネジの頭を取ったものをシャフトにしてセットし、回しています。
 写真は煙室本体に出来た扉を止めてみたところです。真鍮生地の状態で見ると、リベットやボルトの表現が少しうるさいですね。

2008/04/10

煙室扉(2)
 煙室扉に蝶番を付けました。
 0.2ミリの真鍮板と0.4ミリの真鍮線で作りました。
 1ミリ幅の帯板にした真鍮板を真鍮線に巻いて形を作りました。
 ドリルレースのときにシャフトにした2ミリのネジ(頭はカット)にセットし、そのネジをピンバイスでくわえて扉を保持してハンダ付けやキサゲを行いました。写真はその状態です。

2008/04/11

煙室扉(3)
 煙室扉に開閉ハンドルを付けました。
 ハンドルは、2ミリネジをドリルレースで削って作ったシャフトの先端に、0.4ミリの穴を開けてさしました。シャフトの根元は2ミリネジをそのまま残し、ネジ溝をハンダで埋めてあります。
 ハンドルは丸ハンドルはなく、棒ハンドル1本だけです。
 棒ハンドルは0.5ミリ真鍮線で作り、ドリルレースで端へ行くほど太くなり、シャフト寄りは細くして0.4ミリのシャフトの穴に刺してハンダ付けしました。
 煙室扉の煙室前板への固定ですが、ハンダ付けをすると前板に植えた真鍮線が動きそうなので、ネジ止めだけにしました。
 煙室扉は開閉ハンドルが壊れやすいので、工作の最後に煙室にネジ止めします。

2008/04/13



煙室 やり直し
 ここまできて、作成済みの煙室(扉を除く)が不満になってきました。
 側板のリベット、前妻のボルトともに板の縁に寄りすぎていて、リベットなどは形が崩れてしまっています。そんな思いでいるときに、煙室上にランプ掛けを付け、かつハンドレールノブの穴を開ける工作をしていてうまくいかず、ランプ掛けは前妻板と一体で作るべきであったという反省も出てきて、思い切って作り直すことにしました。
 前妻板のボルトもうるさく感じていたので、少し数を減らしました。
 リングやネジ穴板は元のものをそのまま使いました。
 一度経験しているので、今度は要領よく出来ました。出来栄えもまずまずです。一番目立つところでもあり、やり直してよかったと思っています。
 手際がいいと、素材の鮮度が落ちずに、きれいに仕上がります。料理と同じかな。

2008/04/14

ハンドレール
 ボイラーのハンドレールノブの穴の位置に合わせて煙室側板にも1ミリの穴を開け、煙室前板の上中央にも1ミリの穴を開けました。
 0.4ミリの洋白線を曲げてハンドレールを作りました。
 煙室部分のハンドレールは微妙な三次曲線なので、なかなか一回で曲げられません。それで、まず柔らかい真鍮線で練習をし、その形に添って洋白線を曲げました。
 0.5ミリの真鍮線を半甲に削り、割りピンを作ってハンドレールノブにしました。バイスにカッターナイフの刃を挟んで立て、糸鋸のフレームに張った真鍮線を往復させて削りました。この方法が半甲線を作るのに一番能率がいいようです。
 実物の写真を見ると、ハンドレールは煙室からボイラーまでつながっているものと煙室の側面で分かれているものとがあるようですが、ここでは塗装の塗り分けの都合上、分けることにしました。
 なお、ボイラーのハンドレールは、周りの工作で壊れそうなので後から付けます。

2008/04/15



煙突
 煙突の裾は6ミリのムクの真鍮丸棒をドリルレースで挽いて、ドリルレースの出来ない下の裾部分は丸ヤスリでしこしこと削りました。
 本体は4ミリの真鍮パイプです。上部の飾り部分は4ミリパイプの上に輪切りにした5ミリパイプ、さらにその上に6ミリのパイプを圧入し、ドリルレースで削りました。
 4ミリパイプの下部に2ミリネジの頭を少し削ってはめ込み、ハンダ付けしました。
 煙室上部の内側にネジ穴を開けた板がハンダ付けしてあるので、煙突本体の2ミリネジに裾部分を通して煙室にネジ止めします。
 どうやら煙突はうまい具合に垂直に付いたようです。
 これで煙室部分は完成です。