1200製作日誌(2)

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2008/03/07



フレーム(3)軸受け守、仮組み
 もう一度左右2枚を重ねて2ミリネジをスペーサーの穴に通して固定し、一番走行に影響の出やすい軸受け守の整形をしました。軸受けの実物を当てて様子を見ながら、とりあえずは遊びがない状態に仕上げました。
 まず、第2動輪の軸受け守を作り、そこからノギスで測って車軸間距離-2.0ミリ×2と車軸間距離+2.0ミリ×2になるように隣の軸受け守の位置を出すようにヤスリで仕上げました。(2.0ミリは軸受けの幅4.0ミリの1/2です。)
 左右2枚をばらしてスペーサーでフレームの仮組みをしました。フレームを金床に乗せて、スペーサーの端の中心にポンチを当て、ハンマーで叩いてカシメました。平らな板の上に乗せてみましたが、フレーム上下面の平面性は出ているようです。
 スペーサーのネジ穴を垂直に保つために、動輪押さえ板を作り、ネジ止めした状態でカシメました。動輪押さえ板は出来るだけ薄く仕上げたかったので、0.5ミリの洋白板で作りました。
 とりあえずは、この状態で動輪、サイドロッドを付け、軽く転がることが確認できてからスペーサーにハンダを流し、梁などを付けてしっかり固定したいと思います。

2008/03/08

フレーム(4)位相あわせ
 フレームに動輪とサイドロッドを取り付けて、位相あわせをやりました。
 今回はロッド、軸受け守ともに精度よく仕上がったつもりなので、動輪の位相さえ狂っていなければうまく行くはずだと思っていましたが、組んで回してみると非公式側の前のロッドが軸受け間の距離に対して短く、軽くつっかえることが分かりました。(注)
 一旦動輪を外して、非公式側の第1動輪の軸受け守を後方にヤスリを数回当て、軸受けが軸受け守の中を軽く上下出来る程度に(0.1ミリ程度と思います)後ろに広げ、再度動輪を全部セットして試してみると、引っ掛かりは解消していました。
 もう一度動輪を外して、先ほど広げた一箇所の軸受け守以外を軸受けが軽く上下する程度に軸受け守を前後に軽く広げました。
 これで動輪をセットして試してみると極めて軽く回り、ガラス板の上を転がるようになりました。
 この際、ギヤケース、モーターもセットし、モーターに通電して回してみましたが、いい具合です。これはよく走るロコになりそうです。(本当かな?)
(注)
 動輪を指で回してみて、引っ掛かる所で動輪を止め、ドライバーの先でロッドを触ってやります。そうすると引っ掛かっているロッドのみが揺れません。原因のロッドを見つけると、ロッドのピン穴とロッドピンの状態をよく観察すると、穴に対してピンがどちらかに寄っています。これで軸受け間の距離とロッドのピン穴間の距離の食い違いかたが分かります。ピン穴を大きくする方法もありますが、私は、軸受け守を遊びなしに作っておいて、遊びを作る段階でその食い違いを調整するようにしています。

2008/03/09

イコライザー(1)
 主に集電対策として、イコライザーで3点支持としますが、第2動輪と第3動輪を結んで2点とし、第1動輪の左右を結んで1点とします。
 今日は第1動輪のイコライザーのパーツを作りました。
 1ミリの真鍮板でイコライザー本体とイコライザー支えを作り、2ミリネジと段付きワッシャーでイコライザー本体を支えにネジ止めする構造です。支えはフレームの内側にハンダ付けします。
 写真右が支え、その隣がイコライザー本体です。
 こういった場合、珊瑚のキットなどは、車軸に筒をかぶせ、その中央を上から支える構造をとっていますが、そうするためには車軸を抜かねばならず、せっかく位相がしっかり合っている動輪を触りたくないので、上記のような方法を採りました。

2008/03/10





イコライザー(2)
 昨日作った前イコライザーをフレームにハンダ付けしました。
 第2第3動輪をつなぐ後イコライザーはスペーサーで支持するので、本体を作るだけです。
 0.5ミリの洋白板で作りました。
 スペーサーの支点が当たるイコライザーの最下部は幅1.5ミリしかありません。もともと、スペーサーの支点下部とフレームの下辺との距離は1ミリしかありません。しかし、1ミリではとても強度的にダメだろうと判断し、1.5ミリの幅を持たせました。そうするとイコライザーが動輪押さえ板に当たってしまうので、押さえ板に1ミリ幅のスリットを入れて、イコライザーを逃げるようにしました。
 動輪押さえ板を直接ネジ止めしたくてスペーサーを下方に下げたのがいけなかったようです。もっと上に付けて、動輪押さえ板とスペーサーの間にナットをハンダ付けするなどの構造にすればよかったと反省しています。
 結果的にはイコライザーは十分機能しており、ますますもって動輪の転がりはよくなっています。
 フレームは位相合わせを含めて満足のいく状態に仕上がったので、スペーサーの接合部にもハンダをしっかり流しました。

2008/03/11

フレーム(5)前・中・後梁
 フレームに付ける前・中・後梁を作りました。前梁は0.5ミリと1ミリの真鍮板で、中梁と後梁は1ミリの真鍮板です。
 車体の構成は大きく分けて、フレームと床板と上回りの3つからなり、全てネジ止めです。通常フレームと床板は外しませんが、シリンダーブロックの着脱の時などには外します。
 前梁はカップラー、シリンダーブロック、上回りを止める役目を持っています。カップラーはケーディーの16番を使う予定ですが、カップラーと上回りを止める2ミリネジとが重なってしまうので、2ミリネジの頭を落とし込むために1ミリ板には3.5ミリの大きな穴を開けてあり、ネジの頭は0.5ミリ板の2ミリの穴で止まります。もちろん2枚は重ねてハンダ付けしています。ほかにシリンダーブロックを止める1.4ミリのネジ穴が2個、カップラーを止める2ミリのネジ穴が1個開けてあります。
 中梁は床板とフレームを止める2ミリのネジ穴を開けました。
 後梁はカップラー取り付けの2ミリネジ穴と床板を止める2ミリネジの通る穴と、モータ支えの後端を止める板を取り付ける1.4ミリのネジ穴2つが開いています。
(5/22 追記)
 カップラーはケーディーの16番ではなく8番でした。

2008/03/12

フレーム(6)前・中・後梁(2)
 昨日作った3つの梁をフレームにハンダ付けしました。
 付ける前に、間違いが無いか再確認をしたところ、スライドバー支えの取り付けを配慮していなかったことに気がつきました。あぶないあぶない。
 スライドバー支えの板が入る0.5ミリ幅のスリットをフレームに入れると同時に、支えをフレームに取り付けるために、中梁の形状を変更し、1.4ミリのネジ穴を2つ開けました。
 また、フレーム上辺より0.5ミリ下げて中梁を付け、スライドバー支え板がはいる空間を作りました。
 梁をハンダ付けする時は、フレームを裏返し、冶具に0.5ミリや1.0ミリの真鍮板の切れ端を下に敷いて内側から付けています。冶具にハンダが付いてしまわないように、マジックインキを塗っています。